CULTURE & LIFE
おしゃれ部屋にしたいけど、どうすればよいのかわからない。そんな時に参考にしたいのが『FUDGE.jp』での人気の連載「【私らしく暮らす】」。さまざまな間取り、生活スタイルのおしゃれなお部屋を紹介しています。今回は連載の中から、築30年以上のお部屋をご紹介。どの部屋も古さを感じさせないインテリアが素敵なので、ぜひ参考にしてくださいね。
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■ROOM1.築33年・1LDK・55㎡の三人暮らしインテリア

k.e.i.homeさんが旦那様、お子さんと三人で暮らしていらっしゃるのは、55㎡ほどの1LDK。
築33年、フルリノベーションされているお部屋は、グレーのカーペットやコンクリートの梁、天井など、他にはなかなかない内装が気に入ったのだそう。

躯体あらわしの天井や梁がかっこいい、リノベーション賃貸のお部屋。

家にお客様を招くことが多いというk.e.i.homeさん。15畳ほどの広々としたLDKも、お部屋の決め手のひとつだそう。

ヴィンテージっぽさを感じさせる、ウッドの家具が好きというk.e.i.homeさん。グレーのカーペットは持っている家具とバランスがよいところも、気に入ったポイント。アイアンやステンレスなどの素材もうまく組み合わせることで、ナチュラルになりすぎないほどよいミックススタイルをつくっていらっしゃいます。

あまり背の高い家具は置かないことも、工夫しているポイント。収納は少なめというお部屋ですが、ベッドの下やソファの下などもうまく使って隠せるものは隠し、メリハリのある空間にしているそう。

ソファの後ろ側には、小さなワークスペースが。

つくりつけの棚の下に、IKEAで購入したデスクがシンデレラフィットしたそう。チェアは、旦那様の希望で購入されたというアーロンチェア。座り心地もよく、インテリアとしても洗練されたデザインで、買ってよかったもののひとつだそう。

座ると自分だけの空間をつくることができ、気に入っているスペースのひとつとk.e.i.homeさん。本棚と一体化しているため、仕事の資料もすぐ手に取りやすいそう。棚の上にはグリーンもたくさん飾って癒し効果をプラス。

ダイニングテーブルは、Rocca で最近購入されたというScovby(スコービー)のエクステンションテーブル。「大人数が集まったときに、さっと広げることができます。前のテーブルでは手狭だったので、みんなが集まるときによく“買ってよかったね”と話しています」

北欧家具talo で購入された食器棚は、長く愛用されているもの。奥行きがちょうどよく、スペースをとらないことと、ちょうどよい場所にディスプレイポイントが作れるところがお気に入り。
「キッチンに食器棚を置くスペースがなくテーブルの横に置いたのですが、ディスプレイスポットにもなるし、食器などをさっと手に取れたり、コーヒーもここで淹れられたりと便利に使えています」

お子さんの手が届かない壁の上のほうに少しずつ絵を飾り始めて「好きなアートを見つけることが楽しくなった」とk.e.i.homeさん。冷蔵庫にあるのは息子さんの作品。

こちらの壁には、オーガミノリさんのアート作品(右側)と、それに似合いそうと購入されたという、日置哲也さんの作品(左側)。

リノベーション賃貸のクールな内装をうまく活かして、ヴィンテージの家具や、アートなど、自分の好きなものをうまく組み合わせながら居心地のよい空間をつくっていらっしゃったk.e.i.homeさん。
ミックススタイルのインテリアをつくるとき、お手本にしたくなる素敵なアイデアがたくさん詰まったお部屋でした。
→このお部屋が気になる方はコチラの記事をチェック!
■ROOM2. 築35年・1LDK・42㎡の一人暮らしインテリア

Umi さんが一人暮らしをしていらっしゃるのは、築35年、42㎡ほどの1LDK。フローリングのリビング・ダイニングに、和室がひとつというお部屋です。
内見時に部屋全体が明るく、風が通り抜けたことが決め手というお部屋。たくさんの植物と一緒に、気持ちよく暮らしていらっしゃいます。

南向きの大きな窓に面したダイニングは、一番のお気に入りスペース。いつも素敵な食卓の風景をアップされています。

大きめのダイニングテーブルは、無印良品のシステムデスク。オーク材の天板、ホワイトグレーのスチール脚で、シンプルなデザインで分解・組み立てもしやすいのがポイント。
「植物の水差しがつい増えてしまうのですが、大きめのテーブルなのでたくさん飾りつつ植物を見ながら食事ができるので、気に入っています。お菓子やパン作りもするのですが、その作業用にもいい広さです」

ダイニングスペースのお隣には、お気に入りの食器やコーヒーの道具が並ぶ、カフェコーナーがあります。引越してきてから、まず最初に整えた場所なんだそう。絵になる器がたくさん並び、見ているだけで幸せになれますね。

キッチンでは、つっぱり式のラックを活用したり、吊り下げる収納で使う道具や調味料がいつでも手に取れるように工夫されていました。

サニタリールームでも、壁につけられるフックを使って、ひとつひとつの道具の定位置をつくっていらっしゃいます。

ダイニングの隣には、無印良品の「リビングでもダイニングでもつかえるソファチェア」を置いて、ちょっとしたリラックススペースに。

無印良品の「パイン材折りたたみテーブル」をパソコンデスクとして使われていました。

デスクの上には、無印良品の木製小物収納を重ねて小さな棚に。上にはミラーを置いて、ちょっとしたドレッサースペースに。
「明るく、軽く」を意識して、空間に対しての家具の大きさや配置の間合いを気をつけ、空間に対してつめこみすぎないようにしていると、Umiさん。
「部屋の雰囲気が明るいと気持ちも上向きになりやすいので重くならないように、あとは、きちんとしすぎず、を意識しています」

和室はすっきりとしたベッドルームに。ファブリックはベージュやグレーを選ぶようにされているそう。

冬は植物たちを南側にうつして、ベッドルームはシンプルに。サイドテーブルとして使われているのは、3COINSのディスプレイテーブル。植物や加湿器をおいたり、さまざまな使い方ができて、買ってよかったもののひとつだそう。

白やベージュ、グレーで統一されたナチュラルな空間に、たくさんの植物たちと暮らしている Umi さん。今後は、もう少し白を増やして、落ち着いた印象にしていきたいと考えているそう。
明るく、軽く、整った1LDK。真似したい工夫がたくさん詰まった、素敵なお部屋でした。
→このお部屋が気になる方はコチラの記事をチェック!
■ROOM3. 築36年・3LDK・53㎡の一人暮らしインテリア

ゆとりある暮らしを目指して、広く、自由度の高いお部屋を選ばれたChibaさん。
大切にされているインテリアとお仕事でも関わられている草花に囲まれたお部屋についてお話を伺っていきます。

これまで様々なエリアでたくさんのお部屋に住んできたというChibaさん。今回のお住まいは、その中でも一番古く、寒く、それでいて一番広く、自由度の高いお部屋なのだそう。
「前の住まいが少し狭く、家具や観葉植物を大胆に置ける広い部屋で余裕のある暮らしをおくりたいという思いがありました」

「今回のお部屋は、大切な友達とお家ご飯ができるダイニング。光がたくさん入る明るい台所に、自然が身近に感じられる環境と。古さこそあるものの、暮らしのイメージにあった要素を全て押さえた物件でしたね」

住まい選びのポイントになっていたダイニングは、友人と食卓を囲んでも十分な広さがあるダイニングテーブルと出窓が特徴的。

ダイニングテーブルのテラリウムは、Chibaさんと同じく自然が好きなご友人から購入されたもの。予算を伝えればそれに合わせて素敵に作ってくれるのだそう。

出窓は、植物と雑貨を並べたディスプレイスペースになっています。

「朝は太陽の光、夜は照明にほんのり照らされます。お気に入りの雑貨や植物が溶け合って、澄んだ空気感がとても好きです」
飾る植物は場所やものとの相性を考えながら、日々変化を加えて楽しまれていました。

住まいの決め手のもう1つ。窓が多く、明るい台所は、自ら手も加えて、より使い勝手のよい空間へ。
「窓から光がたくさん入る台所は、使う道具や植物のディスプレイも考えながら、料理の時間が居心地の良いものになるよう意識しています」

「気に入っている食器や調理器具は見えるところに並べつつ、ごちゃついてしまう調味料類は食器棚に仕舞って見えないようにしています」

ワークトップの対面には作業台を置いて、機能性もアップ。作ったものを置いたり、ご友人が来た際には一緒に料理を楽しめたりと理想の暮らしを実現するのにピッタリの環境が整えられていました。

広い台所スペースには作業台とは別に、コーヒーを淹れたり、読書をしたりと小休憩用のデスクもダイニングテーブルとの間に設けられています。

またより居心地の良い空間をめざして、寝室に置いていたアートも台所へ。
「IDEEからでているcoricciさんのアートポスターは、一目惚れして購入してしまいました。ボタニカルなデザイン、細い線、くすんだ色味があたたかみを醸し出していて、何かアートを飾りたいなと思っていた台所にもピッタリでした」

日々使う台所だからこそ、自分自身が居心地の良い空間をめざして。見た目も機能面にもこだわって考えられている姿が印象的でした。

Chibaさんがお部屋を考える上で、大切にされているのは長く滞在する場所からの光景。
「お部屋の中でいる時間が長い場所からの見える景色が、自分にとって心地よいものになるよう考えています」

「今の住まいだと、キッチンから、ダイニングチェアから、南向きの窓辺のチェアからの景色ですね」

「特にキッチンのシンク前に立った場所からは、お部屋全体が見えるので特に大切にしています」

植物や本を飾るにもダイニングスペースでの話にもあったように質感や雰囲気の相性を見ながら調整されているそう。

「例えば、窓辺にはガラスの瓶や水の組み合わせがよく、アイビーを吊るして飾っています。光で水や植物の根が透けのが綺麗で絵になりますね」

「テレビ周りも、植物の高さや質感から3つ並べているのが、バランスよくハマってくれていますね」

住まいに迎え入れている草花もインテリアも、1つ1つが好きで取り入れられるものばかりだというChibaさん。好きなものが最大限楽しめるように、組み合わせも考えながらディスプレイを楽しまれていました。

お部屋の好きな光景を眺めながら暮らせるように、気に入ったものや感じたことを反映させながらお部屋を作られているChibaさん。
「物件の古さを感じるところも多々ありますが、自分で手を加えたり、好きな植物を増やしたりしながらより愛着のあるお部屋にしていけたらと思います」

Chibaさんの大切にされている暮らしのイメージと、今後の感性が住まいに反映され、どんな変化が生まれていくのか。今後のお部屋も楽しみですね。
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