CULTURE & LIFE
部屋を片付けたいと思うけど、どこからどう手をつけていいものか、もはやわからない……そんな風にお嘆きの方へ。全部一気にやろうと思わず、1日1ステップずつ始められる「片付けの基本ステップ」をまとめました。

部屋を片付けたいと思うけど、どこからどう手をつけていいものか、もはやわからない……そんな風にお嘆きの方へ。全部一気にやろうと思わず、1日1ステップずつ始められる「片付けの基本ステップ」をまとめました。
Index
1日目:ダンボールをいくつか用意しておく
ものを「仕分ける」ために必要なダンボール箱をいくつか用意してください。ドラッグストアなどに行くと、綺麗で丈夫なダンボールを分けてもらえることが多いです。
2日目:床に落ちているものを「仕分ける」
床にごちゃごちゃと落ちているものをすべて、「仕分ける」ところから始めます。この状態で、クローゼットやタンスなどの収納に「しまおう」とすると、確実に物が溢れて破綻します。まずは「仕分ける」だけ。しまうのはあとからです。
・洗濯すべき服→洗濯機へ
・洗うべき食器→キッチンへ
・明らかなゴミ(ペットボトル、不要なDMなど)→ゴミ袋へ
・要るもの(毎日使うもの)→ダンボール[1]へ
・要らないもの(1年以上使っていないもの)→ダンボール[2]へ
・1つしか要らないけど2つ以上あるもの→ダンボール[3]へ
・要るか要らないかわからないもの(思い出のもの、書類)→ダンボール[4]へ
3日目:乾かしっぱなしの服、乾かしっぱなしの食器を仕分ける
乾かしっぱなしの洗濯物、乾かしっぱなしの食器を同様にダンボールに仕分けてください。これは、「洗ったものを乾かす場所」を先に確保するため。ハンガーがいっぱい、水切りカゴがいっぱいのままで始めてしまうと途方にくれます。

洗う前に、「洗ったもの置き場」を空っぽに。これ意外と大事です。
4日目:片っ端から「洗う
「乾かす場所」が確保できたら、洗濯すべき服、洗うべき食器をとにかく洗って乾かしてください。
5日目:クローゼットなど収納の中身を全て出し、仕分ける
ここが正念場。おそらくこの日は1日仕事になるので、連休など、1日しっかり時間を取れる(なんなら疲れて寝ても翌日できる)日に取り掛かりましょう。途中でやめると余計に散らかって悲惨なことになるので一気にやりきるのがポイント。
仕分けのルールをもう一度おさらい。
・要るもの(毎日使うもの)→ダンボール[1]へ
・要らないもの(1年以上使っていないもの)→ダンボール[2]へ
・1つしか要らないけど2つ以上あるもの→ダンボール[3]へ
・要るか要らないかわからないもの(思い出のもの、書類)→ダンボール[4]へ

一度クローゼットは空っぽに!
6日目:ダンボール[1]にあるものをしまう
ダンボール[1]に入っているものから順番に、「定位置」を決め、しまっていきます。しまってみたけど、結局またごちゃごちゃになっちゃった……とならないように、ルールを決めましょう。
1. しまうものは収納量の6〜8割に
クローゼットなどの収納の中身は、便利収納グッズや収納アイディアを駆使してできるだけぎっしりしまう……のではなくて、「あまり何も考えなくても楽に収納できる状態」に保っておきましょう。収納量の6〜8割が目安です。それじゃ足りない……という人は、ハンガーラックなどを買い足せばヨシ。「がんばって収納すれば入る」という状態にしていると、忙しくてがんばれない時にどんどん散らかってしまいます。

収納量の「6割」とはこのくらい。便利収納グッズをわざわざ買い足さなくても楽に収納できる量です。(このお部屋はこちら)

クローゼットが小さい場合は、オンシーズンの服をハンガーラックなどにかけるのも良いです。(このお部屋はこちら)
2. 「使う場所のすぐ近く」に定位置をつくる
例えば、朝シャワーを浴びて身支度をして出かける時。ドライヤーはあっち、化粧品はあっち、アクセサリーはあっち……といろんな場所に物をおいてませんか?ひとつの動きの流れで必要なものは同じ場所にまとめるようにすると、「使ったものを使った場所に出しっぱなしで散らかる」を防ぐことができますよ。

毎日使う身支度のアイテムを、オープンラックにまとめたお部屋。(このお部屋はこちら)
3. 「手が届かない場所」の収納は使わない
食器棚の上のほうや、シンク下の奥のほうなど、取り出しにくく使いにくい場所の収納は、使いません。なぜなら、確実に面倒くさくてしまわなくなるからです。「何も考えてなくてもすぐに収納できる場所」に定位置をつくりましょう。

高い場所にある吊り戸棚を無理して使わず、こんな風に毎日使う食器を飾って置くのも素敵。(このお部屋はこちら)
7日目:ダンボール[2][3]にあるものを処分する
ダンボール[2][3]に入っているものは、どうしても手元に残したいものをのぞいて処分していきましょう。全部残しておきたいんですけど……?となってしまう、捨てるのが苦手な人は、少し心理的に楽になれる方法を試してくださいね。
1. 人にあげる
買ったばかりであまり使ってない、もったいなくて捨てられない、というものは、SNSなどで欲しい人を募ると手が上がることが多いです。「取りに来てくれる人募集」などとすれば送料もかからず楽ですし、人徳も積めます。時間に余裕があれば、リサイクル店に持ち込んだりメルカリで売るのももちろんOK。
2. 寄付する
タオル、シーツなどは、動物保護施設で寄付を受け付けているところがあります。ダンボールに入れて送るだけで良いので、これも簡単。
3. 使ってから捨てる
古いTシャツは細かく切ってキッチンでウエスとして使ってから捨てるのがおすすめ。いちいち台拭きを洗う手間がなくなってとても楽ですし、キッチンペーパーなどを使うよりもエコです。
4. 資源ゴミとしてリサイクルへ
紙袋、書類などの紙類は、きっちり分別すれば資源ゴミとしてリサイクルできます。
8日目:ダンボール[4]にあるものを整理する(しなくてもいい)
ダンボール[4]にあるものは片付けの強敵。余裕があれば整理してもいいですが、整理しなくてもいいです。できることとしてはこんな感じ。
・1年以上経っている家電類の保証書、説明書は捨てる(説明書は必要な時WEBで検索すればOK)
・思い出の写真や紙類は、スキャンしたり写真に撮って捨てる
・しまわず飾る、ふだん使いする

思い出の写真やポストカードを壁に貼って飾っているお部屋(このお部屋はこちら)
余裕がないときは、普段は使わない「手に届かない場所にある収納」にそのままそっと入れておいてください。
9日目:掃除する
ダンボールの中身がほぼ片付いて、床が見えてきたら、掃除しましょう。床の上に物がないと、驚くほど掃除しやすいことに気づくはず!

使った掃除道具も、なるべくしまいこまずすぐ手に届く場所に置いておくとよし!(このアイテムはこちら)
10日目:ダンボールを処分する
最後に、ダンボールを資源ゴミに出して、片付け終了です。お疲れ様でした!
*
出典: goodroom journal
記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)
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◆こだわり女子のモノコトWebマガジン「PeLuLu」より
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