CULTURE & LIFE
キャラメル・ラバーのための専門店!
パリ左岸にキャラメル好きのみなさんを虜にする人気パティスリーがあります。
その名も直球に『Karamel (キャラメル)』。
以前、ラデュレでシェフ・パティシエを務めていたニコラさんという方が大のキャラメル好きだそうで、
パティスリー全てにキャラメルを使ったお店を!という情熱のもと、
2年半ほど前にお店をオープン。
今では、パリを代表する人気パティスリーのひとつになりました。
ブティックが位置するのは、パリ7区のサン=ドミニク通り。
ハイソサエティな雰囲気が漂い、
ミシュランで星を獲得しているレストランなども並ぶ、グルメなストリートです。
この日は、ちょうどこの近くでお仕事が終わったので、
リサーチがてら久々に覗いてみようと思い、ブティックへ。
通りに面したショーウィンドウには、
キャラメルソースを乗せたシンプルかつ美しいフォルムのフィナンシェに目が釘付け。
その隣には、ナッツ、キャラメル、ショコラがあしらわれた、
これで美味しくないわけがない肉厚なクッキー!
ちょっと覗いてみようと思った出来心は手のひら返し、そのまま速やかに店内へ。
以前は、生ケーキもあったのですが、今は焼き菓子オンリーに変わったようです。
この他には、キャラメルのタルティーヌ、マカロン、タブレットチョコ、
夏季限定のアイスクリームがあります。
タブレットチョコはパッケージが可愛いので、お土産としても人気。
ブティック以外だと、プランタン オスマン本店など、デパートの食品館でも扱っていますよ。
どんな風にキャラメルが使われているのか、
あれもこれも試してみたい思いに駆られたけれど、胃袋はひとつ。
悩んだ末、バナナケーキに決定。
キャラメルとバナナの友好関係は世界共通ですね。
それから、このお店はサロン・ド・テも併設されているので、イートインが可能です。
写真だとなかなか伝わりづらいですが、かなりのボリューム。
日本のバナナケーキの2倍くらいかな。
これはほぼお弁当に匹敵する重量だわ、と思いながらも完食しましたが、
スイーツは別腹とは言え、それだけしか食べていないのに結構な満腹感。
断面から見えるバナナの他に、ケーキの中を横切るようにして、
ミニバナナ約1本分くらい大きさのバナナがさらに横たわっています。
果肉をたっぷりと使用しているのでフルーツ感が際立っており、
しっとり、ぎゅっとした密度のある生地に仕上がっています。
そしてデコレーションのザクザクしたキャラメル味のクッキーも美味。
しかし、キャラメルは全体的に風味程度、濃厚バナナケーキといった方が伝わりやすいかも。
シンプルでクセがなく、素材感を味わいながらいただけました。
さまざまな商品を展開しながら、シェフ・パティシエの大いなるキャラメル愛と
リスペクトを堪能できるパティスリー、おすすめです。
Karamel Paris
67 rue Saint Dominique, 75007, Paris
営業時間 :
月–金 10時〜20時
土–日 9時〜20時
text:Naho
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