FASHION
洋服でも雑貨でも、「素敵だな」「かわいいな」と思ったものが、英国製だったということがよくある。だから改めて、英国で生まれた“いいもの”を集めてみることにした。長く愛せるデザインと確かなつくりで、「手に入れたい! 」と思わせてくれる逸品との、素敵な出会いがありますように。
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BURBERRY
上はマフラーから下はスノーブーツまで、大好きな《バーバリー》のチェック柄を纏えるなら、「冬も悪くないな」と思える。今季は、イエローの他にもブルーやレッド、パープルなど、鮮やかなカラーのチェック柄が登場していて、身に着けるとなんだかハッピーな気分に。装いの引き締め役にもなってくれたバッグは、昨年の10月にチーフ・クリエイティブ・オフィサーに就任した、ダニエル・リーによるデザインの新作「チェスサッチェル」。
Aquascutum
撥水性が高いトレンチコートは、まさに《アクアスキュータム》の顔。ラテン語で“水の盾”を意味するブランド名の由来にもなったアイテム。114cmのマキシ丈を筆頭に、ショートやロング丈があれば、Aラインシルエットのものも。160年を超える長い歴史の中で、変わらず愛され続けているのは、ブランドらしさを残しながら進化を遂げてきたから。今のスタイルにもばっちりハマるのだ。
INVERALLAN
もともと、アラン諸島の厳しい海で働く漁師たちの防寒着であったハンドメイドのセーター。その伝統を色濃く引き継いでいる《インバーアラン》のアランセーターは、編み目の美しさはもちろん、暖かさも最高級。着るほどに身体に馴染んでいくから、はじめはジャストサイズを選ぶのがおすすめ。ちなみに、タグには、ブランドが世界に誇るニッターのサイン入り!
MACKINTOSH
ブランドのはじまりは1823年、チャールズ・マッキントッシュが世界初の防水布、マッキントッシュクロスを発明。よってアイコンであるゴム引きコートが生まれたのです! さて、今季の新作コートはというと、身幅が広く、丈も長め。メンズライクなオーバーサイズで、サッと羽織れば今っぽいシルエットが叶う。もちろん、雨風からもしっかり身を守ってくれます。
LAUNER LONDON
「いつかこの手に……」、と恋焦がれていた《ロウナーロンドン》のハンドバッグ。モデルはやっぱり、故エリザベス女王のお気に入り「ジュディ」がいい。最高級カーフレザーならではの上質感、フロントに配された華やかなロープロゴ、独特なラインを描くフラップ、すべてが美しい。同色の手鏡も付属するから、きっと身だしなみも完璧に。
Vivienne Westwood
ロンドンガールたるもの、世界中のファッションを中心としたさまざまなシーンを牽引し、今ではグローバルブランドとして認知されている《ヴィヴィアン・ウエストウッド》をチェックしておきたい。ヴィヴィアン・ウエストウッド自身は、50年以上にわたりデザインを手掛け、さらには、世界中の環境や人権問題に関する認識を高め、人々の想像力を刺激。世界で最も影響力のあるファッションデザイナー、そして活動家の一人として記憶されている。ブランドとデザイナーへのリスペクトの気持ちも込めて、伝統と革新の融合を体現するアイテムを身に着けないわけにはいかないの。
Barbour
英国スタイルをつくる上で欠かせない《バブアー》のオイルドジャケット。この1着は、スカートやワンピースなどとも相性がいいミディアム丈。加えて、通常よりも大きく広がる襟や袖口、ライニングに、英国発のホームウエアブランド《ハウス オブ ハックニー》のテキスタイルを採用。ブリティッシュな花柄が無骨なジャケットに愛らしさを添えてくれる。
LAVENHAM
美しいダイヤモンド型のキルティングジャケットでお馴染みの《ラベンハム》。数あるモデルの中でいま欲しいのは、スタンドカラーが特徴的な人気ベスト「ミックフィールド」をロングコートにリモデルした1着。なぜならすっきりした襟元、ゆったりしたシルエットによってレイヤードを存分に楽しめるから。寒さが厳しくなったら、厚手のセーターを合わせるのも絶対にかわいい。
BARACUTA
1948年に《バラクータ》から発売された「G9」は、すべてのブルゾンの原型とされている傑作。高い機能性とファッション性で人気を博し、デヴィット・ボウイやザ・クラッシュのメンバーなど著名人を筆頭に、モッズやスキンズなどのカルチャー集団まで、多くの人に愛されていた。最近では、レッドやパープルなどの鮮やかな色も登場していて、レディースにも人気なんだって!
photograph_Tamura Masahiro〈FREAKS〉
styling_Kitagawa Saori
hair & make-up_Nagasawa Aoi
model_Lisa L
edit_Chikazawa Yui〈KIP Inc.〉
design_Kawai Hiroyasu〈VIA BO, RINK〉
FUDGE vol.243 2023年10月号より
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