お洒落なあの子は、マイカーもきっと素敵なはず。どんな車に乗っているの？ドライブシーンのコーディネートは？

車が欲しいけど悩んでいる…というあなたも、車は持っているけど他の人の愛車も気になっちゃうそこのあなたも、一緒にあの子のカーライフを覗いてみましょ？（もちろんこれから免許を取りたいあなたもね！）

第8回は、長野県松本市のヘアサロン〈Endorr〉でオーナー兼スタイリストとして活躍する、百瀬あゆみさんのマイカーをご紹介します。

キャンプ中心の車選びで出会ったかわいい一台

1990年代に初代モデルが登場し、30年以上衰えない《SUZUKI（スズキ）》の人気車種・ジムニーシエラ。悪路走行にも優れたアウトドア向けの一台をやっとの思いで手に入れたという百瀬さん。車選びの一番の基準は”キャンプ”だったそうです。

 

「前の車の老朽化により、新しい車を検討していました。憧れだったルーフキャリアが付けられて、キャンプでも使えそうだと思ったのがジムニーシエラでした。夫婦共にデザインも気に入って、予約して2年待って購入しました。キャンプには年に数回行くのですが、荷物をたくさん乗せられるようになったことが、車を変えて一番大きな変化でした。見た目も好きで、遠くからみても我が家の車は良いなと思えるので、夫婦共に愛着のある一台です」

 

ぼてっとしたフォルムとライフスタイルに合うカラー

純正のオーバーフェンダー（タイヤの上の両サイドのぽこっと膨らんだ部分）とカラーリングが、百瀬さんのお気に入りのポイントなんだそう。

「オーバーフェンダーがあることで、後ろ姿がぼてっとして見えて。特に、停まっている姿がかわいいんです。ミディアムグレーのカラーは、私たちのライフスタイルにも合いそうだと思い選びました。夫も私もモノトーンの洋服が多いので、スタイリングと合わせて楽しんでいます」

 

憧れのルーフキャリアに荷物を乗せて、念願のキャンプへ！

車の上に荷物を乗せることができる“ルーフキャリア”をカスタマイズできることが、百瀬さんがジムニーシエラを選んだ理由の一つ。そんなルーフキャリアに荷物を乗せるための“ラダー”も合わせてカスタマイズしているそう。

「ルーフキャリアに荷物を積んで走ることに憧れがあったので、絶対つけたかったです。キャンプに行く際も3人家族で十分に荷物を乗せて走れるようにしたかったことも理由ですし、実際上に荷物を乗せた分、車内のスペースにゆとりができて良いんです。ルーフキャリアの荷物をあげるのに必要だったので付けたラダーですが、車体にはしごがついている姿もかわいくて、気に入っています」

 

本日の「ドライブコーデ」をチェック

「今回は、山梨までご飯を食べに行くという目的だったので、アウトドアすぎない感じをテーマにしました。娘も一緒だったので、デニムとスニーカーで動きやすいスタイリングにしています」

愛車の撮影場所は、山梨県の北杜市。松本からのアクセスもよく、良いリフレッシュになるんだとか。「とにかく緑が多くて癒されます。自然の中でご飯を食べられる魅力的なお店が多いので、ドライブの目的地にもぴったりなんです」

ジャケット／vintage、トップス／yo biotop、ニット／perverze、パンツ／orr、シューズ／salomon、キャップ／perverze、バッグ／vintage

 

お気に入りのドライブスポットを教えて！

〈sundaysfood〉&〈寺崎コーヒー〉

「山梨にある〈sundaysfood〉と〈寺崎コーヒー〉は、担当しているお客様から教えてもらったのがきっかけで、伺うようになりました。どちらのお店も外の空気も楽しみながら食事ができるところが好きです。長野県からも高速で一時間程度なので、軽めのドライブにも良く、〈sundaysfood〉→〈寺崎コーヒー〉の流れで行くと、長野に帰りやすいのもポイントです」

 

〈タイニーガーデン〉

「長野県茅野市の蓼科湖畔に広がるキャンプ場で、好きなキャンプ場の一つです。キャンプではいつも焚き火をしてゆったり過ごすことが多いです。あと《turk》の鉄のフライパンを必ず持って行っていて。夜にお肉を焼いたり、朝の目玉焼きを作ったりと重宝しています。ここは、水回りも綺麗で、バンガロー泊もできるので子ども連れでも安心して楽しめるのが魅力です」

 

これから、マイカーと一緒に行きたい場所は？

待ちに待った愛車と共に、自然豊かな松本を中心にアウトドアなドライブを満喫している百瀬さん。これからドライブで行ってみたい場所を聞いてみると、なんと広島とのこと。

「以前、夫と2人で新幹線で行ったことがあるのですが、食わず嫌いだった牡蠣がおいしすぎて克服できたり、厳島神社の満潮時と干潮時の美しい景色を両方見たり。当時の食事や景色が思い出に残っていて。当時、まだ子どもはいませんでしたが、家族が増えたらまた来たいねと夫と話していたので、娘も連れて車で行きたいです」

 

 

text_Okazaki Hiroto
edit_Yanase Rei
photograph _Enari Nami

 

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