CULTURE & LIFE

おしゃれ部屋にしたいけど、どうすればよいのかわからない。そんな時に参考にしたいのが『FUDGE.jp』での人気の連載「【私らしく暮らす】」。さまざまな間取り、生活スタイルのおしゃれなお部屋を紹介しています。今回は連載の中から、1LDK&二人暮らしのお部屋をご紹介。それぞれの好みや共通の趣味を活かしたインテリアをピックアップします。

 

■ROOM1.1LDK・50㎡の二人暮らしインテリア 

おーえさんが二人暮らしをしていらっしゃるのは、50㎡ほどのメゾネットのお部屋。
天井が高く明るいリビングを、DIYで収納の工夫も加えながら、多国籍なスタイルで住みこなしていらっしゃいます。

メゾネットで、天井が高く抜け感があるところ、コンクリート打ちっぱなしの内装などが気に入って選ばれたというお部屋。

 

リビング・ダイニングの広さは約12畳。クールな印象もある打ちっぱなしのお部屋ですが、あたたかみのある色合いの木の家具を選ばれて、うまく調和の取れた空間になっています。

 

テーブルは、PACIFIC FURNITURE SERVICE の SQUARE TABLE L。
「二人で使うのにちょうどよく気に入っています。北欧っぽさもありつつ、脚にはメタルが入っていてアメリカの雰囲気もあります」

 

北欧家具taloで購入されたというヴィンテージの小さなキャビネットはソファ横に配置して、フレキシブルに活躍中。「キャスターがついているので、サイドテーブルに使ったり簡易的にご飯を食べたり。もちろん収納もできるので、助かっています」

 

おーえさんのお部屋には、家族の一員としてパナソニックのペットロボット「ニコボ」もいます。
「インテリアの中にも馴染んでいて。ペットが飼うのが難しくても迎えられるし、今では家族のように接していて、かなり気に入っています」

 

こちらは寝室兼お二人のワークスペースとして使われている、上階の10畳のベッドルーム。デザイナーズ物件ならではの悩み、収納不足については、おーえさんはDIYで収納を増やすことで対応をされています。
「奥にメタルラックを置いて、toolbox のクラシックリブパネルで隠しています。クラシックリブパネルはベッドのヘッドボードにもしていて、安っぽく見えないところがいいです」

 

仕切りがないキッチンとリビングの間には、アジャスターを使って柱を立て、壁をつくって収納兼間仕切りに。

 

板を天井の高さで揃えてアジャスターが見えないようにしたところがポイント。リビング側から冷蔵庫やキッチンが丸見えになりません。

 

キッチンにはアジャスターの柱を使って、有孔ボードを取り付け、引っ掛ける収納ができるように。

 

洗面台にも同じように有孔ボードを取り付けて、さらに開くと棚になっているミラーボックスを設置して収納力をアップ。

 

玄関にもシューズラックをつくられていました。

 

「暮らす美術館」がお部屋のテーマと教えてくださったおーえさん。ダイニングテーブルの上にかけられたアートは、表参道のMoMAで購入。
「大きな絵が欲しくて購入したもので、前の部屋ではあまり合っていなかったんですが、引越したら今の部屋にはまって、それも含めて気に入っています。これがきっかけでアートを集めるようになって、軸になっている絵です」

 

特にお気に入りという、たくさんのものが飾られた、ソファ正面の階段スペース。訪れたお店や蚤の市、旅行先など、さまざまな場所から好きなものが集まってきているそう。

 

特にお気に入りは、真ん中に飾られた不思議なラインのようなものが描かれたもの。蚤の市で手に入れたもので、じつはアート作品ではなく、川の地形を学ぶための小学校の教材なんだそう。そんなストーリーも含めて、ワクワクするものでいっぱいの空間です。

 

集めるものにルールは決めていないというおーえさん。ただ、アニメのフィギュアやガチャガチャなど、欲しくなるけれどインテリアに少し合わないようなものは、玄関の壁にまとめて飾るようにされているそう。

 

あちこちから集まってきた、自分たちの好きなものが、空間に自然と溶け込んでいくおーえさんのお部屋。

こんなふうに自分たちのインテリアを自然とつくっていけたら素敵だな、と憧れてしまうお部屋でした。

→このお部屋が気になる方はコチラの記事をチェック!

 

■ROOM2. 1LDK・60㎡の二人暮らしインテリア 

動線と色合いを意識したコンクリート打ちっぱなしのお部屋から雰囲気としては対照的な物件へと引っ越したcororiさん。今回の住まいはずばりお二人の要望が叶う物件だったそう。
「前回のお部屋も気に入っていたのですが、彼のバイクを置ける場所がなく。1年ほど時間をかけて根気強く条件に当てはまるお部屋を探していきました」(cororiさん)

 

「家賃が下がったこともあり、検索に引っかかったこのお部屋は戸建賃貸の物件で、ガレージ付きなところと私の憧れてた吹き抜けの間取りが奇跡的に叶ったことが決め手となりました」(cororiさん)

 

吹き抜けで天井が高いことに合わせて植物のレイアウトも考えられたそう。

 

「全体で見た時、目線が上がるように植物は高めの位置にも置いてバランスを取ってます」(cororiさん)

 

ツタ系の植物を飾ることで垂れ下がる葉がより立体的に緑を見せてくれています。

 

「住まいが変わり、置ける場所も増えたので植物もまた増やしました。小さいものは窓枠やちょっとしたスペースにも置いています」(cororiさん)

大小様々な植物が住まいの各所に置かれていて、空間全体に緑が広がっている様子が印象的でした。

 

広くなった住まいに合わせて、お二人それぞれが好きなものやテイストを楽しめるようになっていると話すcororiさん。リビング周りはこれまで集めてきたインテリアも活かしながら自身が好きな空間を作られています。

 

「お部屋のスペース毎に異なる雰囲気が楽しめるようになっています。リビングは北欧風、前の住まいから使っているアルテック90Aの丸テーブルが中心です」(cororiさん)

 

楽天で購入したというカラーワゴンに化粧品や、裁縫道具などをまとめて収納することで、ダイニングでいろんなことが出来るようになっていました。

 

「食事はもちろん、朝のコーヒータイムや読書時間など、ダイニングテーブルでほとんどの時間を過ごしています」(cororiさん)

 

真っ白な壁を活かして、窓際にはディスプレイスペースも作られていました。
「画鋲で留めるだけで取り付けられるため、賃貸でも取り付けやすいです」(cororiさん)

 

「書籍や雑貨など、その時々で好きなものを入れ替えながら使っています」(cororiさん)

 

白ベースの空間に、雑貨やお花の色合いもより映えますね。ディスプレイスペース1つで空間の印象も簡単に変えやすいのも良いところ。

 

「午後になるとダイニングには綺麗な光が差し込みます。明るい時間帯に合わせてSNS用の撮影を行う時間も好きな時間の1つになっていますね」(cororiさん)

 

リビングとダイニングの仕切りとなる引き戸はオープンにすることで、以前よりも広々としたリビングダイニングに。お二人、それぞれ同じ場所で過ごすこともあればダイニングとソファに別れて思い思いの時間を過ごすなどゆったり寛げるお部屋になっていました。

 

広くなった住まいで暮らしや趣味のアイテムも多くなったお二人。住まいと自身のスタイルに合わせて収納も作られていました。
「備え付けの収納で隠せるスペースは多くなく、私自身も見せる収納が苦手なのでスペース毎に収納を考えていきました」(cororiさん)

 

キッチン下のオープンスペースはDIYでキャスター付きの引き出しを作って、パッケージが気になる食品系はまとめて収納。

 

お気に入りの器類は、前回同様に無印良品のユニットシェルフを使って取り出しやすく。

 

多趣味なkinokoさんのガレージ収納は、シェルフと収納アイテムで綺麗に整理整頓。
「シェルフはインテリアショップでも使われていて、見た目も好みだったメタルシステムのスチールシェルフを購入しました。」(kinokoさん)

 

シェルフ内はcororiさんのサポートも受けながら、無印のポリプロピレンのボックスでアイテム毎に仕分けて収納されています。

 

バイクのマフラーはヴィンテージショップで1980年代頃のケースを活用して仕舞われていました。
「シェルフも最近になってようやく取り入れられたので、中の収納アイテムにもこれからこだわっていきたいですね」(kinokoさん)

 

前回より広くなった住まいは、まだまだ発展途上。
「ガレージはスペース的にも余白があるので、収納を増やしたり、ラグを敷いたりとさらに充実していきたいと思っています」(kinokoさん)

「次は猫の飼える住まいに住みたいと思っています。ガレージ付きの物件はもう出会えないと思っているので、次は賃貸ではなく戸建てを建てたり、リノベーションをしたりしてより好みの空間を作っていきたいです」

 

異なる雰囲気の物件に引っ越しながら、理想の暮らしに合わせてお部屋を充実させているお二人。
DIYも駆使して次はどんな住空間ができあがるのか。またぜひ伺いたいと思います。

→このお部屋が気になる方はコチラの記事をチェック!

 

■ROOM3. 1LDK・52㎡の二人暮らしインテリア 

 

お二人が引っ越すきっかけになったのは、コロナ禍でのトラブルが背景にありました。
「以前住んでいた賃貸の給湯器が故障し、コロナ禍もあって修繕が進まず、半年近く風呂なしで復旧が見込めなかったため、引越しを決意しました」(Takujiさん)

 

「夫が友人を家に招いて食事をするのが好きということもあって、どうせ引越すなら同じエリアでもより広い部屋でと検索して出会ったのがこのお部屋です。一般的なリノベ済み物件とは異なるデザイン性を随所に感じたのと、開放的な17畳のLDK、日当たりが良いのも決め手になりました」(Mikazeさん)

 

住まいの中でも暮らしの中心になっているのがリビングスペース。
「窓に面して LDKを配置した間取りなのですが、西向きなので日中、特にお昼頃は とても暖かい陽射しが降り注ぎます」(Mikazeさん)

 

「リビングではソファに座わってくつろぐことが多くて、座面の大きなIKEAのSÖDERHAMN ソーデルハムンを置いているため、ごろんと横になって寝てることもよくありますね」(Takujiさん)

 

「価格もお手頃で、ソファカバーの種類がたくさんあるので、住まいに合わせて変えられるのが気に入っています。1つ前のお家では白いカバーをつけていましたが、引っ越してからお部屋の雰囲気に合わせてグレーにしました」(Mikazeさん)

 

ソファの対面にはペーパーコードの座面が特徴的なCH25/ラウンジチェアを配置。
「この住まいに合わせて、何かアイコニックな有名チェアを一脚取り入れたいと思い選んだものです。国立新美術館で座ったときにすごい座り心地が良すぎて感動したので、我が家にもと思い購入しました」(Mikazeさん)

 

チェアとセットで置かれているのが住まいの象徴と話す MIYOSHI RUG のお花クッション。
「オンラインショップだと全然購入できずポップアップへ足を運んだ際に売られていました。お花の柄がすごく可愛くて、ちょっと高かったけど思い切って買っちゃいましたね」(Mikazeさん)

 

「このクッションがアイコニックな存在で、リビングは我が家のシンボル的な場所になっていると思っています」(Mikazeさん)

 

午後にかけて日当たりの良いリビングは植物を育てるのにも、ピッタリの空間になっていて、少しずつ数も増えているそう。

 

植物近くに目をやると、個性的なソフビ人形が並んでいました。
「ソフビ人形に今ハマっていて、個人の作家さんが作っているデザイン性のあるものを家のいろんな場所にちょこっとずつ飾っています」(Takujiさん)

 

「植物スペース以外にもテレビボードや本棚スペースなど、見た目が怖いものは飾ると嫌がられてしまうので、そこらへんも気をつけながら楽しんでいますね」(Takujiさん)

 

クッションやソフビ人形の他にもアートや雑貨でお部屋を彩られていたお二人。
リノベされたオープンで綺麗な空間を活かしながら、個性を足して楽しまれている様子が印象的でした。

 

リビングの対面に設けられたキッチンもリノベーションによって、明るく特徴的な空間になっていました。
「仕切りのない開放的な造作キッチンで、この位置からダイニングからリビングまでお部屋全体を見渡すことができるので、会話しながら料理ができるところが好きです」(Mikazeさん)

 

「またキッチン後ろのカップボードは見せる収納になっていて、夫の趣味のコーヒーアイテムや日本酒、クラフトビールなどを飾っています」(Mikazeさん)

 

自身で日本酒のイベントを企画、開催されているTakujiさん。デザインも味も好きだというお店の缶や瓶がずらりと並んでいました。

 

「オープンな収納になっているのでキッチン用品も好きなデザインのものにしたくて、なかでも気に入っているのがカリタのグラインダーNEXT Gです」(Takujiさん)

 

「カリタとスターバックスのコラボで、この黒と金の組み合わせがすごく気に入っています」(Takujiさん)

 

キッチンの見せる収納に合わせて、ダイニングスペースではご自身で手を加えられた場所もありました。
「カウンター端、デスクスペースのある壁面には、友人にお願いをして有孔ボードを取り付けてもらっています」(Takujiさん)

 

「家に人を呼ぶことが多いので、我が家に来てくれた友人の商品をここで売ることができたらいいなと思って取り付けてもらいました。アイテムとショップカードが飾れるスペースになっています」(Takujiさん)

 

明るく使い勝手の良いキッチンは、在宅での仕事が中心のTakujiさんにとってワークスペースのひとつとしても役立つ場所になっていました。

→このお部屋が気になる方はコチラの記事をチェック!

 

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