CULTURE & LIFE
好きなものに囲まれたインテリアを楽しみたいけど、ゴチャゴチャしたのはイヤ、というかたって多いのではないでしょうか?今回は1Kでシンプルながら自分の大切なものを上手に配置しているオシャレなインテリアのお部屋を紹介します。
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■ROOM1. ミニマリストがつくる小さな1Kのインテリア
Woodyさんが一人暮らしをしていらっしゃるのは、30㎡ほどの1Kのお部屋。
以前は1LDKに住んでいて、“ものに囲まれた暮らし”をしていたというWoodyさん。あるときから、ミニマリストになろうとものを減らし始め、服、家具、家電など、持ち物の7割ほどを手放したのだそう。広い空間が必要なくなって、今の1Kにお引越しを決めたのだそうです。

Woodyさんが小さなお部屋の中心に据えたのは、「最低限のサイズのテーブルひとつと、自分にフィットするお気に入りの椅子ひとつ」。“なんにもない部屋”を目指すのではなく、ものを減らし、掃除や片付けが楽にできる環境を整えて、インテリアを楽しむことを大切にされているそう。

ミニマリストを目指したのは、「服がクローゼットに収まりきらなくなった」という些細なことがきっかけだそう。今は、小さなクローゼットに収まる量だけ。
「日当たりと風通しがよかったことがこの部屋の決め手です。昔はものが多かったので広さを重視していたけど、物を減らしたら広さや収納は気にしなくてよくなって、日当たりや風通しを重視して選べるようになりました」

部屋に入った瞬間の、「色の統一感と家具のバランス」が気に入っているとWoodyさん。
「ナチュラルウッドに無機質なブラックを合わせるのが好きで、それぞれの場所にバランスよく組み合わせて、そこにグリーンを加えています」

たしかに、お部屋のポイントとなる場所は、ナチュラルウッド、ブラック、そしてグリーンが良いバランスで目に入ってきます。

カフェラテを淹れるときは、ビアレッティのモカエキスプレスで。

「ちょっと重い言い方ですが、インテリアを考えることは、自分の生き方を考えることだと思います。暮らしを考えることは、その部屋でどういう生き方をしていきたいかを考えることにつながると思っていて、とても大切にしています」
と教えてくれたWoodyさん。
目に入るひとつひとつの空間が美しく、たくさんのヒントがもらえたお部屋でした。
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■ROOM2.家具選びの工夫で広く見せる6畳のインテリア
aska さんがお一人暮らしをしていらっしゃるのは、約21㎡の1K。立地と築浅を一番の条件に探していたというaskaさん。妥協したのは、部屋の広さとちょっと変形の間取りだといいます。

お部屋は、窓に対して横長の6.4畳。窓側にベッドを配置し手前をあけることで、ローテーブルとソファが置けるようにされています。ベッドは、無印良品の脚つきマットレス。その下に、収納ケースを4つ入れて、クローゼットとそのケースに収まる分に荷物の量を抑えて暮らしていらっしゃるそう。
「これは生活する上で本当に必要なのか? と考えると、必要な物ってそんなに多くないなと思っていて、持っている物はもともと少ないんです。冬の掛け布団は、使わない時は宅配収納サービスを利用するようにもしています。月数百円ですむので、収納の広い部屋を選んで家賃が上がるより、コスパもよくおすすめです」

こちら側には、ちょっとくぼんだスペースが。
「部屋が真四角ではないので使いづらそうだな、と最初は思っていたんですが、くぼんだスペースのサイズを測ってぴったりのデスクを置くことで、リモートワーク用のスペースにしています」

手前にあるIKEAのスツールは、椅子としても踏み台としても、テーブルとしても使えて一人暮らしに重宝する逸品。
「本物の木目なので、上にものを置いて撮ると映えるのも気に入っています」

テレビスタンドはWALLのもので、スタイリッシュなデザインが気に入り、ここから部屋づくりをスタートしていったのだそう。

お部屋の入り口近くには、いつも使うバッグをまとめたフック。これはもともとお部屋についていたものだそうですが、この位置にあるとバッグの定位置が決まって、すごく良さそうだなと思いました。賃貸でつけられるものもあるので、真似したいアイデア。
立地も、広さも、家賃も、なにもかも条件に合うお部屋を見つけるのは難しいけれど、こんなふうに工夫して、小さなお部屋でも快適に暮らすことができるなら、お部屋探しももっと楽しくなりそうだな!と感じる、素敵なお部屋でした。
aska さんの Instagram アカウントはこちら
https://www.instagram.com/aska_room/
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■ROOM3.白を活かしたホテルライクな1Kのインテリア
インテリア関係のお仕事をされているTamakiさんが一人暮らしをしていらっしゃるのは、27㎡ほどのワンルーム。
「家具も含めて、一番こだわっているのが色です。この部屋は何度かリフォームされている築20年ぐらいの物件ですが、賃貸では自分で変えられない壁や床、幅木の色が全て白でした。ホワイト系の色が好みなので、それが決め手になりました」

おっしゃる通り、床も壁も全て白で統一されている無機質なお部屋。白い家具がよく似合います。

ソファはおかず、生活の中心はダイニングテーブルとチェア。テーブルはIDEE、チェアは「使い続けて経年変化を楽しみたい」と購入されたというハンス J. ウェグナーの「CH36」。

少しレトロな雰囲気もあるレコードプレーヤーは、白やシルバーで統一された無機質なお部屋に温かみをプラスしてくれるアイテム。ポスターはデンマークのポスターのお店で購入したもの。
「デザインもミニマル、写真もシンプルで自分の部屋に似合うと思って、購入しました」

北欧のランプがすごく好きというTamakiさん。お部屋には印象的な形のデザイナーズの照明がたくさんあります。こちらは「FLOS」のフロアライトIC LIGHTS。あかりをつけるとまるで満月のよう。

デザインのいい照明はお部屋のちょっとした場所にあると、あかりをつけていない時も絵になりますね。
白×シルバーのミニマルでホテルライクな空間に、経年変化を楽しめる木の家具や、北欧の照明など、デザインがよく温かみも感じられるアイテムをプラスし、居心地よく整えていらっしゃったTamakiさん。いつかは自分も手に入れてみたいと憧れる、素敵なアイテムがたくさんあるお部屋でした。
TamakiさんのInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/and.tamaki/
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