CULTURE & LIFE
1Kの間取りはキッチンが独立していて、コンパクトながらも自分らしいインテリアを楽しみやすい間取りです。日々の暮らしや人生において何が大切が、自分が好きなものは何かということがしっかりと見極めてインテリアに活かしている方たちの部屋を紹介します。
Index
■ROOM1. 木のぬくもりが心地よい1Kのインテリア
hrm_eさんが一人暮らしをしていらっしゃるのは、28㎡ほどの1K。角部屋で二方向に窓があり、日当たりのよさが魅力のお部屋は、住み始めて10年ほどになるとのこと。周りも人通りの少ない静かな住宅街で、おだやかに暮らせるところが気に入っていらっしゃるそう。
二方向にある窓。縦に長い小窓の形がよいアクセントに。
そして、お部屋のあちこちにあるのは無印良品の「壁につけられる家具」。アクセントをつけるため、いろんな場所に取り付けて楽しんでいらっしゃるのだそう。
コーヒーの道具や、素敵な器を並べられている棚も。
植物が並べられているのはIDEEの「マーゴ ローボード」。
「IDEEの棚はシンプルで定番のものですが、大きめだけど使い勝手がよくてずっと長く使っています」
木のぬくもりのある家具で揃え、たくさんの植物をリズミカルに配置して楽しんでいらっしゃったhrm_eさんのお部屋。植物って、一人暮らしのお部屋のよい相棒になってくれるんだなぁと感じる、素敵な空間でした。
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■ROOM2.棚を上手に活用した一人暮らしのインテリア
睦さんが職場へのアクセスと落ち着いた暮らしやすい街並みを考えて探された現在の住まいは、シンプルなワンルーム。
インテリアのレイアウトは試行錯誤されながら、今のスタイルになったのだそう。インテリアを上手く活用したゾーニングで、住み心地の良い空間を作り出されていました。
「廊下とリビングの間には、間仕切り用の棚を置いています。背中に棚板がないので空間を仕切りつつも部屋に圧迫感が出ないですし、両サイドから物を取り出せるのが便利です」
棚の中にはカメラグッズや化粧品、香水などお気に入りグッズが並んでいます。
冷蔵庫・電子レンジも白で、色味を統一させているそう。
「暮らしは家の中に限らず、自分が好きなこと(喫茶店巡り、映画館や美術館・ライブハウスに行ったり、服や雑貨、読書を楽しんだり)と全てが関係してくると思っているので、ネット上だけでなく、様々な場所に足を運んで手に取ってみたり、実際に雰囲気を感じてみることを日頃から大切にしています」
リビングへの入り口に飾られた台湾のイラストレーターYoungchae Leeの絵はそうした暮らしを通じた出会いから見つけられたもの。
「数年前の『TOKYOART BOOK FAIR』でこの方の絵を見かけ、爽やかでとても素敵だったので台湾から個人的に輸入しました」
間仕切り棚に飾られたアイテムからは、木工作家、西本良太さんのプリンをお気に入りとしてピックアップ。
「数年前、渋谷にて菓子作家・土谷みおさんとコラボしていた、西本良太さんのプリンをお出迎えしました。木工なので1つ1つ表情が違うのと、スベスベの手触りが好きです」
今の住まいで大切に使われてきたものに加えて、住まいが変わり、新たに迎え入れるものが増える中で、睦さんの暮らしがどう彩られていくのか。今後のお部屋づくりも楽しみですね。
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■ROOM3.自分らしい暮らしが叶う一人暮らしのインテリア
学生時代には手に入れられなかった理想のお部屋。新しい住まいの生活では好きな料理を楽しめるキッチン環境に、自分の暮らしと思考を突き詰める時間の中でクリアになったもの選びの基準がありました。
Mさんが就職をきっかけに探された現在のお住まいは、好きな料理が楽しめるキッチンと、大きめの収納を兼ね備えた空間が特徴的。
「片側の壁一面がスライドレールで収納になっていて、衣類も掛けられるため、収納はここで完結できてとても便利です」
造り付けの収納以外では、Mさん自身が作られた収納アイテムが大活躍、特に重宝されていたのがOSBボードです。
「ディスプレイスペースとして、コーヒーマシンやスキンケア用品など暮らしの中の主力メンバーを置いています。スペースには余裕があるため、ここに椅子を持ってきてコーヒータイムを過ごすこともありますね」
他にも、お気に入りの器たちがディスプレイとして並んでいました。
「もともとはキッチンに食器もまとめていたのですが、食事時に作る料理を考え、器を選んでからキッチンに向かう工程が好きで、この棚に飾るようになりました」
ベッドに座るとお部屋全体を眺めることが出来ます。
「ここがお部屋の特等席ですね。ここからの眺めも気に入っています」
「食べる」の元になるキッチンは料理好きのMさんにとってお気に入りのスペースの1つ。
「学生時代から料理は好きだったのですが、その頃のキッチンは狭くて、作業にストレスを感じることも少なくありませんでした」
Mさんの暮らしに食事や睡眠と合わせて外せないのが読書。ライフスタイルの中で、テレビ台からはテレビが無くなったもの、その分、お気に入りの本や雑貨が代わりに並べられていました。
「学生時代から読み続けている本もたくさんあるので、目に入る場所にあるとなんだか安心しますね。ここに椅子を持ってきて、夜はお酒とともに読書時間を過ごすこともよくあります」
肩肘張らず、自分の暮らしやすいように。お部屋は今日も当たり前の繰り返しの中で、Mさん好みのお部屋へ磨かれ続けています。
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