臼田あさ美 ボーイな彼女のいつものデニム

「鍋」とひとくちにいっても、その形や用途は実にさまざま。ところ変われば、鍋も変わる。その特性を生かせば、新しい味に出会えるかも。モロッコと韓国の鍋を筆頭に、日本はもとより他国の鍋に想いを馳せる。今回ご紹介するのは、モロッコからやってきた「タジン鍋」。体がポカポカ温まる鍋レシピも、ぜひお楽しみください。

フランスの人気ブランド《ストウブ》のタジン鍋

モロッコに古くから伝わる「タジン鍋」の特徴は、なんといっても円錐形の蓋にある。この独特のカタチが、鍋内の水分を効率的に循環させるため、食材の旨味を逃すことなく調理ができる。フランス《ストウブ》の「タジン鍋」は、皿部分に保温性の高い鋳物を使用。まさに、モロッコとフランスに伝わる鍋のいいとこどり! タジン 20cm ¥13,200/STAUB(ツヴィリング J.A. ヘンケルス ジャパン)

Let’s cook !!

皮ごと玉ねぎスープ

タマネギの栄養を
まるっといただく、蒸し煮スープ

「タジン鍋」で、スープ作り。タマネギは頭まで水に浸からなくても、蒸し煮が得意な「タジン鍋」だから、中までしっかり火が通ってホロホロとろり。新陳代謝を活性化させるハトムギや、腸活をサポートするもち麦を加えてよりヘルシーなスープに。お好みで、モロッコ料理に欠かせない発酵調味料「塩レモン」や、スパイシーさがプラスされる調味料「ハリッサ」などを加えて、エキゾチックな香りと風味を加えるのもおすすめ。

■材料
タマネギ(皮ごと)……………………..1個
ハトムギ…………………………小さじ1
もち麦…………………………..小さじ1
カブ…………………………….1/2個
水………………………………適量
塩胡椒(または塩レモン)………………適量

好みでオリーブオイル、ハリッサ、ミニタマネギ

■作り方
１_タマネギは皮ごと流水でよく洗い、根の部分を切り落とし、上部に十字の切り込みを入れる。
２_カブは皮を剥いて食べやすい大きさに切る。
３_タジン鍋に皮がついたままの玉ねぎ、ハトムギ、もち麦、カブを入れ、吹きこぼれない程度の水を入れ、蓋をして中火で煮る。
４_ハトムギ、もち麦に火が通るまで約20分ほど煮る。
５_塩胡椒(または塩レモン)で味を整え、食べる直前にオリーブオイルを回しかける。好みでハリッサを加えても美味しい。

【問い合わせ先】

ツヴィリング J.A. ヘンケルス ジャパン　0120-75-7155

最新号 ONKUL vol.16（2021年12月3日発売号より)