ボブの巻き方に悩む全ての方へ｜この記事で解決できること

ボブヘアはシンプルでおしゃれだけど、「巻き方が難しい」と感じている人も多いのでは？実は、少しのコツと正しい手順を知るだけで、誰でも簡単に垢抜けスタイルを叶えられるんです。

この記事では、美容師が実際に教えている“失敗しないボブの巻き方”を初心者向けにわかりやすく解説。あなたの“なんとなく巻き”を“プロっぽい仕上がり”に変えるヒントが詰まっています。

ボブヘア人よくある「巻き方」のお悩み

• 髪が短くてコテをうまく使えない
• 巻いても動きが出ず、いつも同じ印象になる
• 時間をかけてもすぐにカールが取れてしまう
• 火傷が怖くて思い切った巻き方ができない
• サロンのような“こなれ感”が出ない

この記事で得られるメリット

• 初心者でも3分でできる簡単スタイルを紹介
• 髪質・毛量に合わせた最適な巻き方テクニックがわかる
• シーン別（デート、オフィス、休日）で使えるアレンジ例を多数掲載
• スタイリング剤やコテの選び方・使い方まで網羅
• 現役美容師による失敗しないコツとNG例もチェックできる

今回教えてくれたスタイリスト

フクダユカ（nanuk スタイリスト／@nanuk_datsuko）

【基本テクニック】ボブの巻き方を成功させる3つのコツ

ボブをきれいに巻くには、まずは基本をしっかり押さえることが大切。初心者でも扱いやすいコツを3つに絞って解説します。

 ①初心者必見！失敗しない巻き方の基本手順

ボブの巻き方には大きく分けて「内巻き」「外巻き」「ミックス巻き」の3種類があります。

• 内巻き：毛先を内側にカールさせる巻き方。ナチュラルで清潔感のある仕上がりに。
• 外巻き：毛先を外側に流すように巻く方法。動きが出て華やかな印象に。
• ミックス巻き：内巻きと外巻きを交互に組み合わせた巻き方。立体感が出て、垢抜けた雰囲気を演出できます。内巻きは、毛先をストレートアイロンまたはコテで内側にくるんと巻くだけ。顔まわりに沿うように巻くと、やわらかく上品な印象に。外巻きは、毛先をアイロンで外側に向かって巻くだけ。やや外ハネ気味に仕上げると、今っぽくてこなれ感のあるスタイルに仕上がります。
  ※巻きすぎず、毛先だけ軽くワンカールがナチュラル見えのポイントです。

②コテ選びの基本｜ボブに最適なコテの太さと選び方

ショートボブなど短いレングスには[26㎜のコテ]がおすすめ。立体的な細かいウェーブを作るのに最適で、トレンド感のあるスタイルを作りやすいのがポイント。髪が短い人は32mmの太めのコテは扱いづらいので、デイリー使いには不向きです。

またコテが苦手でも扱いやすいのが[ストレートアイロン]。定番の外ハネ巻きなど、今人気を集めるスタイルで活躍してくれます。

詳しくはコチラ

③ストレートアイロンvs.カールアイロン｜使い分けのポイント

ストレートアイロンとカールアイロンは、仕上がりの質感や使いやすさが異なるため、目的に合わせて使い分けるのがコツです。

▶ ストレートアイロンが向いているスタイル

• 毛先だけをナチュラルに内巻きや外ハネにしたいとき
• 表面をストレートに整えてツヤを出したいとき
• 巻きすぎず、ラフで自然な動きを出したいとき

ストレートアイロンは小回りが利きやすく、ボブの長さにもぴったり。不器用さんにも扱いやすく、時短スタイリングにも◎。

▶ カールアイロンが向いているスタイル

• しっかりカールをつけて動きを出したいとき
• 前髪やトップに立体感を出したいとき
• パーティーや特別な日に華やかに仕上げたいとき

カールアイロンはボリューム感や持ちの良いカールを作るのに最適。26mm〜32mmサイズがボブにはおすすめです。

おすすめアイロン「CREATE ION（クレイツイオン）｜アイロン クラインストレート」

表面にクレイツイオン加工を採用し、潤いと艶のあるしなやかな髪に仕上げます。内蔵されたクッション機能が、髪へのダメージを軽減。アイロンを閉じると円形になるので、カールのアレンジも自由自在。コンパクトで持ち運びに便利なので、外出先や旅行にもおすすめです。

【全体スタイリング】2025年トレンドのボブ巻き方6選

今っぽいおしゃれを楽しむなら、全体の巻き方にもこだわって。2025年注目のトレンドを押さえた、最旬ボブの巻き方6スタイルをご紹介します。

①【外ハネボブ】タイトな仕上がりで洗練された印象に（所要時間：5分／難易度★）

必要なアイテム：コテかストレートアイロン、ヘアオイル

【手順】

1. サイドバックを分けてブロッキングをとる
2. サイドから外はねの毛束をつくる
3. バックは内巻きにして、オイルを上からつけて外にはねるようになじませる

②【内巻きボブ】ふんわり女性らしいシルエットの作り方（所要時間：5分／ 難易度★ ）

必要なアイテム：コテかストレートアイロン、ヘアオイル

【手順】

1. サイドとバックに分けて髪をとる
2. サイドの毛先を内巻きにする
3. バックは巻きづらいので、さらに上下に分けて内巻きにする
4. オイルをつけて手ぐしで整える

③【ミックス巻き】外ハネ×内巻きで立体感を出す方法（所要時間：6分 ／難易度★★ ）

必要なアイテム：コテかストレートアイロン、ヘアオイル

【手順】

1. 全体を内巻きのワンカールにする
2. ヘアオイルを内側からつける
3. オイルをざっくりつけると外に跳ねてくれる毛束が出てくるのでバランスを見てほぐす

 ④【リバースカール】こめかみの巻き方で小顔効果を演出（所要時間：10分 ／難易度★★★ ）

必要なアイテム：26mmのコテ、ヘアオイル

【手順】

1. 全体をワンカールで巻く
2.  耳から前の顔回りの髪を上下にわける
3. 下側をフォアードで1回転縦巻き
4. 上側をリバースで２回転縦巻き
5. 左右同じように巻いてオイルをつけてなじませる

⑤【外国人風】2025年トレンドの無造作ウェーブテクニック（所要時間：10分／難易度★★★ ）

必要なアイテム：26mm、19mmのコテ、ヘアオイル

【手順】

1.  全体ワンカールでベースをつくる
2.  指2本分程の毛束を取ってゆるく縦巻きを重ねていく。表面を中心にサイドで2.3束、バックで4.5束くらいが目安
3.  前髪も表面の毛束を少しとり、根本を巻く
4. 全体をほぐしてヘアオイルをつけて整える

⑥【韓国風ボブ】今っぽさ抜群のCカールの作り方（所要時間：6分 ／難易度 ★ ）

必要なアイテム：ストレートアイロン 、オイル

【手順】

1. サイドは2段、バックは3段で分ける
2. 毛先中心にしっかり内側に入るようバックからアイロンを通す
3. 続けてサイドの毛先もしっかり内側に
4. もみあげ部分は根本からフワッと内巻きにしておくのがコツ
5. オイルをサラッとつけて、全体をコーミング
6. 形を整えて、最後に顔周りをフワッとさせる！

【シーン別】目的に合わせたボブの巻き方アレンジ

仕事の日も、お出かけの日も、ボブの巻き方を変えれば印象が自由自在。シーンに合わせて楽しめる、おしゃれな巻き髪アレンジを紹介します。

  ①【オフィス向け】清潔感のある好印象スタイル（所要時間：5分／難易度 ★ ）

必要なアイテム：ストレートアイロン、 ROPI cream

【手順】

1. ベースになる全体はやや外ハネにアイロンを通していく
2. 顔周り前髪は内巻きにする
3.  creamをつけて、コーミング
4. 前髪を流して整える

②【デート向け】愛されボブの作り方（所要時間：10分／難易度 ★★★）

必要なアイテム：19mmコテ 、ゴム一つ、 ピン3つ、 ROPI cream

【手順】

1. 毛先を内外と動きの出るように巻いていく
2. 顔周り、表面部分から束をとってコテで根元を少し空けてランダムに巻いていく
3. creamをつけて高めの位置で、手櫛でザクっと結ぶ
4. 落ちてきて襟足部分は、捻ってピンで止める
5. バランス見ておくれ毛を出す

③【カジュアル】こなれ感のある抜け感ヘア（所要時間 ：7分 ／難易度 ★★）

必要なアイテム：26mmアイロン、 ROPI cream

【手順】

1. 毛先を内外、ランダムにワンカール
2. バランスを見ながら、顔回り以外の表面の髪の毛を摘んで、26mmを縦に入れて、中間からうねりをつける(大体7束ぐらい)
3. 顔周りは、内巻きに！
4. cream をつけて、コーミング
5. 表面に動き出して、整える

④【お呼ばれ】特別な日のエレガントスタイル（所要時間：5分 ／難易度 ★）

必要なアイテム：ストレートアイロン 、カチューシャ、ROPI cream

【手順】

1. 全体を外ハネにアイロン
2. creamをつけ、コーミング
3. 7:3 で分ける、サイドは耳にかける
4. カチューシャをつける
5. おくれ毛を出し、整える

【前髪アレンジ】印象が変わる！ボブに合う前髪の巻き方4選

前髪の巻き方ひとつで、ボブの印象がぐっと変わる！シーンや気分に合わせて楽しめる、おすすめの前髪アレンジを4つご紹介します。

  ①【ワンカール】ゆるやかな動きでこなれ感を演出（所要時間：3分／難易度 ★ ）

必要なアイテム：ストレートアイロン 、ROPI cream

【手順】

1. 前髪の毛先をワンカールに巻く。この時に中心（眉間の部分）は別で少し強めに巻いておく
2. 表面の1cmをとって、今度は中間から強めにフワッと内巻きをつける
3. creamをつけてコーミング
4. 全体を整える

 ②【オン眉】タイトで束感のある今どきバング（所要時間：2分／難易度★）

必要なアイテム：ストレートアイロン 、ROPI cream

【手順】

1. 浮かないようおでこに添うようにアイロンを通す
2.  creamつけてコーミング
3. 全体を 整える

③【ウェーブ前髪】無造作感で簡単イメチェン（所要時間：4／難易度★★）

必要なアイテム：19mmコテ 、ROPI cream

【手順】

1. 毛先を内巻きに。
2. 表面の毛束を３束ほどわけとり、
3. その束をそれおぞれ縦巻きにする(コテを縦にしながら巻く)
4. creamつけて、コーミング
5. 全体を整える

④【センターパート】ハンサムな印象の作り方（所要時間：3分／難易度 ★★）

必要なアイテム：ストレートアイロン、 23mmのカーラー、ROPI cream

【手順】

1. 根本からアイロンを優しく挟んで、円を書くようにフワッと内巻きに
2. 毛先からカーラーで巻く(根本立ち上げたい時は根本まで)
3. 髪の毛が冷めたら、後ろに引っ張りながら外す
4.  creamを中間毛先につける
5. 手櫛で後ろに流す
6. 全体を整える

【スタイリング剤活用法】美容師おすすめの商品

仕上がりの質をグッと高めるには、スタイリング剤の使い方がカギ。美容師おすすめのアイテムをご紹介します。

  ①【クリーム】

スキンケアにも使われている植物由来の成分で、髪にも肌にも環境にも優しいCREAM。 潤い成分が髪に薄く均一にフィットして、ツヤのある素髪風の美しい仕上がりに。

  ②【オイル】

99%植物由来の成分で出来ており、5種類のオーガニックオイルがベースとなっているオイル。

  ③【スプレー】

海から上がったばかりのような無造作感を作るスタイリングスプレー。塩化Na(海塩ブレンド)が髪にナチュラルなボリュームを与えて無造作でマット&ドライな質感に。気分をリラックスさせる、ラベンダーのやさしい香り。

【トラブル解決】よくある巻き髪の失敗と対処法

せっかく巻いたのに思い通りにならない…。よくある悩みの原因と、その解決法を解説します。

  ①【巻きムラ】均一に巻けない時の解決法

ポイントとなるフロント・毛先がしっかり巻けると均一に見えやすいです。はじめに、毛先をしっかり巻く、顔周りは、コテの角度を工夫しつつ鏡をよく見ながら、左右対称に巻いていくのがコツです！

  ②【すぐ取れる】長持ちさせるためのテクニック

巻きが取れやすい人は、１度に巻く量を少なめにし、理想の巻きより強めに巻くと◎。スタイリング剤も、ムースやセット力のあるものを使うといいです！

  ③【熱ダメージ】髪を守りながら巻く方法

100〜140 度の低めの温度で、何回も巻かずに、ゆっくりと滑らせながら巻くのがおすすめ。高熱で何度も通すとその分ダメージが出てしまうので注意。

  ④【うねり・広がり】湿気に負けない巻き方のコツ

アイロン前に保湿系スタイリング剤で土台を整え、巻いた後は湿気ブロック効果のあるスプレーでしっかりガード。仕上げに冷風を当てると、形が長持ちします。

 まとめ｜あなたのボブに合う巻き方を見つけよう

自分の髪質やライフスタイルに合った巻き方を知ることで、毎日のスタイリングがぐっと楽しく、おしゃれに。基本のテクニックからトレンド、シーン別アレンジまで、ボブの魅力を引き出すコツはたくさんあります。気分や予定に合わせて巻き方を使い分けて、もっと自由にボブヘアを楽しんでみてくださいね。

 

今回ご協力いただいたサロン

●nanuk SHIBUYA（ナヌーク シブヤ）

 

住所：東京都渋谷区渋谷1-11-3 第一小山ビル4階
時間：水・金曜 11:00〜20:00、木曜 11:00〜19:00、土・日曜 10:00〜19:00
定休日：毎週月曜・火曜
TEL：03-6450-6032
WEB：http://nanukhair.com/

●nanuk kafla（ナヌーク カフラ）

• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
•