FASHION
洋服でも雑貨でも、「素敵だな」「かわいいな」と思ったものが、英国製だったということがよくある。だから改めて、英国で生まれた“いいもの”を集めてみることにした。長く愛せるデザインと確かなつくりで、「手に入れたい! 」と思わせてくれる逸品との、素敵な出会いがありますように。
Index
JOHN SMEDLEY
1784年創業の《ジョンスメドレー》。細い毛糸を緻密に編み込んだファインゲージニットの着心地のよさを存分に感じるため、ハイゲージ(30G)の半袖セーターとカーディガンをアンサンブルで。カーディガン¥46200、セーター¥36300/ともにJOHN SMEDLEY(リーミルズ エージェンシー)、スカート¥8800/Levi’s®︎(リーバイ・ストラウス ジャパン)、メガネ¥79200/10 eyevan(コンティニュエ)
FRED PERRY
ロンドンのストリートスナップでよく見かける女の子をお手本に、トラックジャケットをタウンユースしよう! まずは、テニスウエアを起源とする《フレッドペリー》みたいな由緒正しきブランドと一緒にね。
O’NEIL OF DUBLIN
アイルランドで伝統のキルト製品をつくり続ける《オニール オブ ダブリン》。そんな名門ファクトリーブランドが手掛けるキルトスカートは、まさに一生モノ。
Traditional Weatherwear
軽さと保温性を兼ね備えたヒートツイード素材のコート「バーゲート」は、ブランドの大人気アイテム。コーデュロイの襟や千鳥格子から、英国らしいクラシカルムードを感じられる。
MARGARET HOWELL
伝統的な素材と洗練されたモダンなデザインが特徴的な《マーガレット・ハウエル》の洋服は、さらりと着ても様になる。クリーンでオーセンティックな魅力を放つジャケットをパンツと一緒に着こなしたら、スタイルが完成した。ウール100%だから暖かさもばっちり。見た目のよさと暖かさ、どちらも欲しい欲張りさんにおすすめしたいな。
Yarmo
1898年に創業し、今では英国国防省や有名企業の制服製造も委託されるまでになったワークウエアブランドの一品。
Nigel Cabourn
ヴィンテージミリタリーのコレクターとしても世界的に有名なデザイナー、ナイジェル・ケーボンが自身の名を冠してスタートしたブランド。こちらは、ファイヤーマン・フックと呼ばれる金具のクリップデザインが特徴的。
photograph_Tamura Masahiro〈FREAKS〉
styling_Kitagawa Saori
hair & make-up_Nagasawa Aoi
model_Lisa L
edit_Chikazawa Yui〈KIP Inc.〉
design_Kawai Hiroyasu〈VIA BO, RINK〉
FUDGE vol.243 2023年10月号より
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