イタリアの辛くない玉ねぎでつくる、とっておきの一皿【フィレンツェねこ歩き】 | コラム | カルチャー & ライフ | FUDGE.jp

CULTURE & LIFE

 

イタリアには、生で食べても辛くない小さな玉ねぎがあります。

なかでも赤玉ねぎは “cipolla rossa di Tropea トロペアの赤玉ねぎ” といって、日本ではなかなかお目にかかれない代物ですが、イタリアではスーパーでも手に入る身近な野菜です。

 

ヴェネツィアの船の上の八百屋さん

 

「Tropea トロペア」は南イタリアカラブリア州にある海沿いの街で、海外観光客にはあまり知られていないちょっとマイナーなリゾート地。わたしもいつか行ってみたいなぁ。

 

青い空と青い海、どこまでも続くビーチと、海を見下ろす中世の教会。

 

生の玉ねぎの辛味がどうにも苦手なわたし。初めてトロペアの赤玉ねぎを食べた時の感動といったら!

日本では手に入らないものとあきらめかけていましたが、ついにご近所のスーパーで遭遇!

 

「Tenuta Campi Flegrei テヌータ カンピ フレグレイ農園」さんの赤玉ねぎ

 

トロペアの赤玉ねぎは火を通してもますます甘くなって絶品なのですが、やはり生で食べたいということで 「Tonno e Cipolla ツナと玉ねぎ」に決定。

一皿あたりツナ 1缶と赤玉ねぎを 2個。赤玉ねぎは小さめの乱切りのようにします。

 

厚く切っても、辛くないから大丈夫!

 

お皿に盛って塩少々とオリーブオイル、ただそれだけ。

 

トスカーナ風の塩気のないパンもまた欠かせません。

 

トロペアの赤玉ねぎを味わうための、究極にシンプルな一皿。ただでさえシンプルな伊友のレシピの中でもおそろしくシンプルですが、“新鮮な素材に美味しいオリーブオイル”というイタリア料理の基本を体現したような一皿です。

食欲がない時にこそ食べたくなる、トロペアの赤玉ねぎでした ^^

 

 

 

text:design il NODO

[デザイン イル ノード]福岡とフィレンツェを拠点に、フリーランスで WEB・グラフィックデザイン、イラスト、刺繍アクセサリーの製作もろもろやっています。中学校美術の非常勤講師の経験あり。趣味は美術館巡りで、最近はピアノにもリトライ中。やりたいことやるべきことが多すぎて、一向に進まないのは読書とイタリア語の学習。いつかエキゾチックショートヘアと暮らしたい、旅するねこです。

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