こんな部屋に住みたい! 映画が教えてくれるインテリアのヒント【映画で学ぶインテリア】 | FUDGE.jp

ONKUL

何かと篭りがちな時間が続くと、だんだんホームシックのような気分に。不慣れな環境に立たされるという意味では、これは新生活と言えるかも。わくわくする反面、心細い日々のはじまりもある。映画を処方箋として日々の暮らしを楽しみませんか。それは、映画を通じて自分の“ホームタウン”を新たに作ること。インテリアとして学ぶべきは、カラー? アイテム?観賞の視点が変わると一度見たことのある映画でも、また新しい魅力に気づくことができるはず。「こんな家に住みたい、暮らしをしたい」映画から自分らしい部屋づくりのヒントを学ぼう。

 

部屋の片隅に置かれたランプ。 ちらりと映る窓辺の植物。 物語とは直接関係のない細部にすぎなくても、そこには人々の日常がしっかりと刻まれている。 そんなふうに、映画から不意に生活の匂いが漂う瞬間が、たまらなく好きだ。

フランス映画『猫が行方不明』で、メイクアップアーティストのクロエがゲイの友人と暮らすのはパリ11区のアパート。キッチンカウンターのある広々としたリビングが彼らの共有スペース。猫と一緒にまどろむ深紅のソファに、花のような形のローテーブル、ユニークな形の鏡やランプなど、どれも色鮮やかな家具ばかり。どこか古ぼけていたり手作りっぽい雑さがあったりして、それがまたいい。道で拾ってきたり、友達からもらったり、いかにも寄せ集めで作った部屋、という感じ。世間から少し浮いた若者らしい生活感が楽しい。

 

MOVIE:『猫が行方不明』

© 1996 Vertigo Productions – France 2 Cinéma. Tous droits réservés

可愛がっていた愛猫グリグリが突然行方不明に。 慌てたクロエは、個性豊かな隣人たちを巻き込み、パリの街を駆け回る。下町らしい気さくなパリの姿をたっぷりと楽しめる、とっておきの青春映画。

フランス/ 1996年
監督:セドリック・クラピッシュ
出演:ギャランス・クラヴェル

 

1960年代に作られた上質なガラス製ランプシェード。 ランプ ¥55,000 / HOLMEGAARD(TOKYO RECYCLE imption)(※ヴィンテージのため数量限定)

 

onKuL vol.15(2021年4月売号)より。

illustration : Nobuko Uemura
text : Rie Tsukinaga
edit&text : Naoki Kuroda
re-edit : Saki Katayama

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