CULTURE & LIFE
パリ中の公園や美術館のお庭にバラが咲きだして、一段とロマンチックな季節になりました。
日本からパリにいらっしゃるお客さんからは、バラ祭りがあるジェルブロワの村やモネの庭があるジヴェルニーのことをよく聞かれます。
ジェルブロワはパリから車で1時間半。村全体にバラが咲いている小さな可愛い村で、以前行ったバラ祭りではたくさんの人で賑わっていました。ジヴェルニーのモネの庭にはバラ以外にもたくさんの花が見れます。
バラ園ならブローニュの森にある「バガテル公園」とパリ近郊にある「ライ=レ=ローズ」が有名です。
バガテル公園は毎年必ず行く大好きな場所。人が少ない日は孔雀がバラ園をお散歩しています。
ライ=レ=ローズは1894年にできた世界最初のバラ園。今回久しぶりに行ってきましたが入口から長蛇の列でした。
広さ1.5ヘクタールに及ぶバラ園は、オールドローズからモダンローズまで、さまざまなコレクションからなる13の庭園で構成されています。
約3300の世界中のバラの品種が見れる世界でも唯一のバラ園。バラの奥深さを感じます。
この風景を見ていて、私が小さい頃1番好きだった絵本を思い出しました。
その名も「のばらのむらのばらつくり」。
ここにはバラをつくる妖精さんがいるかも。
目のくらむようなパノラマを見て心満たされるひと時。
1912年には野外劇場があったようです。ギリシャ神話のミューズが勢揃いしているかのような当時のポストカード。
こちらも当時の写真で、大きな帽子にたくさんのバラを乗せているロングドレスの女性。
20世紀初頭のファッション、素敵です。
バラに目を奪われるのは昔も今も変わらないですね。
皆さんも楽しいバラ巡りを!
<Adresse>
Roseraie du Val-de-Marne
Rue Albert Watel
94240 L’Haÿ-les-Roses
text:竹内 仁海
パリ在住11年目。
イタリア人の夫とパリ4区にあるカリグラフィー専門店 “メロディ グラフィック”を経営する傍らカリグラファーとして活躍。結婚式やパーティ、パリコレの招待状や宛名書き、メッセージの代筆、ロゴ制作、フランス映画・コマーシャルの演出アイテムとしてカリグラフィーを担当。
パリから“暮らしの美学”をお届けします。
Instagram:@melodiesgraphiques
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