CULTURE & LIFE
手ぬぐいは身近な存在でありながら、普段使いにしている人は意外と少ないもの。実は、アウトドアシーンでも活躍する優秀アイテムなのです。
おしゃれで粋な図案と機能性の高さから、海外からも注目されている手ぬぐい。そんな中、長崎の工芸品“波佐見焼”産地メーカー「マルヒロ」から、ハイスペックで小粋な“日本手ぬぐい”が誕生しました。
「マルヒロ」は、自社で運営する波佐見焼の陶磁器ブランド『BARBAR(バーバー)』から、NONCHELEEE・ハヤカワコウジ・POPYOIL・三重野龍・上出恵悟・竹内俊太郎といった「マルヒロ」にゆかりのある6名のアーティストとコラボして手ぬぐいを発売。
長崎の秋の大祭「長崎くんち」で町ごとに作られる手ぬぐいは、縁起物として知られています。長崎での手ぬぐいの消費量は全国的にもきわめて多く、デザインも多岐に渡ります。そこで今回のコラボアイテムは、「長崎くんち」の手ぬぐいを作っている染工場に依頼。「注染(ちゅうせん)」という伝統的な技法で染め上げているため、絵の具が生地の目をつぶさず、吸水性も肌触りも抜群な上に速乾性があるのもうれしいポイント。使い込むたびに味わいが増していきます。
左は、福岡で活躍するイラストレーター、NONCHELEEE(ノンチェリー)さんとのコラボ。ブドウをほおばる男を見つめる女の子がなんともいえないシュールさを演出しています。右は、国内外で動画静止画を発信している奇才アーティスト、POPYOIL(ポピーオイル)さんとのコラボ。POPYOILさんが所属するクリエイティブレーベル「OILWORKS」のロゴ入りです。
イラストレーターの竹内俊太郎さんとのコラボ手ぬぐいは、天狗のイラストに「てんぐ・ぐでん・ぐでん」と書かれているのがユニーク。
「拭く・敷く・飾る・包む」といった様々な用途で使用できるのもコラボ手ぬぐいの魅力。ひとつのグラフィックアートとして、部屋に飾るのもおすすめです。
薄手でかさばらないので、野外フェスやスケボー、サイクリング、アウトドアのときにポケットに忍ばせたり、首やリュックに巻いておくことで、汗を拭うためのタオルとしても使えます。また、温泉でタオルが濡れてしまい、生乾きのまま持って帰った経験がある方も多いはず。手ぬぐいなら、濡れてもすぐに乾くためその心配はありません。
アートとしての楽しみ方から、実用性を重視した使い方。どちらも兼ね備えている万能アイテムの手ぬぐいをぜひ、取り入れてみてはいかがでしょうか?
お問い合わせ先:BARBAR
WEB:www.hasamiyaki.jp/item/brand/barbar/
photograh_Kimyongduck
styling_Rina Taruyama
text_Mikiko Akiyama(marmelo)
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