CULTURE & LIFE
わたしなりのささやかですてきなものを
おすそ分けできないかという思いではじまりました。
デザイナーの大谷有紀です。
お家にいる時間が長くなったいま、
日々の暮らしにもちょっとした変化や癒しが
欲しいなあと思ったり。
がらっとインテリアを変えるとか、
そこまでたいそうなことも面倒ですし‥
そんなときはちょっとだけ
お花を買ってみるのはいかがでしょうか。
お気にいりの素敵なお花屋さんで買うのが一番だけれど、
近所のお花屋さんでもよーく探せば
いまの気分にぴったりなお花がいくつかは見つかると思います。
気になったお花を数本、
そのままの茎の長さで持ち帰ってみる。
うちは花器らしきものが少ないので、
とりあえずマグカップやヴィンテージのグラスなど
お花が生けられそうなもの全て引っ張り出して
どうやって飾ろうかと試行錯誤する。
毎度この時間が楽しい。
花器がなくたって、
空き瓶とかガラスのコップとか
小皿のようなものに花びらだけ浮かべるとか‥
自由気ままにルールなく。
わたしは透明のヴィンテージの小皿に
散ってしまった蘭を浮かべてみました。
花びらは、ワントーンなど色を揃えるのが
かわいく見えるかと!
最近は、顔モチーフのマグカップに
髪の毛を生やすよう
お花を生けるのもブーム。
ちょっと枯れてきたお花も
かわいく見えたり‥
おすすめのお花屋さん2つほど
代々木上原にある「foranger」と
松陰神社前にある「duft」
どちらもオーナーさんのファッションセンスもすてきで、
お花のセレクトも雰囲気も全部がすき。
お出かけできる際にはぜひ!と
おすすめしたいお店。
duftさんで見つけた秋のお花と
forangerさんで春の球根花。
朽ちたお花はドライフラワーや
押し花にするのも良さそう。
そしてお花を買うときは直感で。
きっと今着たいお洋服の色だったり、
気分の温度だったり、
選ぶ色もお花も毎度変わっていく。
そんな自分自身の変化を楽しんだり、
いつもの生活にほんの少しの色が加わることで
お部屋も明るくなったり、
こころが癒されたりもする。
日常に少しの彩りを。
今回おすすめのお花屋さん
今はお店のインスタグラムでお花を眺めても
photo&text_yuki otani
PROFILE 大谷有紀
1981年福井県生まれ。2007年東京藝術大学大学院視覚伝達研究室修士課程修了後、株式会社資生堂宣伝部制作部入社。2016年よりフリーランスのデザイナーとして、広告、プロダクト、空間、装丁、スタイリング、キッズファッションのディレクションなど幅広く活動中。主な仕事に、Ponte Vecchio、RMK、ラフォーレ原宿、ANTIPASTなどのアートディレクション、ほぼ日、mina perhonen、KINTO、AEONとのコラボレーションなど。最近では、Zoffから自身初となるアイウェアを手がける。
WEB:https://yukiootani.com
Instagram:@yuki_ootani
Twitter:@yukiootani
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