CULTURE & LIFE
“大人を自由にする住まい”がコンセプトのリノベーション会社「ゼロリノベ」が、お洒落なリノベーション事例や、ある人のお部屋を通して心地よい暮らし方のヒントをお届けします。
レトロな雰囲気が漂うインテリアに、和服で過ごしたくなるような空間。
そんな優しい空気が漂うKさんのお宅は、渋谷区代々木にあります。散歩コースには代々木公園や明治神宮、一歩足を踏み入れると閑静な住宅地が続く都心エリアに、築30年以上の中古マンションをリノベーションしてつくった住まいです。
Index
この街が好きだから住み続けたい。こだわりを実現するにはリノベーションが最適
玄関からリビングへ。ダークカラーのフローリングが落ち着いた雰囲気。
Kさんは転勤で大阪に住まい、その後東京にリターン。5年ほど代々木上原の社宅に住んでましたが、社宅の契約が切れるタイミングに家賃負担を考え、住まいの購入を考えたそう。
「この街が好きで住み続けたいと考えていたので、特に代々木エリアは家賃が高いため、それなら購入してしまった方がいいだろうと思ったのが現在の住まいを探すきっかけになった」と話すKさん。
しかし、いざ購入を考えた時に、住まいをどういう基準で選ぶか、経験のない大きな買物を前に慎重になったそう。
「ちょうど物件を探していたとき、ポストに入っていたリノベーション専門会社のオープンハウスのチラシが目に入り。新築もいいけれど、自分のこだわりを考えたとき、リノベーションの方が合っているのかなと感じました」(Kさん)
チラシに紹介されていたオープンハウスがご近所の物件だったため、実際に行ってみて「リノベーションはおもしろい」と感じたKさん。
代々木エリアは新築の値段も高いうえ、全部が同じ間取りに見え面白みに欠ける。自分なりの個性を生かした、大正ロマンをテーマにリノベーションすることを決心しました。
資金相談から物件探しとリノベーションをワンストップで引き受けてくれるリノベーション会社に依頼したことで、金額と場所、広さ、理想のリノベーションができるかなど総合的に気に入る物件に出合うことができ、スムーズにリノベーションへと進んだKさん。
好みを相談し、全体のテイストを決定。さまざまなやりとりを経て、理想の住まいへ
リビングから見たキッチン。アイランドスタイルなので動線もスムーズ。
いざリノベーションとなったとき理想のプランを実現するには、設計担当とのコミュニケーションが要となります。
「インテリアのテーマにしたのは大正ロマン。モダンとは対極にある、温もりのあるイメージについて設計の方と詳しく話しました。頭の中にあるデザインはとても抽象的なものですが、何が好きか、どういうところにこだわっているのか、などしっかりとヒアリングしてくれ、安心感がありました。結果的に、自身が想像していた以上のアイデアを引き出してもらえたので、非常に満足しています」
テーブルやソファを設置する位置は、自分の考えではなく設計担当の提案によるもの。ソファの生地は大正ロマンを感じさせる柄のものに。また、土間を設けて床のデザインを切り替えるというアイデアは新鮮で、提案されたプラン内容は自分では気づかなかったところをフォローしてもらえたと語るKさん。
好みだけでなく、生活の動線も考えられて、すべてがお気に入りに
バルコニーから差し込む光で、リビングは明るく快適な雰囲気。
厳選した生地を使ったソファは、大正時代の和服を思わせるレトロな柄がシック。
照明器具もこだわってセレクト。コロンと丸いフォルムがどこか懐かしい。
完成されたKさんの住まいは、当初の希望とアイデアが詰め込まれた、お気に入りの住まいとなりました。
お茶会やパーティで重宝するL型ベンチシートには、悩んだ末に選び抜いたレトロな柄の生地をチョイス。大正ロマンの雰囲気はそのままに、友人を招いた時も気兼ねなく話せるスペースになりました。
キッチン横に造作された趣味の茶器コーナーは、大正ロマンなテイストを盛り上げる存在になったと語るKさん。
また、提案によって取り入れたアイランドキッチンは、外の景色を眺めたり、テレビを見ながら気ままに料理ができるなど、とびきり楽しい時間が過ごせる空間に。
「この住まいは個性的で、ディテールまでよく計算されていて本当に満足です。実際に住んでみると、スイッチの位置やコンセントの数も多くてありがたかったです。きちんと考えられた動線からスイッチの位置が決まっているのだと住んでからわかり、設計の方の気配りを感じました」(Kさん)
最後に満足できるリノベーションにはどうすればいいか、Kさんの考えを聞いてみました。
「どういうこだわりがあって、何を優先して何を捨てるかを決めないといけないので、自分の価値観や優先順位が重要かもしれません。私は好き嫌いがはっきりしているので、ここはいらない、ここは絶対にこだわりたいなどを伝えていきました。実際にスタートすると、判断に迫られる場面も多くなかなか即決は難しいです。お金が無限にあれば別ですが、どういう家に住みたいか、何にこだわりを持っているかを一つひとつ担当の方とクリアにしていきながらリノベーションを進めていくことが大切だと思います」(Kさん)
Kさんこだわりの住まいは、自身の価値観と優先順位に妥協せず、賢い取捨選択をした結果の積み重ね。リノベーションでは、自分の希望の輪郭を一つひとつはっきりさせていくことで、本当に満足できる住まいに近づくでしょう。
*
出典:ゼロリノベ
記事提供元:株式会社 groove agent【ゼロリノベ】
「大人を自由にする住まい」がコンセプトの、不動産仲介・リノベーション設計・施工を提供するオールワンストップリノベーション会社。おしゃれなリノベーション事例や、知っておきたいお金のこと、リノベ知識などを発信しています。
ゼロリノベHP
https://www.zerorenovation.com/
1,131名参加「小さいリスクで家を買う方法」(無料オンラインセミナー)
https://www.zerorenovation.com/event/zero_seminar/
ゼロリノベ 事例一覧
https://www.zerorenovation.com/blog/renovation_case/
*
PICK UP !
-
( FASHION )【FUDGE FRIEND】読者の等身大!オフィシャルガールのプロフ...
-
( CULTURE & LIFE )FUDGEのお買い物イベント「FUDGE Marché Autumn(ファッジマ...
-
( FASHION )《イル ビゾンテ》は私たちのキャンバス。アートな彼女が夢中...
-
( FASHION )この秋履きたい《ヒュンメル》のスニーカー3選。デニムに映え...
-
( FASHION )[10/12,13開催!!]ルミネ大宮 × FUDGEのコラボイベント。屋...
-
( CULTURE & LIFE )みんなで決める【FUDGE FRIEND】第2期生 オーディション開催...
-
( FASHION )いま欲しいのは着こなしのポイントになる《スウォッチ》カラ...
-
( FASHION )本日発売!『FUDGE』2024年10月号は『 UP DATE! MY BASIC ST...
RANKING
FUDGE CHOICE
-
秋のブリティッシュスタイル...
-
この秋履きたい《ヒュンメル...
-
〈ルミネ大宮〉でずっとずっ...
-
MY STYLE MY LIFE WITH GREGORY
-
《イル ビゾンテ》は私たちの...
人気のキーワード
PRESENT & EVENT
応募期間 : 2024年9月30日(月)〜2024年12月22日(日)23:59 応募方法 : FUDGE.jpのプレミアム会員(無料)*に登録していただければ、どなたでもご応募いただけます。当選者の発表は […]
編集部から配信されるメールマガジンやプレミアム会員限定プレゼント、スペシャルイベントへの応募など特典が満載です。
無料でご登録いただけます。