「体型は気になるけど、おしゃれも諦めたくない…」そんな悩める大人女子へ。

実は、ボディラインを拾わない「楽ちんおしゃれ」には、いくつかの簡単な鉄則があるんです。この記事では、まずその5つの基本のコツを徹底解説。その上で、FUDGE.jpお墨付きのお手本コーデを「コツ別」にたっぷりご紹介します。

なぜこの服は体型をカバーできるのか？その理由が分かれば、もう毎日コーデに悩まない！明日からのおしゃれがもっと楽しくなる、一生モノの着こなし術を盗んでいきましょう。

 

【Part 1】まずはコレだけ！楽ちんおしゃれを叶える「5つの黄金ルール」

FUDGE.jpに登場するお洒落さんたちの着こなしには、ボディラインを拾わないための共通点がありました。ここでは、その中から特に重要な5つのルールを先に紹介します。

	概要	なぜ体型カバーできる？	主なアイテム例
ルール１	「落ち感」 のある素材を選ぶ	体に沿わずストンと下に落ちる生地が、体のラインを自然にカモフラージュしてくれるから。	リネン とろみ素材 ハイゲージではないニット
ルール２	「ゆったりシルエット」 を味方につける	体と服の間に空間が生まれることで、体の実線がどこにあるか分からなくなり、華奢な印象に。	オーバーサイズシャツ ビッグシルエットTシャツ
ルール３	「ワイドなボトムス」 で下半身を隠す	脚のラインに一切フィットしないため、気になる太ももやお尻の形をまるっとカバーできるから。	ワイドパンツ カーゴパンツ ロングスカート
ルール４	「重ね着（レイヤード）」 で視線を散らす	服を重ねることで奥行きと立体感が生まれ、体の厚みや凹凸が目立たなくなるから。	ワンピース＋パンツ シャツ＋ベスト
ルール５	「三首見せ」 で抜け感を出す	全身を隠すのではなく、体で最も細い部分（手首、足首、首）を見せることで、着痩せ効果とこなれ感が生まれるから。	袖まくり クロップドパンツ Vネック

 

【Part 2】実践編！5つのルール別・FUDGEお墨付きコーデ10選

それでは、5つのルールが実際のコーディネートでどのように活かされているのか、FUDGE.jpで公開中の、実際の着こなしと共に見ていきましょう。

 

【ルール1】「落ち感」素材で、さらりと着るだけ美人

1-1. なぜ？に答える「リネンワンピース」が最強の理由

リネンは、繊維に「張り」があるため体に沿わず、ストンと下に落ちてくれる優秀素材。さらに、生地と肌の間に空気が通りやすく、常に体からふわりと浮いた状態をキープしてくれます。この「体につかず離れず」の距離感が、ボディラインを一切拾わない秘密です。

リネンワンピースに、あえてパンツを重ねてさらに安心感をプラス。異素材のベストを加えれば、視線が上に集まりスタイルアップ効果も。

 

1-2.冬の救世主「ローゲージニット」の魔法

生地に厚みのあるローゲージニットも、体の凹凸を拾いにくいアイテムの一つです。手編みのような風合いが、見た目にも優しく暖かな印象を与えてくれる点もポイント。色味や柄を選べば、自分らしさや個性も演出できます。

編み目がざっくりしたローゲージのノルディック柄ニット。ボトムスもゆとりのあるものを選んで、とことんリラックスムードに。

 

【ルール2】「ゆったりシルエット」は“着られてる感”の回避がカギ

2-1.FUDGE FRIEND田中さんの鉄板「メンズサイズシャツ」

メンズサイズシャツなら、着るだけでほどよい”ゆったりシルエット”が叶う優れもの。ただ、そのままだと着られてる感が強くなる可能性があるため、カゴバッグやサンダルなど、軽やかな小物でバランスを取りましょう。

夫と兼用だというメンズサイズの黒シャツを、同色のパンツと合わせてセットアップ風に。重く見えがちな黒も、ゆったり感で「抜け感」が生まれます。

 

2-2.大きめ×大きめでもOK！「オーバーサイズスウェット」

オーバーサイズのスウェットは「だらしなく見えるかも？」と心配になりますが、全体の色味をネイビー系で統一することで、ルーズな組み合わせでも不思議とまとまりが生まれます。まさに計算されたリラックスコーデです。

オーバーサイズのスウェットに、あえてワイドなデニムを合わせた上級者スタイル。

 

【ルール3】「ワイドなボトムス」なら、下半身は悩み知らず

3-1.大人の「カーゴパンツ」は“ゆるぴた”バランスで

ワイドボトムの定番といえばフレアデニムですが、カーゴパンツもおすすめのアイテムの一つです。脚のラインに完全にフィットせず、一部にほどよくゆとりがあるシルエットは、真夏でも涼しくて快適。楽ちんさとスタイルアップを両立できます。

メンズライクなルーズカーゴパンツには、対照的にコンパクトなノースリーブを合わせて。上半身をすっきり見せることで、女性らしさが引き立ちます。

 

3-2.「ゆったりサロペット」はモノトーンで子供っぽさ回避

幼く見えがちなサロペットも、色使いをシックにまとめるだけで洗練された印象に変わります。シャツを合わせてみたり、ニットを合わせてみたりと、インナー次第で雰囲気を変えられるのも魅力です。

白いサロペットに、キリッとした黒シャツを合わせた大人のモノトーンコーデ。

 

【ルール4】「重ね着」を制する者はおしゃれを制す

4-1.FUDGE FRIEND 田中真里奈さんの定番「ワンピース on パンツ」

最近トレンドのワンピース on パンツは、実は体型カバーにも最適なコーディネート。ワンピース一枚だと心許ない腰回りやヒップラインも、パンツを一枚挟むだけで完全にカバー。視線が分散され、こなれ感もアップします。

丈の長いシャツワンピースに、白いパンツを重ねたレイヤードスタイル。「普段一番着ている」というほどの鉄板コーデだそう。

 

4-2.冬の「モノトーンレイヤード」は異素材ミックスで

ニットやシャツ、アウターなどを重ねるレイヤードコーデは、複数枚重ねることで体の実線が曖昧になり、着痩せ効果は絶大！全体をモノトーンで揃えれば、数枚重ねてもすっきり見えます。

アウター、シャツ、タートルネックニットと、素材や丈の違うアイテムを重ねて奥行きを出した上級者テクニック。

 

【ルール5】「三首見せ」は、全てのゆるコーデの基本

5-1.ヘルシーな「肌見せ」で抜け感をプラス

「着膨れして見えそう…」と不安になったら、あえて肌見せするのが最適解。次のコーデはピンクのボーダー柄をインナーに選ぶことで、可愛らしさもプラスされています。夏なら足元はサンダルで、足首を見せるのも忘れずに。

ゆったりしたオーバーオールに、あえてノースリーブを合わせてヘルシーに肌見せ。無骨な印象のアイテムも、女性らしい抜け感が生まれます。

 

5-2.「足首見せ」で重めセットアップを軽やかに

全身を覆うのではなく、どこか一箇所でも華奢な部分を見せることが、着痩せへの近道です。袖をまくるのが一番手軽ですが、ワンランク上を狙うなら足首をチラリと見せて、軽やかな雰囲気を演出してみてください。

ビッグシルエットのジャケットとタック入りパンツのセットアップ。重くなりがちな組み合わせも、ローファーから素足を覗かせることで軽快な印象に。

 

まとめ

FUDGEお墨付きの「楽ちんおしゃれ」の作り方、いかがでしたか？

もう一度、5つの黄金ルールをおさらいしましょう。

1. 「落ち感」のある素材を選ぶ
2. 「ゆったりシルエット」を味方につける
3. 「ワイドなボトムス」で下半身を隠す
4. 「重ね着（レイヤード）」で視線を散らす
5. 「三首見せ」で抜け感を出す

 

難しく考える必要はありません。まずは「いつものシャツの袖をまくってみる」「次に買うパンツはワイドな形にしてみる」など、一つでも取り入れられそうなルールから試してみてください。理由がわかれば、服選びはもっと簡単で、もっと楽しくなるはず。ボディラインを気にせず、自分らしいおしゃれを思いっきり楽しんでくださいね。

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