CULTURE & LIFE
アーティストに登場いただき、「インタビュー」、「プレイリスト」、ファッションの「マイ・ルール」をお届けする、連載《火曜日のプレイリスト》。
前回より、心地よい音色がクセになる新世代バンドyonawoをピックアップ。
今回はヴォーカル・荒谷翔大氏が、お気に入りのカバー曲を詰め込んだ「フェイバリットカバー」をテーマにプレイリストを作成してくれました。
☞彼らの魅力が知れる、新アルバム『Yonawo House』インタビュー記事はこちら
Index
- 1 フェイバリットカバー曲
- 1.1 荒谷翔大よりテーマの解説:
- 1.2 「yonawoでもカーペンターズ『クロース・トゥ・ユー』をカバーしているんですけど、カバーが楽しいのは曲が持っている良さを違う方向で見れるところですね。これまでフェイバリットなカバーを紹介したことがなかったので今回選んでみました。」
- 1.3 ・Sixpence None the Richer「Don’t Dream It’s Over」
- 1.4 ・The 1975「By Your Side」
- 1.5 ・Harry Styles「Girl Crush 」
- 1.6 ・Maroon 5「Let’s Stay Together」
- 1.7 ・Fugees,Lauryn Hill「Killing Me Softly With His Song」
- 2 select:Mirage Collective 『Mirage』
- 3 ドラマで話題の新ユニットが魅せるミラージュ
フェイバリットカバー曲
荒谷翔大よりテーマの解説:
「yonawoでもカーペンターズ『クロース・トゥ・ユー』をカバーしているんですけど、カバーが楽しいのは曲が持っている良さを違う方向で見れるところですね。これまでフェイバリットなカバーを紹介したことがなかったので今回選んでみました。」
・Sixpence None the Richer「Don’t Dream It’s Over」
アリアナ・グランデやマイリー・サイラスもカバーしている曲です。初めて聴いた時は原曲は知らなくて。歌詞を調べてみたら、メッセージ性がある社会派な曲だったんです。そういう歌詞を知ったうえでカバーして、曲のメッセージを受け継いでいく。そういうカバーって良いなって思いますね。
・The 1975「By Your Side」
シャーデーの原曲とまったく違う聴かせ方をしているですけど、個人的には本家越えをしたんじゃないか?って思えるくらい素晴らしい。そんなことを言うとオリジナルが好きな人に怒られるかもしれないけど(笑)、それくらい好きなカバーです。こんなの完成度が高いカバーができるっていうことに憧れますね。
・Harry Styles「Girl Crush 」
最初に聴いた時はオリジナル曲だと思ったんです。めちゃくちゃ良い曲だなって思いましたね。最近、カバーだということを知ってオリジナルを聴いてみたんですけど、僕はこっちの方が好きでした。アレンジはシンプルなんですけど、ハリーの声が良くて曲にハマってるんですよ。原曲は女性シンガーが歌っているんですけど、僕は女性ヴォーカルの曲が好きで、女性の音域を下げて男性シンガーが歌うと魅力的に聞こえるんですよね。
・Maroon 5「Let’s Stay Together」
この曲を聴いた時は、すぐにカバーかな?って思いました。それで調べてみたらアル・グリーンというソウル・シンガーだったんです。アル・グリーンの歌声はすごくソウルフルなんですけど、アダム・レヴィーンが歌うとポップスとして聞ける。そこが素敵なんですよね。僕もソウルっぽい曲を歌うことがあるんですけど、本家っぽく歌うのではなく、日本人として歌うことを意識してます。
・Fugees,Lauryn Hill「Killing Me Softly With His Song」
この曲は原曲を聴いたことがあったんです。ヒップホップっぽいアレンジが格好いいですよね。しっかり、自分たちのオリジナルにしているし、これだけ曲の顔を変えられるんだって感心します。そういうアプローチは僕らの制作姿勢に似ていると思うし、すごく参考になりますね。
☞彼らの魅力が知れる、新アルバム『Yonawo House』インタビュー記事はこちら
photograh_Kobayashi Mariko
荒谷翔大(Vo)、田中慧(Ba)、斉藤雄哉(Gt)、野元喬文(Dr)にて福岡で結成。寝る前に聞きたい”ベッドタイムサウンド”が特徴の新世代バンド。2019年 11 月に Atlantic Japan よりメジャーデビュー。2020年4月に初の全国流通盤となるミニアルバム「 LOBSTER 」をリリース。11 月には 1st フルアルバム「明日は当然来ないでしょ」をリリース、全国 5 都市で開催された初のワンマンツアーは全公演 SOLD OUT 。2021年 8 月には冨田恵一 冨田ラボ 、亀田誠治によるプロデュース曲を収録した 2nd フルアルバム「遙かいま」をリリース。直後に「 FUJI ROCK FESTIVAL ‘21 」へ出演。 12 月には USEN STUDIO COAST で開催されたワンマンライブも SOLD OUT 。メガネブランド「Zoff」のモデルにも抜擢されるなど多方面で活躍。2022年3月18日 ベッドタイムサウンド”をコンセプトに、夜に寄り添う 4 曲を収録した EP「Prescribing The… 」をリリースし、6月17日にデジタルシングル「After Party 」、7月8日にはテレビ東京ほかドラマ25「晩酌の流儀」オープニングテーマ曲「yugi」、7月27日には初めて客演を迎えたシングル「tokyo feat. 鈴木真海子,Skaai」を立て続けにリリース。「SUMMER SONIC 2022」、「朝霧 JAM」をはじめ、全国各地のフェスにも多数出演し、 11月に3rd フルアルバム「Yonawo House」をリリース。2023年3月にバンド初となる東京・日比谷野外大音楽堂でのワンマンライブ決定!https://yonawo.com/
FUDGE.jpが「Pick up」する、注目のアーティストの新譜を紹介!
select:Mirage Collective 『Mirage』
ドラマで話題の新ユニットが魅せるミラージュ
ドラマ『エルピス -希望、あるいは災い-』の主題歌「Mirage」を手掛けたSTUTSが、新ユニットを結成。メンバーには、YONCE(ヴォーカル/Suchmoss)をはじめ、butaji(コーラス)、長岡亮介(ギター/ペトロールズ)、ハマ・オカモト(ベース/オカモトズ)、荒田洸(ドラム/WONK)など、総勢12名のミュージシャンが参加した。ホーンやストリングスを加えたアーバンなソウル・ナンバー「Mirage」をレコーディング。それをtofubeatsを始め様々なアーティストがリミックスしたのがアルバム『Mirage』だ。曲によってはドラマのヒロインを演じる長澤まさみやサントラを手掛けた大友良英をフィーチャー。ドラマの世界とシンクロしながら、様々な「Mirage」を聞かせてくれる。
text_Murao Yasuo
design_Koinuma Kenichi
edit_Takehara Shizuka
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