FASHION
FUDGEお馴染みの着こなしやアイテムを”ディグる(深掘りする)”特集連載【FUDGE dig.】。12月のテーマは、暗いトーンが多くなりがちな冬のスタイルに華やかさと上品さをプラスしてくれる「チェック柄スカート」。クレバーな印象をあえて崩すように、ボーイに着ると装いの魅力が高まります。

Index
チェック柄スカートはボーイに着こなして
「チェック柄のスカート」といえば、まず思い浮かぶのがタータンチェック柄のキルトスカート(正しくはキルト)。キルトは、イギリス・スコットランドのハイランド地方で、男性用の衣装として誕生した伝統的アイテム。プリーツ入りの巻きスカートのようなデザインと、タータンチェック柄を採用した華やかなデザインが特徴です。
そんな「キルト」は徐々にファッションアイテムとして流通し、現在では「キルトスカート」を代表に、さまざまなチェック柄のスカートが登場。多くの人に親しまれ、お洒落を彩っています。
可愛く着こなす秘訣って?
「チェック柄スカート」はそのままグッドガールな雰囲気で着るのももちろん素敵ですが、あえてカジュアルなアイテムを合わせ、ボーイに着るのが正解。相反するテイストが互いを引き立て合い、こなれた雰囲気に。ここでは、8ブランドの「チェック柄スカート」とともに、スタイリングのコツを指南します。
01:“ブラウンベースのチェック柄スカート”が万能! 装いに馴染むベーシックカラーを選んで

《Golden Bear(ゴールデンベア)》のチェック柄スカートは、ブラウンを基調としたクラシックな色合いが魅力的。フレアなシルエットの裾から覗くのは、スポーティなグリーンのラインソックス。柄×柄の一見難しそうな組み合わせも、アースカラー同士なら大丈夫。上手に調和します。仕上げにスニーカーを合わせたら、どこか都会的な風が吹く。
▶︎スカート¥8690/Golden Bear(コスギ お客様相談室)
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02:グリーンを差し色に!知的さとカジュアルさの絶妙なバランスで取り入れよう

端正な印象のチェック柄に鮮やかなグリーンを織り交ぜ、どこかモダンなムードに仕上げた《SHIPS(シップス)》のスカート。ひざ下丈に加え、すとんときれいな落ち感が楽しめるボックスシルエットは、大人も取り入れやすいデザインです。アウターはスタジャンライクなブルゾンをセレクトして、スカートを引き立てて。知的さとカジュアルさの絶妙なバランスが、こなれ感を生み出す秘訣。
▶︎スカート¥19800/SHIPS(シップス インフォメーションセンター)
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03:トラックパンツを重ねて、おしゃれをアップデート

緑、濃紺、黒を使ったブラックチェックのブリティッシュな佇まいが魅力の、《Brooks Brothers(ブルックス ブラザーズ)》のスカート。定番化しているスカート×パンツの組み合わせも、さらに一歩先を行くなら、ブラックチェックのスカートにトラックパンツを重ねるのはいかが?シックな色合いのチェック柄スカートが、ラフな着こなしの引き締め役としてひと役。意外性のあるかけ合わせで、遊び心が宿るスタイルの完成。
▶︎スカート¥39600/Brooks Brothers(ブルックス ブラザーズ ジャパン)
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04:この冬トライしたいのは、チェック柄のミニスカート!

《To b. by agnès b.(トゥービー バイ アニエスベー)》で注目したのは、温かみのあるウールライクな生地感と、レトロムードなタータンチェックのミニスカート。フェミニンなミニスカートこそ、ボーイに着るのがFUDGE流。無骨なデニムジャケットやワークブーツを合わせてウエイトをプラスしてみて。カジュアルなアイテムの中で、スカートの甘さがほんのり際立つ仕組み。キャップにバラクラバを重ね、小粋なアクセントも忘れずに。
▶︎スカート¥22000/To b. by agnès b.(トゥービー バイ アニエスベー)
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05:モダンなアイビースタイルを叶えて

《Barbour(バブアー)》といえばワックスジャケットが有名ですが、タータンチェックもブランドを象徴するものの一つ。グリーンとブルーを組み合わせた鮮度の高いタータンチェックは、1点投入するだけで装いをリズミカルに彩ります。ラップスカート風のデザインや、右サイドに施された大きめのポケットがポイント。どこか学生風のコーディネートに取り入れ、アイビールックを気取って。お行儀のよさはキープしつつ、ニットキャップやスニーカーで力を抜くくらいがグッドバランス。
▶︎スカート¥24200/Barbour(バブアー パートナーズ ジャパン)
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06:クリーンなチェック柄スカートをあえてスポーティに着る

すらりと美しいシルエットを描く《agnès b.(アニエスべー)》のチェック柄スカート。持ち味であるスマートな表情を引き立たせるかのように、ゆったりとしたアウトドアジャケットをオン。テイストはもちろん、シルエットのコントラストが効いて思わず目を奪われる。ジャケット以外はスカート同様に白と黒でまとめるとスタイリッシュ。
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07:アウトドアテイストをミックスすると新鮮な表情が楽しめる!

《L.L.Bean(エル・エル・ビーン)》のジャパンエディションコレクションのスカートは、日本の気候やトレンドに合わせて作られたもの。キルトスカートをベースとしたトラディショナルなデザインや、洗濯可能な起毛フランネル素材を採用した、機能性の高さが魅力的。ふんわりとあたたかみのあるロングスカートに合わせたのは、アノラックパーカと存在感のあるブーツ。正反対なアイテム同士ながら、不思議とマッチする。ダッフルコートを羽織ったら、アクティブ感を内包したトラッドスタイルが完成。
▶︎スカート¥19800/ L.L.Bean Japan Edition(エル・エル・ビーンカスタマーサービスセンター)
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08:デニムとのレイヤードを楽しみながら、今っぽさを取り入れてみない?

《Demi-Luxe BEAMS(デミルクス ビームス)》が《O’NEIL OF DUBLIN(オニール オブ ダブリン)》に別注したスカートは、フレッシュなイエローのタータンチェックが目を引く一着。シルバーのキルトピンや、フリンジなど本格的なディテールが宿ります。紺ブレライクなジャケットを合わせたトラッドな装いに、さらに磨きをかけるなら、デニムパンツをレイヤードするのがおすすめ。定番スタイルにひねりを加えて、いつもとひと味違ったコーディネートを謳歌して。
▶︎スカート¥39600/O’NEIL OF DUBLIN × Demi-Luxe BEAMS(ビームス公式オンラインショップ)
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photograph_Serizawa Shinji
styling_Akashi Emiko
hair & make-up_Onishi Akemi
model_Hanji
text&edit_Ono Ayaka
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