CULTURE & LIFE
和菓子といえば、歴史ある老舗のものから各地域で親しまれるものまで様々。2人の職人がこだわって作る《wagashi asobi(ワガシ アソビ)》をご紹介します。
「一瞬一粒(ひとつひとつ)に想いを込めてつくる」を理念として活動する『wagashi asobi(ワガシ アソビ)』は、稲葉基大さんと浅野理生の2人の和菓子職人が手掛けています。 東京都大田区上池台のアトリエを拠点に、首都圏を中心に国内だけでなく ニューヨークの展覧会参加やパリで茶会を開催するなど海外にも活動の「和」を広げています。
多店舗拡大路線ではなく、お客様に可愛がっていただける商店街の小さな和菓子屋を目指しているそう。販売する商品を2人の自信作「ドライフルーツの羊羹」と「ハーブのらくがん」の二種類に絞り込むことで、心を込めて商品の管理と品質向上に取り組んでいます。今回、PeLuLuでご紹介するのは、こちらの「ドライフルーツの羊羹」。

ドライフルーツの羊羹¥2,300/wagashi asobi
北海道産小豆の上質な餡と沖縄県西表産の黒糖とラム酒で炊き上げた、香り高くあっさりした甘さの羊羹に、ドライフルーツの苺と無花果、胡桃がゴロゴロと入っているお菓子です。

ドライフルーツの羊羹¥2,300/wagashi asobi
1棹 ¥2,300で、賞味期限 は製造日より15日間。『wagashi asobi』のアトリエで購入できるほか、ホームページからお取り寄せ・発送もあるそう。購入者のお手元で7日間以上の商品を届けてくれるので安心して注文できます。自分へのご褒美おやつに、また大切な人への贈り物にも喜ばれそうです。シンプルなのに、おしゃれでどこかほっこりするパッケージもポイントです。

ドライフルーツの羊羹¥2,300/wagashi asobi
1cmほどの厚さにスライスしていただくのが、おすすめの食べ方。実はこの羊羹の誕生のきっかけは、友人の依頼で「パンにあう和菓子」を作ることなったこと。パンに合う和の素材、餡、黒糖、胡桃、果物など…。これらの素材をヒントにパテやテリーヌの様な羊羹のイメージを描いたといいます。「無花果の実のつぶつぶ感、胡桃の幾何学模様、苺の赤が黒い羊羹の切り口に抽象画のように現れたら素敵だろう」と想像したそう。
和菓子である羊羹が、海外の洋菓子のような佇まいを感じさせるのもこういったストーリーがあるからこそ。和菓子の歴史や技術をしっかりと受け止めつつも、和菓子の新しい可能性を探る唯一無二の羊羹をぜひご賞味あれ。
お問い合わせ先:wagashi asobi
photograph:kimyongduck
styling:Rina Taruyama
text : Mikiko Akiyama(marmelo)
「PeLuLu」の人気企画「名品図鑑」より
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