CULTURE & LIFE
おしゃれ部屋にしたいけど、どうすればよいのかわからない。そんな時に参考にしたいのが『FUDGE.jp』での人気の連載「【私らしく暮らす】」。さまざまな間取り、生活スタイルのおしゃれなお部屋を紹介しています。今回は連載の中から、1Kを広く見せる工夫がなされたお部屋をピックアップ。部屋に開放感が欲しい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
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■ROOM1.1K・24㎡の一人暮らしインテリア
ミアさんが一人暮らしをしていらっしゃるのは、24㎡ほどの1K。
家具の配置にこだわって、小さいお部屋をうまく活用していらっしゃいます。
お部屋の広さは約7畳ほど。広く見せるコツは、基本の色を白やベージュなどでまとめたこと、そしてお部屋の入り口からベランダまでの動線を意識したこと。ラグは、専門店の「サヤンサヤン」で購入したもの。こちらも、お部屋に合わせてベージュを選ばれています。
模様替えがお好きで、この配置に落ち着くまでにもいろいろと試してみたというミアさん。
以前は、窓の前にソファやベッドを配置されていたそうですが
思いきってソファを「斜め」に配置し窓を隠さないようにしたことで、お部屋に開放感がぐっとプラスされたそう。
お友達とみんなで映像を楽しむソファは、一人暮らしのお部屋にも置きやすいサイズ感。本体とオットマンとを分けて使うこともできて便利だそう。合わせているテーブルはIKEAで購入。シンプルなお部屋に、クッションカバーでアクセントカラーを加えられていました。
写真左側、椅子の上に載せたランプもIKEAのもの。重ねた洋書の上に乗せることで、オリジナルでおしゃれな雰囲気に。右側の収納は、IKEAのエーケト。
こちらの収納を開くと、推しグッズが飾られていました。
「見せるもの」と「見せないもの」をしっかり分けることで、お部屋の世界観はそのままに。ただ、扉をあければ自分の趣味の世界にすぐに浸れるようにされています。
色を統一し、家具の配置を工夫することで、7畳でも落ち着いて過ごせる快適な空間をつくられていたミアさん。「推し活」と「おしゃれな部屋」を両立させる工夫、とても参考になりますね。
→このお部屋が気になる方はコチラの記事をチェック!
■ROOM2. 1K・28㎡の一人暮らしインテリア
友人との期限付きルームシェアから、好みのエリアで自分だけの住まいへ引っ越したCanakoさん。はじめての一人暮らしで選ばれた住まいは好きなインテリアと植物を楽しみつつ、開放感ある空間を大切に空間づくりを考えられていました。
Canakoさんのお住まいは、日々の暮らしを楽しめそうな環境を重視して選ばれたもの。
「住まいは、エリアを絞って探していきました。実家にも帰りやすく、カフェや居酒屋もたくさんある。毎日が楽しく過ごせそうかを重要視していましたね。」
「この物件は、8.5畳とインテリアを楽しめる広さがあったことに加え、東向きで日当たりも良く、植物を育てるためのベランダもあるという3つの条件が揃っていたので決めました。以前住んでいたお部屋より天井が高く開放感があるのも良かったですね。」
1日の始まりから終わりまで、生活を整えてくれているのがベッドサイドの出窓スペース。 「出窓は、冬でも日差しが部屋まで届くため、朝から気持ちよく起きられるところが気に入っています。」
「ディスプレイスペースとしても楽しんでいて、海外で購入したワイングラスやプレゼントでもらった花瓶など、お気に入りのものを置いています。両親もインテリアが好きで、実家で良いなと思ったものを買ってもらうこともありますね。」
定期的に模様替えしながら、愛着のあるものたちを見て楽しめ、住まいにも変化をつけられる場所になっていました。
外出前には、お部屋の一角に設けられた姿見周辺のスペースで身支度を整えられるそう。 「出かける前の準備はもちろん、悩みに悩んで購入した大きめの姿見や、ムートンラグ、draw a line などお気に入りのインテリア類がまとまっている場所としても好きなスペースです。友人にプレゼントしてもらった間接照明を置いてさらに素敵な空間にできたのではないかと思います。」
「姿見スペースの中でも、draw a lineは部屋にあるインテリアの中で一番購入してよかったものかもしれません。お店のディスプレイとして使われていたのを見て購入しましたが、突っ張り棒なので場所をとらないのに存在感があり、色々なパーツの組み合わせで楽しめるところが気に入っています。」
draw a lineには衣類掛けのフックから好きなインテリアも楽しめるトレイパーツを取り付けて。
1部屋でもスペースと使い方を分けながら、1日を気持ちよくスタートできるお部屋になっていました。
暮らしもインテリアも楽しめる住まいづくりのため、大切にされているのが「開放感」だと話すCanakoさん。お部屋づくりでも、もの選びからレイアウトなど窮屈にならないよう考えられています。
「お部屋の開放感を大事にしたくて遮光機能の低いレースのみを設置し、朝から光を部屋にたくさん取り込めるようにしています。」
「私は朝がとても弱いのですが、日光で部屋が明るくなるので、目覚めも良くなりました。一方で、外から部屋の中が見えてしまうことが心配だったので遮像機能は必須で選んでいます。」
カーテンと同様にお部屋の印象を大きく変える床にもこだわりがありました。 「部屋の中で多くの面積を占める床も重要だと感じています。一番最初に物件探しをしていた際は「床が好みの物件」で絞り込んでいたほどです。色々調べていくうちに床もDIYできることを知って物件探しの幅が広がりましたね。」
「設置タイプや素材などを最初にたくさん調べ、はめ込み式の置くだけフロアタイルをタンスのゲンで購入。引越す事も見込んで再利用できるタイプを選択したので、前の家で使用していたものを そのまま使うことが出来ています。」
光やベースカラーとともに、もの選びではレイアウトも大切にされています。 「何かのコンテンツで見た時に納得感が高かったことから、部屋の入口から窓までの線上に家具を置かないよう気を付けるようにしています。実際に取り組んでみて、部屋に入ったときに視線を遮る家具がないと開放感と抜け感が生まれて、部屋自体も広く感じるようになりました。」
視線を遮らないよう、インテリアも窓までの直線上には背丈が低いものを選ぶように。 「寛げる椅子が欲しいけどソファを置いてしまうと部屋が狭く見えてしまいそうと思い、代わりに購入したのがYogibo Miniです。」
「掃除もしやすく、カバーも簡単に洗濯できるのでお手入れもしやすいです。座り心地がよすぎてたまに寝落ちしてしまうため、疲れた時は座らないようにしています。(笑)」
Yogibo Miniとセットで、いろんな用途に使えて便利だと話されていたのがHOLSTO のチェススツール。 「相模原の植物園で一目ぼれして購入しました。ずっしり重く冷たい素材なのに柔らかい。曲線のフォルムがとても気に入っています。気分で植物やお香を置いたり、友人が遊びに来てくれた時は椅子やテーブルの代わりにもなる万能アイテムです。」
明るさと、余白を意識したもの選びとレイアウトで空間にも気持ちにも余裕が生まれるお部屋に。
理想の空間のために情報を集め、実践することで日々の暮らしを楽しまれている様子が印象的でした。
→このお部屋が気になる方はコチラの記事をチェック!
■ROOM3. 1K・26㎡の一人暮らしインテリア
シンプルな間取りのお部屋でお部屋選びの決め手となったスポットへひと工夫と計画的なインテリアのレイアウトで居心地の良いお部屋づくり。お仕事でもインテリアに関わられているymogさんのお部屋についてお話を伺ってきました。
ymogさんのお部屋探しは、住みたいお部屋のイメージを明確にした上で進められていました。
「職場が実家から通える範囲だったため、少し時間をかけてでも良い物件を見つけようと複数の条件を設定した上で住まいを探していきました。2口コンロで作業場も確保できる広めのキッチン。ウォークインクローゼットや独立洗面台があり、駅近で、オートロックなど譲れない条件はしっかり押さえられたところを希望していました」
「こだわりが多い分、結構時間がかかりましたが、その分お部屋も絞り込むことが出来て、内見の数は少なく、納得の行く住まいに決めることが出来ましたね」
現在の住まいに合わせてインテリアも考えていったというymogさん。インテリア選びとともに、物件の決め手になったポイントは、ひと工夫加えて、さらに過ごしやすいお部屋づくりを進められていました。
広めのキッチンはDIYで、棚を付けることで収納としての機能面とディスプレイとしてのデザイン面を兼ね備えてバージョンアップ。
「住みはじめの頃から、ここには棚を付けると決めていました。お気に入りのコーヒーグッズが並べられていて、見るたびに気分が上がります。作ってからしばらく経って段を2段に増やしたことでより使い勝手が良くなりました」
棚に飾られたコーヒーグッズで特にお気に入りだと話すのが、ビアレッティ モカエキスプレス。
「職場の先輩のお家で飲んだカフェラテがおいしくて、聞いたところビアレッティで淹れたと知り、購入しました。簡単に美味しいカフェラテを淹れられるので重宝しています。置いているだけでかわいいデザインも好きで、普段はキッチンの棚に飾っています」
コンロ周りはS字フックを利用して見せる収納に、取り出しやすく、使い勝手も良さそうですね。
キッチン隣のダイニングスペースは内見の時に印象的だった小窓を活かして、スペースづくり。
「部屋の中でお気に入りのスペースが小窓のあるお部屋の角で、ここから差し込む光が綺麗で気に入っています。磨りガラスなのでカーテンはつけなくても問題ないのですが、カフェのような天然素材のカーテンをつけたことで、より柔らかな雰囲気にすることが出来ました」
窓の隣にはディスプレイ棚を取り付けて、お気に入りの小物を飾っていたymogさん。理想のお部屋を目指して、お部屋の特徴を活かした空間づくりをされている様子が印象的でした。
お仕事でインテリアに関わることも多いというymogさん。住まいを作られる上では、職場の人に相談もしながら考えていかれたのだそう。
「職場の方が扱っている3Dでインテリアやそのレイアウトをシミュレーションしながら住まいは作っていきました」
レイアウトと同様にカラーコーディネートも前に一人暮らしをしていた時のナチュラルテイストから、新たな挑戦をされています。
「前回とは違う色合いに挑戦しようと、家具の色味はミッドブラウンで揃えています。ただナチュラルな雰囲気も好きなので、メンズライクになりすぎないように、カーテンやラグ、ソファーなど面積の大きいファブリックは明るいナチュラルカラーを選びました」
ダイニングスペースでは、ご実家から持ってきたというカフェテーブルを配置し、色合いを意識したチェアを新しく加えられています。
「このテーブルだけはどこかで使おうと思っていたのですが、差し込む光が綺麗だったこととキッチンとリビングスペースの間であることからレイアウトを決めました。天気の良い日はこのテーブルの上で写真を撮ると綺麗に写るので気に入っています」
「セットで使っているERCOLのゴールドスミスチェアはずっと憧れていて、理想の木目と色味のものに出会うまで何件もヴィンテージショップに足を運びました。背もたれが高いので体を預けることができたり、少しウェーブがかった板座が姿勢を正してくれるような気がします。ずっと大事に育てて、味わい深い色味にしたいです」
ソファーもそのカラーにもこだわって、選ばれていたのはRe:CENOのfolk。お店で見つけて一目惚れした思い入れのあるインテリアでした。
「柔らかな座り心地で、いつまでもここにいたくなります。お部屋が狭いのでソファーを置くのは半分諦めていたのですが、背の低いものを選ぶことで圧迫感を感じずに置くことができました。カバーは、さらりとした肌触りのリネンがお気に入りです。奥行きが広いので三角座りをしたり、うたた寝も出来るので、とても居心地が良いですね」
ダイニングとソファスペースの間には、お気に入りのインテリアや本を集めたディスプレイスペースがありました。こちらで飾られているアイテムも木の色合いや可愛らしいデザインが多いですね。
お気に入りのお部屋は時間帯に限らず楽しめるように、こだわりの照明で雰囲気を変えられていました。
「暗くなる時間帯でもシーリングライトでなく、電球色の落ち着く雰囲気で過ごしたいと考えていました。フロアライトのGRASPは、支柱の彫刻デザインに一目惚れして購入したのですが、ひとつあるだけでお部屋のアクセントになってくれています。シェードもファブリックで、柔らかい光がぽわんと広がり、見ているだけで癒されますね」
レイアウトやカラーコーディネートを考えながら、ルームスタジオのようにご自身のお部屋で写真撮影などを行う機会も多いというymogさん。ただそんな日々の楽しみに対して、お部屋のマイナスポイントが少し不便な要素になっていました。
「大きな窓が東向きで、朝焼けはとても綺麗なのですが、夕方や曇りの日は1日お部屋が暗くなってしまうのが気になります。どんな日でも写真に残したくなるような明るいお部屋が理想ですね」
現在のお部屋は引き続き楽しみつつ、既に新しい住まいが決まっているというymogさん。今より広くなるお部屋で新しいインテリアも楽しんでいかれたいのだそう。
「今の住まいは一人暮らしに合わせて、ミニマムなお部屋づくりを楽しんできたので、次のお部屋では、ゴロンと寝転べる3人掛けのソファーや大きなダイニングテーブルなど、今の住まいでは置けなかったインテリアを楽しんで行けたらと思っています。ただお部屋が変わっても、今の家具たちは変わらず大切に育てていきたいですね」
住まいにテーマを持って、全体のバランスも考えながら楽しまれているymogさん。今回のお部屋づくりの経験から、より広く、自由度の高い空間でどんな住まいが出来上がるのか。また新しいお部屋にもお伺いできる日が楽しみです。
→このお部屋が気になる方はコチラの記事をチェック!
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