シャトーで感動の結婚式!【 夢見るパリ 】 | コラム | カルチャー & ライフ | FUDGE.jp

CULTURE & LIFE

 

数年前からお城で結婚式を挙げたいと話していたお友達が、遂に結婚式を挙げました!

 

どんなシャトーを選ぶのか、どんなドレスを着るのか、どんなパーティなのか、ずっとこの日を楽しみにしていました。とっても個性的でスタイリッシュでこだわりの強い女性なのです。

 

私はこの日の為に結婚式をお知らせするお手紙、招待状、宛名書き、ネームカード、座席表、ウェルカムボード、メニュー表のカリグラフィーを担当させてもらいました。

 

 

招待状についてはお友達と何度も話し合い、お友達が好きなトワル ド ジュイの昔の壁紙の一部を裏に使うことにして、新郎新婦の名前の頭文字のMとNのモノグラムのデッサンを入れました。

 

結婚式当日は気合いを入れて、朝早くから着物を着る為に知り合いの着付けのプロにお願いして、近所の美容師さんにヘアセットをお願いしました。

この日は夏日だったので9月ですが絽の着物を選びました。帯は派手好きなお友達の為に華やかな扇の飾りにしてもらいました。

 

 

 

そしてパリから45分くらいのchâteau de Breteuilへ到着!

こちらは年中一般のお客さんが入場料を払ってシャトーを見学できるようになっています。
今もブルトゥイユ伯爵が住んでいらっしゃいます。

まずはお城の中を少し見学、素敵な書斎を見つけました!インク入れや羽ペンもあります。沢山の絵画は代々続くBreteuil家の肖像画で、その数に圧倒されます。

 

 

私の旦那さんは大事な司会役を頼まれたので前日からナーバスになっていました。

広いお庭と池が見渡せる場所で式は始まりました。ハープの優雅な演奏の中、新婦さん登場です。新郎の幸せそうなお顔が印象的でした。

 

 

誓いの契約はハンドファスティングでした。カップルが向かい合って両手を握り、司会者が二人の手と手をリボンで結びます。それからゲストや家族がそれぞれ短いリボンで二人の手を結び誓いの言葉を言い合いました。私は知らなかったんですが、これはヨーロッパの伝統的な結婚式の儀式のひとつだそうです。挙式で新郎新婦の手と手をほどけないように結ぶことで、二人の結婚の誓いを固く結び、夫婦がひとつになったことを象徴するための儀式だそうです。

 

 

カクテルパーティーで乾杯し、ゲストの方々と楽しくお話ししました。

そしてハーピストに了解を得て私も2曲ほど演奏させてもらいました。着物でハープを弾けて大満足です。

 

 

その後はシャトー内で美味しいお食事、その後お庭に出ると昼間とは違う幻想的な景色になっていました。

 

 

お庭で新郎新婦がシャンパンタワーにシャンパンを注ぎ、ケーキの上で花火があったりと華やかな演出が!

 

 

穏やかで幸せな結婚式。

長い人生、喧嘩してもこの日を思い出してずっと仲良く暮らしていってほしいと思いました。

 

text:竹内 仁海

 

 

◆こだわり女子のモノコトWebマガジン「PeLuLu」より

 

 

 

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