Vol.09-3 ボーダー通に聞くFUDGEガールのためのボーダーファッション講座 | FUDGE tab.

PART 1
PART 2
PART 3

photograph_Kato Shinsaku（model）,Takahashi Erina（item）
styling_Kiyomiya Mio
hair&make-up_Onishi Akemi
model_Alina
illustration_STOMACHECHE.
design_Nemoto Shinji
edit&text_Akiyama Taori

青×白のボーダーシャツは、どんなアイテムと合わせても爽やかに決まるワードローブのお守り的存在。そんな定番中の定番アイテムを自在に使いこなせたら、これからの季節役立つこと間違いなし！ということで、スタイリストの清宮三緒さんに、ボーダー通になれる装いの秘訣を教えてもらいました。

定番のフレンチボーダーシャツは、デニムとの相性が抜群！
サイズ違いで揃えておけば、
いろんなデニムの着こなしが楽しめちゃいます。

カラダにフィットするジャストサイズのボーダーシャツには、ハイウエストデニムを合わせるのがおすすめ。お腹周りがもたつかないから、キレイめに着られるのも◎。

メンズサイズのボーダーシャツは、ボーイフレンドデニムと好相性。同色のベストをレイヤードしたら、裾はあえてアウトして、袖をくしゅくしゅっとたくし上げるとこなれ感がアップします。

ジャストサイズ＝タックイン、オーバーサイズ＝タックアウトと覚えましょう。サイズ違いのボーダーシャツを着こなしてこそ、ボーダー通への第一歩です。

老舗フレンチブランドの《セントジェームス》と《オーシバル》に、今っぽいシルエットが話題の《ウティ》を加えた、おすすめの３大バスクシャツをピックアップ。いろんなブランドを着比べて自分にぴったりの一枚に出合って！

《セントジェームス》の定番「ナヴァル」は、かつてフランス海軍の水兵の制服であったことがその名の由来。上質なコットン100%の素材は吸湿性に優れ、着込むほどに味わいがでる。レディースのS～Mに相当するT３でジャストな着心地を楽しむのはもちろん、メンズのLに相当するT６でルーズな着心地を楽しむのもおすすめ。

【左から】カットソー(T3)¥13500、カットソー(T6)各¥13500
／ともにSAINT JAMES（セントジェームス代官山本店）

映画「なまいきシャルロット」で、シャルロット・ゲンズブールが着用していたことでおなじみの《オーシバル》のシャツ。中でも代表作の「ラッセル」は、丈夫なラッセル生地を使用しながら、通気性に優れた上質な逸品。0～８までのユニセックスなサイズ展開が特徴。8はかなり大きめなのでワンピース感覚で着るのがおすすめです。洗うと横に縮むので、ジャストサイズより、少しゆとりのあるサイズを買うのがベター。

【左から】カットソー¥11800、カットソー※men’s¥11800
／ともにORCIVAL（ビショップ）

フランス海軍で使われていたデッドストックの生地を使った《ウティ》のバスクシャツ。たっぷりとした身幅やドロップショルダーなど、ルーズな着心地が今っぽい。裾にスリットが入ったスタンダードタイプと、スリットなしのオーバーサイズの２通りのシルエットが楽しめるのも嬉しいところ。サイズはスリット入りが0〜4、スリットなしが0〜３までの展開。