[ショートヘア]巻き方の基本

ショートヘアはスタイリング剤をつけてナチュラルにきめるのもかわいいのですが、オシャレなショートヘアを作るにはコテが不可欠。必ず押さえておきたいポイントや、困った時の対処法を紹介します。

 

26mmのコテがおすすめ

ショートヘアには26㎜のコテがおすすめ。立体的な細かいウェーブを作るのに最適で、トレンド感のあるスタイルを作りやすいのがポイント。32mmのものは、コテの扱いに少し慣れてきてからがベスト。またどうしてもコテが苦手というかたはストレートアイロンも。定番の外ハネ巻きなど、今人気を集めるスタイルで活躍してくれます。

 

初心者さんは巻きすぎに要注意！

初心者さんにありがちな失敗が、サイドを巻きすぎてボリュームを出しすぎてしまうこと。毛流れを整えるイメージでスッと熱を加えて。ほど良くサイドに動きをつけるだけで、抜け感も小顔効果も一気にアップ！

 

カールがうまく出ないときの対処法は？

コテで髪を巻くときに、髪が絡まったままだとうまくキマらない！髪がコテにひっかかったり、髪が傷む原因にもなってしまいます。まずはコテを使う前に、髪の内側・外側から丁寧にブラッシングして髪のもつれをほどいて。またオイルやバームよりもキープ力の高い[ジェル]を使って、しっかりと固めるのも手！

 

 [ショートヘア]おすすめのイメージ別前髪の巻き方

ショートヘアと言っても、ヘアカラーやパーマの有無で印象は大きく変わってきます。特に前髪は重要。キュート、上品、マニッシュ…と雰囲気を自在にコントロールできます。なりたいイメージ別のショートカットの前髪の巻き方を紹介します。

 

長めの前髪を大人っぽくキメたい…コテで巻く前に前髪を立ち上げておく

前髪をドライヤーで立ち上げたあと、26mmのコテで表面の前髪と表面をリバースに巻いて、オイルで揉み込んだらok。セミウェットでゆるい毛束感を出してシックで大人カジュアルな印象に仕上げて。

 

シースルーな前髪をサイドバングとバランスよくまとめたい…前髪はやや内巻きで

全体的にやや内巻きでアイロンを通しただけのシンプルで美しいストレートショートボブスタイル。スタイリング剤はN.のオイルのみ。シースルーになった長めの前髪の透明感と毛束感も印象的。

 

前髪でショートヘアをイメチェンしたい…くせ毛風に巻く

いつものワンカールにマンネリしたら、動きをつけて気分を変えてみて！[26ミリのコテ]で毛先から外ハネ→内巻きと交互に巻いてウェーブをつくります。バームやオイルを揉み込んでほぐすと、ふわっと柔らかい雰囲気に。

 

立体感のあるセンターパートにしたい…まず根元を立ち上げる

デイリーにもフォーマルにも使える、今やショートの定番バング。まずは前髪の中心を手グシでかき上げながらドライヤーの風を当て、根元が立ち上がるようにクセづけ。前髪のサイドは根元から、中心は中間から毛先にオイルやバームを馴染ませて、[ストレートアイロン]でスッと熱を通します。これでふんわりと立体感のあるセンターパートが完成！

 

 [ショートヘア]おすすめのこなれ感の出る巻き方

スタイリングひとつで仕上がりに大きな差でてくるショートカット。すごく自然体なのに、上品でこなれ感のあるショートカットはどのように作られているのでしょうか？　コテを使ったスタイリング法を紹介します。

 

ゆるフワ感を出したい…ストレートアイロンで波ウェーブに巻い

ストレートアイロンで波ウェーブに巻いて、ヘアオイルをつけるだけで一気に雰囲気がお洒落さんに！前髪はパラパラッと束感を出します。前髪は目にかかるくらいのノーズバングでカットするとちょうど良いバランスに。カラーは深めブラウンでお洒落に。ゴールドピアスをつけると華やかさも演出して！

 

上品なショートヘアを演出したい…32mmのコテでふんわりと巻く

32ミリのアイロンで巻き、サイド表面は後ろに流れるようにリバースに巻きます。サイド内側は内巻きにワンカール。ドライ感が失われないようにN.オイルをさらっと付けて、手ぐしで整えたら完成。ポイントはカットラインが見えるようにしたきれいな毛流れです。

 

毛束感を強調したい…2種のコテを使う

26mmと32mmのコテで、ランダムに毛束をネジって巻いたこちらのボブ。ワックスにオイルをミックスさせて毛先を中心に揉み込んでラフな毛束感を表現。こなれ感のある大人のナチュラルでリラックスボブに仕上げるのがポイントです。

 

マニッシュさを出したい…くせ毛風に巻く

まずは[26ミリのコテ]で毛先を外はねに。Sカールをつくるようなイメージで中間にも巻きを加えます。ラフに髪を動かしたいので、細かめに毛束を取り分けるのがポイント。最後はスタイリング剤をバサバサと馴染ませて、ほぐしてくせ毛っぽいゆるい雰囲気に。

 

人とは違うショートヘアアレンジ楽しみたい…寝ぐせ風巻きに挑戦する

ちょっと差をつけたいなら、あえて無造作に巻いてみるのも可愛い！[26mmのコテ]で、内側は外ハネと内巻きをミックス。細かく取り分けた表面の毛束は、ウェーブを加えて寝ぐせっぽくランダムな質感に。内側から空気を入れるようにスタイリング剤をもみ込み、すぐにカールをほぐしてあげるのがポイント。

 

 [ショートヘア]の巻き方の具体的な手順

ワンランク上のショートカットのスタイリングにコテは必須！　実際にどのように巻けばよいのかさらに詳しく紹介します。

 

モードとフェミニティが薫る大人のためのマッシュショートの作り方

前髪をセンターパートにし、全体にヘアアイロンでゆるっとした動きをつけておしゃれなムードを引き出して。

 

♦STYLING PROCESS♦

STEP１. 根元を起こすようにドライする

髪を左右にふりながら根元からドライヤーをあてて乾かすことで、ふんわりと仕上げる。えり足は首に沿うように、上から下に風をあてる。

 

STEP２. ヘアアイロンで毛流れをつける

26mmのヘアアイロンでもみあげを内巻きにワンカールさせる。その後、32mmのヘアアイロンで、顔まわりとサイドは左右3カ所ずつリバースに巻き、女性らしさを感じさせるポイントに。バックは内巻きにワンカール。トップのみ根元からカールをつけてふんわりさせる。カールをつけたあとは、指を通してくずして自然になじませること。

 

STEP３. ヘアオイルをつけてツヤ感を出す

オイルを全体につけてツヤと動きを与える。手のひらに出し、指の間にもしっかりなじませたら、顔まわりの内側から全体になじませる。表面はつきすぎないように最後につける。サイドの髪を耳にかけて完成。

 

大人っぽい色気が引き立つかき上げウルフショートの作り方

 

♦STYLING PROCESS♦

STEP1. 前から後ろに向けて乾かす

ドライヤーで前から後ろに向けて乾かす。フロントは手グシで立ち上げるようにしてドライする。

 

STEP2. ヘアアイロンで動きを出す

26mmのヘアアイロンでえり足と顔周りは逆巻き、トップはワンカールの内巻きに。

 

STEP3. オイルをつけて質感を整える

オイルを内側からつけ、その後、表面と顔周りにもなじませてウェット感と束感を引き出す。内側からつけることで表面につきすぎず、程よい質感にするのがポイント。分け目は直線ではなくジグザグにしてトップをふんわりさせる。

 

コテを上手に使って最高におしゃれなショートヘアで出かけよう

髪の毛の長さが短いショートヘアは、ロングヘアやミディアムヘアと比べてアレンジは難易度高め。だけど、コテを使えばどんなヘアスタイルよりも最高にオシャレなスタイリングが出来るはず。最初は難しくても何度も練習すればコテは上手になります。なりたいショートヘアをコテで作って、誰よりもオシャレになってお出かけをしましょう！

 

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