FASHION
《ビームス ボーイ》が誕生して2023年で25周年。そんな節目となる年に、フラッグシップショップとして長きに渡り愛されてきた原宿店が移転リニューアルオープンした。え!もうあの場所にないの?!と思う人も多いかもしれないが、移転先は同じ明治通り沿いの徒歩30秒ほど。店舗面積も拡大して、さらにパワーアップした、新しいビームス ボーイ 原宿をレポートします。おすすめのコーディネートスナップもあるので、お見逃しなく。
改めまして、ビームス ボーイ
《ビームス ボーイ》という名を知っていても、そもそもブランドの成り立ちを知らない人もいるかもしれない。大元の屋号であるBEAMSにBOYをつけて、メンズ服の持つ強さや背景のあるデザインに憧れを持つ女性のために、1998年にスタートしたブランド。トラッドやアウトドア、ミリタリー、ワーク、スポーツを軸にしたアイテムは、デザインや素材、ディテールで感じることができ、その服がもつ背景のストーリーを楽しめるのも魅力。そして旗艦店である、ビームス ボーイ 原宿が1999年にオープン。約24年間、ブランドと共に歩み、この夏、敷地面積を拡大した新たな場所でリニューアルオープンした。
ルーツを感じられるニューショップ
リニューアルした原宿店の最大の魅力は、ここに来れば《ビームス ボーイ》の豊富な商品ラインナップに出会えること。ブランドのスピリッツが詰まったオリジナルウェアや別注品はもちろん、原宿店限定のセレクトアイテムなど、《ビームス ボーイ》すべての商品を見られるのはここだけ。そして唯一の路面店だからこそ表現できる、ブランドのルーツであるアメリカンな世界を存分に堪能できるのも、このお店ならでは。
夏が楽しくなりそうな、カラフルな刺繍ブラウスや柄シャツたち。
レンガ造りを基調にした店内は幾つかのゾーンに分かれており、エリアごとに楽しめるのもひとつ。古き良き70年代のアメリカを彷彿とさせるウッド調の壁にカラフルなアイテムが揃うエリアや、クラシカルな真っ白の棚や装飾がアメリカントラッドをイメージさせるエリアがあったり、ひとつの空間で《ビームス ボーイ》のルーツがぎゅっと詰まっている。
ジュエリーや時計の棚も充実!メンズライクなウェアに、レディな小物を合わせたり《ビームス ボーイ》なではのコーディネートを楽しむことができる。
祝25周年!アニバーサリーコレクション
ブランド誕生から25周年を迎え、アニバーサリーコレクションが続々と入荷している。歴史あるブランドとコラボした別注アイテムをフルラインナップで見れるのは原宿店だけ。目印はブルーのペナント。
中でも老舗メーカー《Jostens©》に別注したカレッジリングは《ビームス ボーイ》のアイデンティティと言えるひとつ。通常のオーダーでは選べない、《Jostens©》のヴィンテージパーツ再現したカレッジリングは25周年にふさわしいスペシャルなアイテム。
過去にコラボを重ね《ビームス ボーイ》の名物とも言える、日本が世界に誇る〈テーラー東洋〉と作り上げた、25周年企画のベトジャン。『古着屋のレジ中に飾ってあるキッズサイズのレアヴィンテージ』をイメージしてコンパクトに再現。そして“25年着込んだら”というテーマのもと、あえて黒が退色したようなエイジングで表現したアイテム。
国民的スター・ミッキーのフォルムを象った、職人が一つひとつ手作りしているラタンバスケット。ブラックはミッキーマウスの手のひら、ナチュラルにはミニーマウスのリボンが、取り外しできるチャームとして付いています。斜め掛け、肩がけもできる2WAY仕様で、内側はギンガムチェック生地で開くのが楽しくなりそう。
ビームス ボーイ 原宿だけ!限定のスーベニアアイテムたち
キャッシャーの近くには、原宿店限定のスーベニアが!ここでしか購入できない限定アイテムなので、訪れた記念やお土産にも嬉しいカラーリングが豊富なキーホルダー。
他にもオレンジのロゴがワンポイントのTシャツや、セカンドバッグとしても役立ちそうなカラーが豊富な取手の長いポーチなどもあり、デイリーユースしたいアイテムも揃う。ソックスも展開予定とのことで、発売が待ち遠しい。
ディレクター浅山風子さんにきいてみた!《ビームス ボーイ》の魅力とは?
ーーFUDGE読者は《ビームス ボーイ》ユーザーも多いですが、どんなスタイルが好きな人におすすめですか?
メンズライクなウェアが好きな人におすすめですね。例えばトラッドなパンツに、レースのブラウスやジュエリーを合わせたコーディネートなど、メンズのアイテムに女性らしいエッセンスを加えたバランスが《ビームス ボーイ》らしさであり、そんなスタイルが好きな人なら欲しいアイテムがきっと見つかるはずです。
ーー《ビームス ボーイ》で絶対にチェックすべきアイテムを何ですか?
三つボタンのブレザーとスラックスパンツのセットアップやB.D.シャツ、コインローファーなど、ブランドのルーツであるトラッドなアイテムは、定番品として長く愛されているので、ぜひ注目して欲しいです。
ーー浅山さんが思う、《ビームス ボーイ》の好きなところを教えてください。
デザインが良い魅力的なのものは世の中に沢山溢れていますが、《ビームス ボーイ》では作り手の思いや、ルーツとなるものの歴史など、アイテム一つ一つに何かしらのエピソードが込められています。ビームス ボーイの店舗スタッフの親しみやすさもブランドの魅力の一つだと思うので、是非お店に足を運んでいただき、商品に纏わるエピソードを色々聞いてみて欲しいです!
スタッフ推し!秋さきどりコーディネートSNAP
ビームス ボーイの定番カラー、”ネイビー”のワントーンコーデ
ベスト¥11550、中に着たカットソー¥9680、パンツ¥18480 / すべてBEAMS BOY
《ビームス ボーイ》の定番カラー”ネイビー”で統一したコーディネート。ミリタリーの定番、U.S. NAVYのディテールをカットソーやパンツに落とし込みました。ポイントはカットソーの背面やパンツの裾に施した、ステンシルのように仕上げたプリント。ミリタリーのディテールの奥深さをオリジナルウェアにふんだんに取り入れた自信作です。(ディレクターFUKO ASAYAMA)
チェックのセットアップに、女性らしさをひと匙
シャツ¥19,580、パンツ¥18480、中に着たカットソー¥8800 / すべてBEAMS BOY
秋を先取りできる、チェック柄のセットアップ。ステンシルのカットソーをINして、さりげなくちら見せ。オープンカラーなので、シャツジャケットのように羽織ることもでき、Tシャツと合わせたりレイヤードも楽しめます。私物のレースショールを重ねて、メンズライクな中に女性らしいエッセンスをひと匙加えてみました。(スタッフ YUI YAMAZAKI)
ワークベストを重ねて、オールインワンのアレンジコーデ
オールインワン¥21780、ベスト¥15180、中に着たカットソー¥11000 / すべてBEAMS BOY
定番のボタンダウンシャツをベースにしたオールインワン。袖をフロントで結んで、パンツのように着用もできます。素材は肌触りの良いオックスフォード生地で、着込むほど味わい深くなります。一枚でサマになりますが、ワークベストと合わせて着こなしをアレンジ。お尻もすっぽりと隠れる丈感なので、オールインワンと相性良しです。(スタッフRISAKO TSUDO)
お問い合わせ先:ビームス ボーイ 原宿
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-25-14 1F
TEL:03-5770-5550
営業時間:11:00〜20:00(不定休)
Instagram:@beams_boy_official
https://www.beams.co.jp/shop/hry/
photograph_Yume
text&edit_Takehara Shizuka
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