CULTURE & LIFE
広すぎる!まる1日大自然を満喫できる個性豊かな公園「海の中道海浜公園」
連休は久しぶりに島旅をしようと思い立ち、博多港を利用するために福岡市内に1泊。せっかくなので福岡市内を散策してみました。前から地図を見て気になっていた場所があります。福岡中心地の北にツンと出ている半島。ここに海に囲まれた大きな公園があるということで早速行ってみました。
本当に大きいです。連休というのにこのポツンとした感じ。でもこの写真は公園のほんの一部。とにかく広いのです。
福岡市中心部の北に位置するこの公園は「海の中道海浜公園」。博多湾と玄界灘の2つの海に囲まれた砂州状の地形「海の中道」に位置します。東西に約6キロメートル、面積約350ヘクタールと広大な敷地を有する国営公園なのです。園内では四季折々の花を楽しむことができ、「動物の森」ではリスザルやカピバラ、カンガルーなどかわいい動物たちとふれあうことができます。また、2022年3月には「憩う・学ぶ・遊ぶ」を体験する滞在型レクリエーション拠点が「光と風の広場」に誕生しました。
行った時、ちょうど120万本のネモフィラが見頃でした。
こちらはルピナス。チョウに似た小さい花が咲き上がる様子がフジを逆さまにしたようで、「ノボリフジ(昇り藤)」とも呼ばれています。春夏秋冬、1年を通していろいろな花が咲き、訪れる人々を楽しませてくれます。
その他にも、大人も子供も1日遊べるスポットが盛りだくさん!個性的で大きな遊具もたくさん。サイクリングやバーベキューなど大人も楽しめる内容がいっぱいです。夏には、大型レジャープール「海の中道サンシャインプール」もオープンします。
こちらは大人も楽しめる水上アスレチック「水辺のトリム・冒険の池」。すごい広さです!落ちたくないけど、落ちても大丈夫な深さの池です。
こちらは「くじらぐも ふわんポリン」。ちびっこたちが大はしゃぎでトランポリンを楽しんでいました。巨大なトランポリンなのでちびっこも、より小さく見えます。
他にも木工作体験や野鳥観察ができたり、50年後の森づくりを目指して整備された「環境共生の森」があったり。遊んで、食べて、学べる、巨大な公園なのです。都心から離れ、大自然に囲まれる大きな公園でゆっくり休日を過ごすことはなかなかないので、すっかりデジタルデトックスができました。
一度見たら忘れられない!ニヤリと笑う、もこもこ羊の「和菓子×駄菓子」の専門店。
さて、そんな福岡ですが、空港、駅、どこを見てもお土産三昧。札幌、京都もなかなか悩みますが、同じく福岡もお土産市場が絶賛大爆発中。来る度に新商品も増え、荷物がお土産でいっぱいになってしまうことも。今回のお土産をどうしようか悩んでいると、SNSで、むむむ、と気になるパッケージデザインを発見。なんだ、、この気になる羊は!ということで、早速お店に直行しました。
この浮いている謎のもこもこ羊に魅かれてやってきました。
お店の名前は「和菓子×駄菓子 ひつじや」。和菓子と駄菓子を融合させた新しいお菓子の専門店です。かわいくお洒落にデザインされた和菓子や駄菓子など、見たことのない新しい伝統菓子を販売しています。
のれんも、雲のような、羊のような。とてもシンプルなのに目を引きます。かわいい! 店頭で多くを語りすぎていないところも、こだわりを感じます。
この美しい店内!和菓子屋だけど、よく見ると駄菓子も。子供の頃にこんな駄菓子屋が家の近くにあったら幸せすぎます。
羊羹もとってもかわいいです!さて、お気付きでしょうか。実は「羊羹」はもともと中国大陸の料理で、読んで字のごとく羊の羹(あつもの)、つまり羊の肉を煮たスープの類だったのです。日本に伝えられた後、今の羊羹のようになっていったのだそう。
なんてお洒落な駄菓子!ひとつから買えます。駄菓子の詰め合わせという贈り物もできるようです。
これこれ、羊とソフトクリーム。雲のような優しい幸せな曲線です。この構図でやっぱり撮りたくなります。すっきりさっぱりなミルクの風味がさらに幸せな気持ちにさせてくれます。
羊と羊のような綿菓子「WOOL」。もっこもこ。綿菓子を手に取ったのは何十年ぶりでしょうか。
そして今回お土産に購入したのが、この2つ。パッケージデザインが上品でユーモアがあり、お土産にも自分へのご褒美にもぴったりです。
こちらのお菓子の商品名は「サクサクサクサクサクサクサクサク」。何回言ったか分からなくなります。呪文のよう。
ひとくちサイズの最中にサブレを詰め、香ばしく焼き上げたもの。白い最中はフランボワーズメレンゲとフランボワーズサブレの二層仕立て。黒い最中は胡麻のサブレ。豊かな胡麻の風味とやさしい甘さ。サクサクとクセになる食感が楽しめます。
こちらの商品は「二笑」。羊の顔がお菓子のパッケージに印字されています。かわいくて食べたいけどなかなか食べられません!上の「阿の餅」は、厳選された北海道産小豆をじっくりと炊き上げ、柔らかな羽二重餅で優しく包んであります。下の「吽の饅頭」は、口どけの良い国産手亡豆の白餡を、アーモンド粉・山芋粉をブレンドした皮で包み、風味豊かに焼き上げてあります。しっとりしていていくつでも食べられてしまう美味しさです。
店舗の方に聞いてみると「和菓子×駄菓子 ひつじや」は、宇美八幡宮の和菓子屋「季のせ」の新たなブランドとしてオープンしたお店とのこと。味も◎ですが、こうしてデザインに力を入れることによって、また新たな価値が生まれるということを教えてくれている、ユーモアたっぷりの素敵なお店でした。ニヤリと笑う、もこもこ羊を見ると、ついこちらも同じように笑顔になってしまいます。
ひつじやのInstagram。
@hitsujiya__
身近な日本の軌跡と奇跡。旅するデザイナーrumiのInstagram。
@find_rumi
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