CULTURE & LIFE
日本最大級のワイルド火祭り!玉入れのように松明を投げ入れる「かりがね祭り」
少し前のことになりますが、静岡県富士市で火をつけた松明(たいまつ)を玉入れのように高く投げ入れる火祭りがあると聞き、一般人も参加可能ということでしたので参加をしてきました。その名も「かりがね祭り」。かりがね祭りは、かりがね堤(川や池などの水があふれ出ないように岸に土を高く築き上げた土手)を築いた、古郡氏親子三代の偉業と、築堤や氾濫での犠牲者への弔いを後世に継承しようと昭和62年より始まりました。
祭りの後半に行われる投げ松明は、3本の「じょうご」と呼ばれる約10〜18mのかごをめがけて、火のついた松明をグルグルと振り回し勢いをつけて投げ上げるというなんともワイルドなもの。
じょうごに見事点火すると会場は大歓声に包まれます。そして点火後の大爆発は遠くにいても、ものすごい熱を感じます。なんというワイルドなお祭りでしょう。個人的な日本三大ワイルド祭りに認定したいほどです。
かりがね祭りは毎年10月の第1土曜日に開催されます。今年も開催予定ですので、富士周辺に行かれる方はぜひ松明を投げ入れてみてください。
もっと知ってほしい!富士みやげ、銘菓「たんきり」の美味しさとレトロ可愛いパッケージ!
そしてそんな富士市でおすすめのお土産がこの「たんきり」。初めて見た時の衝撃は今でも忘れません。このレトロなパッケージ。ピーナッツのかたまり感。印象的な富士山。
このなんとも不思議でレトロ懐かしいお菓子を作るのは富士市にある「松島園」。ナッツをシンプルに砂糖と飴でガッチリとコーティングした板状のお菓子です。松島園の商品はこの「たんきり」のみ。
朱色のパッケージと昔懐かしい風合いの水色の富士山が可愛くて印象的です。富士山のお土産にもぴったりです。
飴でコーティングしてあるのでどう食べるのか不明でしたが、開けてみると簡単に手で割ることができ、舐めるというよりポリポリ、バリバリと豪快に食べることができます。
うっかり食べ続けると、あれ、、もうない。といった感じに、止まらない状況に。さっぱりしたベッコウ飴のような飴と、ピーナッツの香ばしさが相性抜群であっという間になくなってしまいます。
よく見ると「金賞受賞 昭和59年全国菓子博覧会」と箱に控えめに書いてあります。富士市や富士山を代表するお菓子としてもっと広く知られてほしいと思うほどの美味しさとレトロ可愛さ。全国の昔懐かしい町のお菓子屋さんにはぜひこれからも美味しさを届けるために頑張っていただきたいです。
身近な日本の軌跡と奇跡。旅するデザイナーrumiのInstagram。
@find_rumi
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