CULTURE & LIFE
一人暮らしに人気な1Kの間取り。キッチンが独立しているので、インテリアを楽しみやすいですよね。そんな1Kのお部屋をオシャレにレイアウトしているかたはどのような点を重視したり、こだわっているのでしょうか?3者3様の好きが詰まったセンスのいいお部屋を紹介します。
Index
■ROOM1. カラフルなファブリックで部屋を彩る一人暮らしの1Kインテリア
Webディレクターとして働いていらっしゃるmakiさんのお住まいは、30㎡ほどの1K。同じエリアで22㎡から30㎡へお引越しをされたというmakiさん。家でお仕事をすることが増えても、仕事をする場所と、食事をとる場所を分けられる広さがあることが、よかったポイントだそう。
お部屋はL字型の1K。キッチンの前にダイニングテーブル、窓際にお仕事用のデスクを置かれています。
とてもカラフルなファブリックが何種類も贅沢に使われているのが圧巻の、makiさんのお部屋。カーテンはなんと、6枚の布を組み合わせていらっしゃるそう。
「ファブリックは全て、H.P.DECO で購入しました。お店でもいろんな種類を組み合わせたディスプレイがされていて、カーテンは同じ布を2枚買うイメージでしたがそうじゃないんだ、という驚きがあって。私もちょっとやってみたいな、と思ったんです」
全てのきっかけは、ベッドにかけられていた素敵なチェックのマルチクロス。
「日本にはない柄、発色に心奪われて購入しました。このマルチクロスも1点もので、実はけっこうな値段なんです。でも、1枚買ってみたらそれにあわせていろいろ欲しくなって、次々に増えていきました」
お気に入りという照明も、H.P.DECOのもの。
「一目惚れして購入しました。木の枠に糸がはりめぐらされていて、光に糸が透けると影がすごく綺麗なんです」
テーブルセットも、まるで映画の中の世界のようです。
固定概念や、特定の用途にとらわれずに、カラフルなファブリックを贅沢につかって、思う存分インテリアを楽しんでいらっしゃるお部屋でした。
makiさんのInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/mg9.maki/
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■ROOM2.アートやDIYで居心地の良さをアップ!一人暮らしの1Kインテリア
Fujinoさんのお部屋探しは、住み心地の良さそうな空間であることを大切にして進められていました。
「駅からの距離は少しありましたが、一人暮らしの中では広めなキッチンに、独立洗面台、加えて南向きで二面採光によって部屋が明るく、暖かみがあったところが気に入って決めました。周辺環境や外観もしっかりチェックしましたね」
デスク上にはご家族がDIYで作ってくれたというパソコン台がありました。在宅での仕事が長い分、身体に負荷が少ないよう考えられています。
作業中でも視界に入り、癒してくれるのは大きなモンステラ。
「植物は、今回のお部屋で育てるようになったのですがどんどん成長していく様子に楽しくなって数が増えていきました。モンステラは鉢カバーもお気に入りで、くしゃっとした見た目に惚れて購入しました。撥水素材なのでお手入れもしやすく、様々な鉢のサイズに対応できるのでおすすめです」
植物と同じく、お部屋時間の気分を切り替えてくれるアイテムとして、役立っていたのがhibiのお香。
「マッチタイプのお香は、友人にプレゼントでいただいてからお気に入りで常に家に置くようにしています。甘くエキゾチックな香りがふんわりと広がるのが良いですね。お値段もお手頃で香りもたくさんあるので、プレゼントにもおすすめです」
自分が心地よいと感じる色合いを中心に、好きなアート作品を購入したり、ご自身で描かれてみたりと自分らしい色合いも足されることで、好きが集まった自分だけのお部屋が出来上がっていました。
ものづくりのルーツはご家族にあり、実家には作業用の空間もあり、お父さんは趣味で家で使う様々なものをつくられていたとのこと。現在の住まいにも前に紹介したパソコン台を始め、作ってもらったものも取り入れられています。
「一人暮らしを始めた当初から棚を探していたのですが、なかなか気にいる棚が見つからなかったので、父に依頼して作ってもらいました」
「棚の高さもこだわってもらっていて、中断には文庫を、一番下の段は大きめの本も収納できる高さにしてもらったりとサイズ感にもこだわりました。ネジもアンティーク調にしてもらった点も気に入っています」
ワークトップにも使用頻度の高い、お箸やキッチン用品を取り出しやすさと直置きで汚れにくいよう台を作って置かれていたりと考え抜かれていました。
社会人になったばかりという事もあり、いきなり高級な家具を購入するのは難しいので、低予算で気にいるものを探して集めていると話すFujinoさん。まずは手の届く範囲で自分の好きな空間を作ってみながら、お部屋づくりのイメージを膨らませていくのも面白そうですね。
「在宅での仕事が中心のため、より集中出来る環境を目指して、ワークスペースと寝室が分けられる物件に住めたらと思っています。住まいが変わったタイミングでインテリアなども見直したいですね」
今回のお部屋で得た知識や経験が、これからの住まいでどう活かされていくのか、住まいが変わったら、ぜひまた伺ってみたいお部屋でした。
fujino(@fujino_room_)さんのInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/fujino_room_/
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■ROOM3.モダンな空間にこだわりのアイテムを組み合わせた1Kのインテリア
Kaiさんが初めての一人暮らしに選ばれたお部屋は、32㎡ほどの1K。職場が近く、収納やキッチンに十分な広さがあったことから選ばれたお部屋です。
築22年と少し年数が経っているお部屋ですが、好きなインテリアのイメージに合わせて、ご自身で床をはり、巾木を白に変えていらっしゃるそう。窓もカーテンではなくブラインドを合わせてすっきりと。
居室の広さは8畳ほど。ベッドとクッションソファ、ローチェア、ダイニングテーブルを置いて、ゆったり使われています。
狭い部屋なので、使う色の数は抑えて、全体に統一感が出るようにしているとKaiさん。こだわって選んだ家具やアイテムも、ホワイト、グレー、ウッドベースのシンプルでモダンなデザインのものが多いです。
窓際に置かれている「ニーチェアエックス」はお気に入りの家具。
「一番最初に買った椅子です。昔からある名作といわれるデザインで、座り心地がとてもよく、かつ折りたたみができるので掃除もしやすいのが気に入っています」
こちらの木製のオブジェは、じつは延長コード。BLESS の「CABLE JEWELRY」という商品で、一般的には“隠す”配線を、部屋のメインのインテリアにしてくれるほどのデザイン性の高さがお気に入りのポイントだそう。
リモートワークは、ダイニングも兼ねるテーブルに、ハーマンミラーのセイルチェアを合わせて。
「座り心地も機能も、ハーマンミラーなのでとても良いのですが、やはりデザイン的に自分の部屋になじむところが一番のポイントでした」
色数を絞ってモダンな雰囲気に統一しつつも、ディテールにこだわったクラフト感のアイテムをセレクトし、シンプルな空間にも“遊び心”を取り入れることを意識していると教えてくれたKaiさん。
これ、いいな! とちょっと真似してみたくなる、素敵なアイテムがたくさんあるお部屋でした。
KaiさんのInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/kai_shibata__/
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