CULTURE & LIFE
日本最大級の縄文集落跡「三内丸山遺跡」がついに世界文化遺産登録!
7月に1万年以上にわたって採集・漁労・狩猟により定住した人々の生活と精神文化を伝える17の考古遺跡「北海道・北東北の縄文遺跡群」の、世界文化遺産登録が決定しました。中でも今回ご紹介したいのが江戸時代から知られていることで有名な、東京ドーム9個分という日本最大級の縄文集落跡「三内丸山遺跡」です。青森県青森市に位置します。大人数が暮らすことができる食料や、平和に暮らせる集落のルールなどもあったそうです。(写真は5年ほど前に行った時のものです)
6本の大きな柱が立つ建物、大きな竪穴式建物など、縄文時代の遺跡の写真を多くのメディアで一度は見たことがあるのではないでしょうか。平成4年(1992年)から始まった発掘調査では、縄文時代前期~中期(今から約5900年前~4200年前)の大規模な集落跡が見つかり、たくさんの竪穴建物跡や掘立柱建物跡、盛土、大人や子供のお墓などのほか、多量の土器や石器、貴重な木製品、骨角製品などが出土しています。その数、段ボール4万個!にもなるのだそう。
三内丸山遺跡では、体が板のように扁平につくられた板状土偶と呼ばれる土偶が多数発見されています。十字形に作られた粘土板に頭部と両腕がありますが、足の表現はありません。頭部の上側には結髪の表現があり、顔面は逆三角形。耳や口は穴で表現されています。壁などに吊り下げて使用されたとも考えられています。
存在感抜群の個性的な板状土偶クッキー発見!
青森にはこの三内丸山遺跡の他に、ねぶた祭、りんご、美術館、弘前の桜など、有名な観光地や名産品があります。なのでお土産も本当にどれもこれも気になるものがたくさん。そんな中、今回発見したのがこの板状土偶のクッキー!な、なんだかスルーできないこの存在感、、。通常お土産のパッケージは店頭映えするようデザインされることが多いのですが、このクッキーのパッケージはとてもシンプルでさっぱりした包装紙。「顔の違いを見つけたら、発掘した気分になれるかも!?」と書かれてあります。その中身のクッキーの表情がこちら!
ひとつひとつ手作りなのでしょう。ひとつひとつに個性があり、表情もデザインも異なります。か、かわいい!厚みもしっかりあり、バターが香る、食べ応えのあるクッキーでした。パカっと割ってみると、より土偶感アップ!出土された時の土器やハニワのようなリアル感が、個人的に萌えポイント。確かにクッキーも土偶も「焼く」ということにより作られるものたち。どう割りながら食べるのかも個人のセンスが出てきそうです。
このクッキー、ネット上で検索したのですがあまり情報が出てきません。これはまだあまり知られていない隠れた名作では!と、ちょっと嬉しくなりました。青森に行けるようになったら、ぜひ探してみてくださいね。
身近な日本の軌跡と奇跡。旅するデザイナーrumiのInstagram。
@find_rumi
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