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こだわりの素材で作られている美しいジェラート、スタンダードフレーバーから月替わり、季節限定のフレーバーまで、全種類制覇を目指したくなる美味しさです。
ある日、ふと、「ジェラート食べたい」という強烈な思いに駆られて、「ジェラート」と検索してみると、目に入ったのが「Gelateria SINCERITA」(ジェラテリア シンチェリータ)。ホームページに進んでみると、なんとお洒落な!美味しそうなジェラートが目に飛び込んできました。7月が涼しすぎたから、夏の実感がないまま迎えた8 月は、始まりと同時にこれまで溜めてたエネルギーを大放出するような暑さ。そのタイミングで、普段、あまり甘いものは欲しないわたしにやってきたのが、ジェラート熱です。早速、SINCERITAへ向かいました。
SINCERITA イタリア語で 「誠実」「誠意」
イタリア語ではsincerità と綴り、発音は「シンチェリタ」とタにアクセントがくるはず。なぜ、「シンチェリータ」なんだろう?と思ったら、ホームページにありました。「響き的に」シンチェリータに決まったということ。(記事はこちら)覚えやすいし、耳心地良くて、可愛い、素敵な名前でいいですね。お店は、阿佐ヶ谷駅の北口を出て商店街を通り抜けて、まっすぐ進んで5分ちょっと歩くとあります。白い屋根が可愛らしいお店です。
お店に入ると、目の前に広がるショーケース。美味しそうな、夏らしいフレーバーが並んでいます。店内で食べることもできるのですが、わたしは持ち帰ることにしました。
フレーバーいろいろ
Agosto(8月)のフレーバーです。美味しそう!特に、フルーツが魅力的。素材へのこだわりを感じます。「森のはちみつ」ははちみつショップで有名な「ラ・ベイユ」のはちみつですね。生産者が見える材料を使っているというのは、安心感もあります。
この日は、まず、スタンダードからピスタチオ、8月のフレーバーからプラム、ペスカそして完熟梅をお持ち帰り。
フルーツフレーバーは、病みつきになりそうです。もう、全種類制覇が目標になってしまいました。梅というと、梅干しの酸っぱさが脳裏をよぎりますが、完熟梅は、明らかに(当たり前ですが)フルーツの酸っぱさ。生の梅は食べたことないから、はじめて梅を食べたという印象です。ピスタチオは、とても濃厚です。シングルで食べるより、同じようにミルクが使われているジェラートとダブルで食べると、濃密さが深まって、もっと美味しそうです。
「3つ以上お持ち帰りなので、試食できます、何にしましょうか?」と言われたので、持ち帰りができないとあった「インドマンゴー」をいただきました。すごく美味しい!です。ジェラートのテクスチャがとても綺麗なんです。完熟梅のように、梅の完熟を待って、最高の状態になった時に、満をじしてジェラートにする。職人技です。特に、フルーツ系のジェラートが本当に綺麗。このマンゴーも本当に美しいジェラートです。数に限りがある(?)ようなので、早く行かないと!これは、お店でしっかり食べたいフレーバーです。
絵も可愛い!
ジェラートが美味しいのはもちろんなのですが、お店の内装も雰囲気も(スタッフのスタイルも含めて)、ジェラートの説明の絵も可愛いのです。ちなみに、スタッフの皆さんは、グレーのベレー帽を被っていて、すごく可愛いです!お店には、フルーツのカレンダーがあって、なんとも可愛いフルーツたちが並んでます。このカレンダーで、この先に登場するフレーバーへの期待を抑えることができなくなってしまって。。。ちなみに、店内の絵は、スタッフさんが描かれたそうです。
お中元でシンチェリータのジェラートをもらったら、嬉しいだろうな。そうなんです、通信販売もあるのです。お世話になった方へ、友達へ、シンチェリータの美味しいジェラートを贈れば、絶対に喜ばれそうですね。
あと2つ、お持ち帰りで食べたフレーバーをご紹介します。
メルノワは、森のはちみつを使ったミルクジェラートに粒々のピーカンナッツをあわせたフレーバーです。とてもリッチな味わいで、しかも、2011年にイタリアで開催された国際ジェラートコンテストで第3位を受賞しているという、みんなが美味しいと思うジェラートです。ミルクジェラートが好きなら、是非、まず、メルノワを食べて欲しいです。そして、右はプラム。プラムは時期によって品種が変わるということなので、食べ比べてみたいですね。
そして、待ちきれずにお店へ
インドマンゴーが気になって仕方なく、売り切れる前に、是非ともしっかり食べたいと、お店へ向かいました。実は、もう一つ気になっているフレーバーがあり、それが、スパイスミルク。エキゾチックな南国フルーツのマンゴーと個性的なシナモンやカルダモンを使っているというミルクジェラートのスパイスミルクをデュオでオーダーしました。
この組み合わせ、おすすめです!スパイスミルクはチャイのようなイメージです。お店で食べる美味しさはまた格別で、ちょうど食べ頃の状態であることで、素材の持つ香りや味わいがもっと濃く感じられます。お持ち帰りでも、美味しい食べ方が書いてあるお知らせが入っているのですが、やはり、お店で食べる方が美味しかったです。この日は、続々とお客さんがやってきて、とても忙しそうでした。夜9時まで営業しているので、食事の後、ジェラートを食べるためにちょっと寄り道するのもおすすめです。
ショーケースの中には、17種類ほどのフレーバーが並んでいて、いろいろな組み合わせを楽しむのもいいし、気に入ったフレーバーにこだわるのもいいし、本当に、毎日でも食べたくなるジェラートです。理想的には、気に入ったフレーバーはお持ち帰りで常備しておいて(私なら、メルノワとピスタチオ!)、お店に行ける時は、組み合わせの冒険や、お店でしか食べることができないフレーバーを楽しむことです。
暑い日がまだまだ続きますが、ジェラート日和も続きます。最近は、朝ごはんがシンチェリータ のジェラートなんて日もあります。(そして、夜ご飯の後のデザートも)9月にはブドウや無花果も登場ですね。これ、ワインと合うのではないかな?と期待してます。
阿佐ヶ谷にオープンして10年というシンチェリータ 。今年初めて出会ったのですが、もっと早くに出会いたかった!
Gelateria SINCERITA
text:LULU
◆こだわり女子のモノコトWebマガジン「PeLuLu」より
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