CULTURE & LIFE
東海エリアの中心地にもアクセス良いエリアでの二人暮らし。ご主人に気兼ねなく、自分の好きを楽しむために自室を有効活用されているもくさんへ、リラックスできるお部屋づくりについてお話を伺ってきました。
自分だけの部屋で理想の空間をつくる
現在の住まいはネットで見つけた後に一度埋まってしまい、諦めかけていたところに、急遽空きが出て即決されたほど念願だった場所。共用部分はあくまでご主人とのお部屋として、もくさんがこだわられているのは、11㎡ほどのご自身の自室でした。
「夫婦で趣味が全然違っていて、夫はシンプルな空間が好きなんです。そのためインテリアは私が中心になって決めていますがディスプレイは十分に飾ることができず、お部屋づくりの楽しみは自室で満喫しています」
こだわりのお部屋づくりは入り口から。リビングからも見えるお部屋の入り口は目線の高さの壁と足元で絵になるディスプレイとなっていました。
「壁にかかった横長のフレームと、ユーカリのスワッグ(ここは秋までミモザでたまに変わりますが…)に雑貨屋さんで我慢できずに買った木箱や食べ物関連が多めの本・雑誌ゾーンとまとまりはないですが好きが集まっているお気に入りスポットです」
アートを邪魔しない、淡い色のマスキングテープを活用して、気分に合わせてディスプレイは変更。簡単に、お部屋の印象を変えられるのが良いですね。
ベッド周りもお気に入りの空間の1つ。「入り口と同様に、一目惚れしたポストカードやいいなと思ったショップカード、とにかくビビッと来たものを壁に貼ったり、その時の気分でクッションカバーを変えたりして視覚的に楽しんでいます」
「明日つける予定のピアスを置いたり、乾燥を感じたらすぐに保湿できるようハンドクリームやリップを置いたり。利便性の良さもお気に入りのポイントです」
お気に入りの入り口とベッドサイド、その両方で使われていたのが楽天で購入されたギャッベ風ラグ。「どちらもネットで買ったんですが、実物が届いたら想像よりもずっと可愛くていい買い物をしたなと思いました。ただこのラグ同士がちょっと系統が違うので今後どこに敷こうか悩み中です」
今後に向けてはより大きめで気に入るラグを探し中。「壁を柄や色のあるもので飾っているのでラグは極力シンプルに、かつ気に入るものをと探しているのですが、良いものがなくもう少しで1年経とうとしています。お部屋の印象に大きく関わるので焦らず、良いものに出会えたらくらいに考えています」壁や床は白が中心のお部屋だからこそ、アイテム選びでまだまだお部屋の景色は変わって行きそうですね。
お気に入りの箱や籠で収納を楽しむ
自分だけの好きな空間だからこそ、収納も楽しく、お部屋が整うものを活用されていました。
「地元の蚤の市で買った古い引き出しはマスキングテープや画鋲など、壁を飾るのに必要なちょっとしたものがしまえて便利なアイテムです」
「一段ずつ浅いため、引き出しの中がごちゃつかず使い勝手もなかなか。もちろん見た目も可愛くてお気に入りです」
隣に並ぶサイズ違いのセットの籠は実用性も高い、絵になる収納アイテム。
「圧倒的な収納力でオフシーズンのアイテムやノートパソコンなど、使用頻度が低いものをしまっています。結構乱雑にしまっていますが、蓋を閉じてしまえば関係ないので助かっています」
蓋のない籠も布をかければ、隠す役割としては十分。カバーを変えればまた空間の印象も変わりそうです。
どんな住まいでも合わせやすい色合いで考える
以前は北欧系の家具でも白基調のものが多かったと話されるもくさん。SNSで様々な住まいを見られる中で好きな雰囲気にも変化があったそう。「最近はナチュラルよりもオークやブラウンのように、落ち着いた木の色合いが好きなのだと気づいて、少しずつ買い替えていっています」
「飽きっぽくて部屋のイメージをよく変えたくなるので、今後を見据えてもどんなイメージにも合わせやすい木目の家具で、ただし今後に向けては、木製家具ばかりで平坦な印象になりすぎないように、少しずつ金属や革などの異素材も取り入れていければ良いなと思っています」
「派手色や柄物は面積の小さいもので、部屋で一番面積が大きいベッドリネンには無地を使うことで部屋全体が散らかりすぎないよう心がけています」
お部屋の色合いを考える上では、無機物だけでなく、植物もお部屋の間取りを活かしながら楽しまれていました。「日中の日当たりが良い窓際はレースカーテンの雰囲気も良くて好きな場所なのですが、ここで観葉植物を日光浴させるのが日課になりました」
「最近では折りたたみの椅子を購入したので私自身も日光浴したくて機会をうかがっています」
現在の住まいもまだ1年ほどのため、今のお部屋を楽しむことを第一優先に、今後の住まいについても夢が膨らんでいました。「しばらくは今の家から動かないつもりなので、より自室でくつろげるように大きめのラグと大きめのクッションの導入を目論んでいます」
「将来的に住まいを変えることも考えてインテリア選びもするようにしていますが、やっぱり日当たりの良い部屋がいいなと思います。また、私も夫も料理をするのでキッチンが広くて、かつそこに窓がついてたらなお良しですね」
一人暮らしの時と同様に、自室を有効活用することで住まいを楽しまれているもくさん。
家族や価値観が変わる中で、同じく変わってきているインテリアとお部屋づくりを通して磨かれている感性から今後どのようなお部屋が作られていくのか。これからも目が離せませんね。
もく(sn.s_hi)さんのInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/sn.s_hi/
text & photo : Tsubottlee
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出典: goodroom journal
記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)
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