CULTURE & LIFE
同棲を機に特徴的なデザイナーズ物件から、間取りも内装もTHE賃貸の物件へと引越したmaasaさん。自分好みの洗練され、澄んだ空気感の住まいをめざして進められているお部屋づくりについてお話を伺っていきます。
景色も居心地も良いリビング
気に入っていた一人暮らしのお部屋での経験も活かして住まい探しをスタートされたmaasaさん。今回は環境と間取りを重視して進められたそう。「以前の住まいがワンルームのお部屋だったこともあり、細かく仕切られているよりかは、空間に余裕をもたせて暮らしたいと思っていました」
「彼と私、それぞれの職場にアクセスしやすい立地と40㎡前後の広さがあるお部屋で探して見つけたのが今のお部屋です。寝室とリビングの間が引き戸になっており、仕切りたい時にだけ仕切れるのも良かったです」
お部屋の中でのお気に入りが、前の住まいからのインテリアも活かされたリビングスペース。
「長年使っているお気に入りのソファ。ROSETTOGO(ロゼトーゴ)で過ごすことが多いです」
「色合いも真っ白なソファではなく、少しカジュアルダウンさせた生地が今回の部屋の雰囲気にも合っているなと思っています」
お部屋のインテリアやレイアウトは、maasaさんがメインで考えつつ、二人暮らしのなかで見つかった新しい楽しみ方もあるそう。
「植物は彼の趣味のものを置いています。彼はモノをあまり所有しないタイプなのですが、植物だけはどんどん増えていて、インテリアのアクセントにもなるので一緒に楽しんでいます」
白ベースの空間にエバーフレッシュが良いアクセントカラーになっています。一人暮らしの住まいではお花を飾ることがあっても、植物は置いていなかったと話すmaasaさん。新しい暮らしが新しいお部屋の楽しみ方の発見にも繋がっていました。
細部までこだわるディスプレイスペース
賃貸の限られた空間の中で、お気に入りがギュっと集められているのが壁面に沿って作られたディスプレイスペース。
「シェルフを置いてディスプレイスペースをつくりたいなと考えていました。友達に相談がてら話をしたのをきっかけによいアイテムを紹介してもらってつくることができました」
お友達が「好きそうなやつあったよ」と教えてくれたのが、京都の「ものや」さんのもの。
「家具っていうより、ディスプレイで使われてるような什器みたいなやつが好きで、去年韓国に旅行行ったときに雑貨屋さんで見て好きだったものがあったんです。それを一緒に見ていた友達が紹介してくれたことで知りました」
「オーダーしてから3ヶ月ほど待ちましたが、待った甲斐がありました。お部屋の中でも置く場所を変えたり、組み変えたりしながら、その時々で好きなディスプレイを考えるのが楽しいです」
ディスプレイのアイテムとも親和性が高そうな盆栽は、一緒に住むパートナーの好きも活かされたアイテムになっています。
「什器を購入したものやさんが京都のお店のため、和の要素が感じられるアイテムも取り入れたいと思っていました。辿り着いたのが盆栽で、植物が好きな彼に育ててもらっています」
「好きなものに囲まれた暮らしは自分を幸せにしてくれると思っている」と話すmaasaさん。ディスプレイスペースのアイテムは、1つのテーマで統一させるのではなく好きな思いを大切にしてに集められています。
「アンビエンテックの照明は、什器や盆栽の和のテーマとは異なりますが美しいシルエットでずっと欲しいなと思っていました。4段階に明かりが調節できますが照明を付けていないときでも見るだけでうっとりするアイテムになっています」
飾るアイテムを変えてみたり、什器そのものを組み換えてみたり。スッキリとした空間だからこそワンポイントでも変化が付けられるスペースがあるとお部屋の楽しみ方が広がりますね。
余白をつくる、感じる工夫
こだわりのインテリアが楽しめるのは、ひとつひとつのアイテムが際立つ空間づくりにポイントがあります。
「クリーンで澄んだ雰囲気を作れるように、ベースは白で部屋づくりをして、色数は増やしすぎず、グリーンや小物で色を足すようにしています」
「大きな家具は、基本的に白、シルバー、ベージュの3色のみで色数を絞って構成しています。そうすることで全体にまとまりが出ますね」
お部屋のベースカラーとなる床は慎重に選ばれていました。
「前の住まいは濃い茶色だったので、インテリアとの差別化もできていたのですがこの住まいは白っぽい木のフローリングだったこともあり、カーペットタイルを貼っています」
「最初はマーブルっぽい柄を考えていましたが、当てて見た時に、モダンな感じになってしまって今のカーペットに変更しました。柔らかい印象とともに床に座って過ごすのも気持ちよくなったので選んで良かったです」
色数とともに物の数もスッキリとした空間づくりには重要だと話すmaasaさん。生活感が出てしまうもの、雑多なものの管理には注意されていました。小物をしまっているのは、HAYのCOLOUR STRAGE。
「書類やコード類など日々暮らしているとついつい散らかってしまうこともあると思います。そうしたものを出しっぱなしにしないということを我が家では大切にしています」
「雑多な物はお洒落なボックスに仕舞う、本はディスプレイとして飾るなどしてなるべく生活感が出ないように意識しています。生活感の出やすい日用品はカバーで好きなデザインや色合いを合わせていくのも効果的だと思います」
余白をつくりつつ、お部屋を楽しむことも大切にしながら暮らしていきたいと話すmaasaさん。
「一人暮らしの時と比べて部屋が広くなり、余白をつくるとともに、その埋め方も考えどころだなと思っています。グリーンや壁を飾るアイテムなど自分の好きを楽しむことも意識して住まいをつくっていきたいです」
現在の住まいにもこれからに向けてもたくさんの試行錯誤とアイデアの跡が感じられるmaasaさんのお部屋。今後の余白と好きなアイテムの足し引きも楽しみです。
maasaさん(@myroom____diary)のInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/myroom____diary/
text & photo : Tsubottle
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出典: goodroom journal
記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)
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