kiitos.
旅先に持って行くスキンケアやメイクアイテム、あなたは、シンプル派? それとも、スペシャルケア重視派? バッグのなかの収納力を優先したり、ミニマムにまとめたり……。一体どんなアイテムを持って行けばいいのかということだけでなく、パッキングひとつとっても、いつも頭を悩ませてしまうことばかりです。旅好きな彼女はどんな旅支度をしているのでしょう? 旅上手さんたち6人のコスメポーチと、パッキングのこだわりを教えてもらいました。
TRAVELER 01. スタイリスト 大谷優依さん
“香りのプラスワンで、旅先の窮屈さを吹き飛ばす”
大谷優依さんは、森のようなスモーキーでグリーンな香りの〈Aésop〉の香水、「ヒュイルオードパルファム」と、〈Aésop〉のトラベルキット「Rome」から必要なものだけをチョイス。オーラルケアには〈WELEDA〉の「オーガニック歯みがきセット ソルト」。そして、〈uka〉の「ウカヘアオイル ウィンディーレディ」、〈無印良品〉の「ボディミトン」をバスルーム用のポーチにイン。
スマートな旅支度に、スマートなポーチを
以前は海外旅行が多かったものの「最近、国内旅行が楽しくなってきたんです」と大谷さん。民芸やその土地の歴史などを探訪するのが好きな彼女が愛用するスキンケアは〈Aésop〉のトラベルキット。
コスメは〈Aeta×THREE〉のポーチに入れて、普段のメイクアイテムと同じものを持って行く派だそう。バスアイテムは〈無印良品〉の透明ポーチにまとめて、簡便に。
「コスメは旅先だからとアイテムを変えることはせず、基本的には家でいつも使っているものを持って行くことが多いです。もともと、お手洗いや機内持ち込み用にお化粧道具を持って行くのがニガテ。なので、機内にも何も持ち込みません。閉塞感があるビジネスホテル対策に、心が落ち着き、魔除けのような意味合いも込めて、香りのアイテムにはこだわって必ずひとつは旅先に持ち歩きます。〈Aésop〉の香水のほか、お香や紙石鹸など、ホテルのお部屋のなかで楽しめるアイテムを気分に合わせて選びます」目に映る旅先の景色も、香りの思い出とともに良い思い出づくりの手助けに。
香りだけでなく、文庫本や愛飲している紅茶のティーバッグを持ち込むなど、普段と同じリラックスアイテムを用意。
スタイリスト 大谷優依さん
ライフスタイル誌をはじめとした多くの女性誌で活躍するほか、広告やカタログなどのスタイリングも担う。最近気に入っているのは、日本の伝統的・歴史的建造物を巡ること。
TRAVELER 02. 漆修復家 河井菜摘さん
“旅するように暮らす、国内3拠点生活の必携コスメ”
持ち歩き用のポーチ(左)には、化粧直しが手軽に叶う〈SHISEIDO IBUKI〉「スマート フィルタリング スムーサー」、〈無印良品〉のミラー、〈MASON PEARSON〉のヘアブラシ「ポケットミックス ダークルビー」、〈HERBAN ESSENTIALS〉の「アロマタオル」、リップブラシ、〈ESTEE LAUDER〉のグロス、マスカラ型の乱れ髪まとめブラシ〈plus eau〉の「ポイントリペア」を収納。ふたつ目のポーチ(右)に入れるバスアイテムは、普段使いのものを小分け&サシェで持参する。そのひとつ、〈reMio〉の「オーガニック アルガンオイル」は肌にも髪にも使えるオイル。アイメイクリムーバーはコットンに浸して使用するため、コットンも必需品。韓国で人気のマスクはスペシャルケア用に。
パッキング上手さんの機能的ポーチ&たっぷりコスメ
鳥取をベースに京都・東京にも生活と活動の拠点を持つ河井菜摘さん。持ち歩くアイテムも2way、3wayはもちろん、携帯性の高いアイテムが揃っています。ポーチ内収納もお手のもの! 軽いメッシュケースにギュッとアイテムがこれだけ揃っていれば、どこでも快適に暮らせそうです。「iHerb」など海外の通販も賢く活用し、コスメは吟味して本当に気に入ったものをブランド問わず取り入れて、デパート系コスメからプチプラまで幅広く。心がときめくアイテムで常にアップデートされるトラベルセットになっています。
一番大きいポーチにはメイクアイテム一式が。ポーチ内の小さいポケットに〈WHOMEE〉の「アイブロウパレット」と「スクリューブラシ」などのブラシ類、マスカラ、「ORBIS」の「アイブローコート」、ニキビパッチ、〈THREE〉のリップチークなど。〈LUNASOL〉のコンシーラー、〈excel〉のアイシャドウ、〈SMA RTSKIN〉のファンデーション、〈Celvoke〉のリップグロス、〈ALBION〉のベース、〈CLARINS〉の「フィックス メイクアップ」、ビューラーを機能的に収納しています。
内ポケットつきでとても便利なポーチはいずれも〈無印良品〉で購入したもの。すべてがすっきり収まるところはさすが、旅上手。
漆修復家 河井菜摘さん
漆と金継ぎをメインとする修復家。月の3分の2は鳥取の山で過ごしながら、京都・東京の3拠点生活を送る。Instagram「買い物(かいもん)マガジン」主宰。Instagram: @nano.o.o @kaimon_magazine
TRAVELER 03. ヘアメイクアップアーティスト 加藤 恵さん
“シンプルな荷物でも、気分の上がるコスメは忘れずに”
〈THE LAUNDRESS〉の防水ポーチにスキンケア・ヘアケアアイテムを入れて。スキンケアには〈to/one〉の「モイスチャー ミルク」と「モイスチャー ローション」をチョイスし、セサミシードオイルは全身に使えるナチュラルなものを。そして〈product〉の「ローズヒップエキス」、ミニブラシ兼ツボ押しの〈サンエア〉の「ゆびまろ」と、少数精鋭でコンパクトに。
バックパッカー的、シンプルケア&美白セット
もっぱら、ひとりでバックパックを背負っての旅が多いという加藤さん。持ち歩くスキンケアもスマートでまとまりのあるシンプルケア。全身に使えるオイル、旅先でのボディケアにもなるブラシなど機能的なアイテムを持ち歩くほか、機内持ち込みには保湿クリームや化粧水を小さく詰め替えたもの、リラックスできるオイルなどをジップロックに入れて携帯するそうです。
メキシコで買ったお気に入りのポーチにはメイクアイテムをメインに。〈TRANSINO〉の「薬用UVパウダー」と「薬用ホワイトニングCCクリーム」、〈OSAJI〉のアイシャドウとルージュ、〈rms beauty〉の「カラーパレット クラシック コレクション」、〈Gemmyblossoms〉の「2way lip」を色違いで2本、〈WELEDA〉の「エーデルワイス UVプロテクト」、〈nahrin〉の「ハーブオイル33+7」、〈STYLENANDA〉のアイブロウ、〈M・A・C〉の「ブラシストローク ライナー」と、お湯で落とせる「エクステンディッド プレイ ギガブラック ラッシュ」、旅に持ち歩くミニサイズのミラーも入れて。
日焼け止めに加え、SPF値の高い下地や美白アイテムはしっかりと準備。リップも色違いで何色か入れる、お湯落ちタイプのアイメイクを持参するなど、手をかけずに旅先の気分を上げる工夫がそこかしこに。
「ボディオイルとヘアオイルは兼用のものを持参するなど使いまわして、なるべく物は少なく、と心がけています」と加藤さん。
ヘアメイクアップアーティスト 加藤 恵さん
多くの女性誌や広告を中心に活躍中。著書に『カジュアルな大人メイク』(双葉社)。旅の記録のInstagram @megtabiを更新中。https://megtabi.thebase.in/
旅上手なあの人のトラベルセット (後編)へ
kiitos. vol.13「旅上手なあの人のTRAVEL SET」より
photograph : Kiyono Hattori, Yumiko Yokota [STUDIO BANBAN]
edit&text : Kaoru Tateishi
re-edit : Midori Seki
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