クリエイティブチームDo it Theater（ドゥイット・シアター）がテーマごとにおすすめの映画を3作品紹介する、連載《土曜日のシネマサロン》。

第34回目のテーマは「今年はおうちで！ハロウィン気分になれる映画」です。今年のハロウィンはお部屋を飾り付けして、お菓子とジュースとハロウィン気分を高める映画で、おうちパーティーをするのはいかがでしょう？

Do it Theaterのやべさやです。この連載はDo it Theater 女子部が様々な切り口のテーマで、おすすめ映画をリレー方式でご紹介しています。

今回は「今年はおうちで！ハロウィン気分になれる映画」ということで、ひとりでゆったり過ごしながらでも、恋人や友達とワイワイしながらでも楽しめるハロウィンにピッタリの映画をセレクトしました。

かわいらしい定番のハロウィン映画から、美とゾクゾク感を楽しめる作品や、思わず一緒にあの言葉を唱えたくなる作品まで、いろんなシチュエーションで楽しめるラインナップです。仮装してもしなくても、きっとおうちでハロウィン気分を味わえますよ。

 

ポップに楽しめる、かわいいハロウィン映画

© 2020 Disney

title：『ホーカスポーカス』

【story】
マサチューセッツ州セーレムには子供ばかりを狙って処刑された3人の魔女の話が語り継がれていた。あるハロウィンの夜、ロスから転校してきたマックスは、気になるクラスメイトのアリスンと妹のダニーとともに魔女屋敷の探検に出かける。ところが、マックスのある行動により、3人の魔女を300年の眠りから呼び覚してしまうのだった…。

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1993年公開のケニー・オルテガ監督による、ハロウィンの夜に起こる出来事を描いたファンタジーコメディ映画。小さい頃に観たことがあり、「懐かしい…！」と思い出す方もいるのではないでしょうか？実際に作品内でも本場アメリカのハロウィンシーンが出てきますし、ダンスが楽しそうなパーティーシーンでは個性豊かでおしゃれな衣装がたくさん出てきて、ファッションも楽しめますよ。ストーリーは、子供たちが3人の魔女たちと闘うお話ですが、兄と妹のちょっとしたやり取りにホロっとしたり、キュンとしたりするシーンも。また、ポップでコミカルなキャラクターや演出、ファンタジックな音楽や美術も魅力で、おうちでのハロウィン気分を高めてくれますよ。

 

怖いほど美しい美術、衣装、演出を味わう。

© 2016 Space Rocket, Gaumont, Wild Bunch

title：『ネオン・デーモン』

【story】
片田舎からロスに出てきたばかりの美少女ジェシーはネットを通じて知り合った、カメラマンを目指しているディーンが撮影してくれた写真を手に、モデル事務所に足を運ぶ。事務所のオーナーは、彼女の才能を見抜き、即座に契約し、有名なカメラマンや一流デザイナーもジェシーの美しさに魅了されていく…。

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衝撃作『ドライヴ』のニコラス・ウィンディング・レフン監督がメガホンをとり、美しさや若さに対する女の情念を、カッコイイ音楽と美しく緊張感ある映像で描いたサイコスリラーです。冒頭からファッショナブル感全開。エル・ファニングの人形のような美しい表情やメイク、パキっとした美術やライト、重低音が印象的な音楽などで一気に惹き込まれます。映像やファッション、音楽がとにかくかっこよくて、この映像、どうやって撮っているの？この表現、どうやって思い付いたの？というシーンの連続です。監督が作り上げた世界観に圧倒されながら、感覚を生かして楽しみましょう！また、序盤ではあどけなさが残るジェシーが少しずつ自分の美しさや才能に気付いて変化していく様子や、終盤にかけて加速していく役者たちの芝居、そしてサスペンスフルな展開も見物。まあまあなグロシーンもあるので、昼間の鑑賞をおすすめします（笑）。

 

美術・音楽・ユーモアなどクセになる要素がたくさん！

© Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

title：『ビートルジュース』

【story】
田舎町に暮らす若夫婦アダムとバーバラは、ある日突然事故にあい、命を落としてしまう。その後、お気に入りの家が売りに出され、ある一家が引っ越してくる。アダムとバーバラはその一家を追い出そうとするがうまくいかず、人間を退治する“ビートルジュース”を呼び出すのだが…。

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映画ファンを魅了し続けているティム・バートン監督による1988年公開の長編ホラーコメディ映画。こちらもコメディ要素多めな作品なので、友達とワイワイしながらのおうちハロウィンにおすすめです。マイケル・キートン演じる“バイオ・エクソシスト”、ビートルジュールのキャラクターがとにかく強烈！登場シーンはもちろん、終盤の展開は狂気を感じつつも思わず笑ってしまう程。（セリフの字幕も面白いので注目です）序盤は結構衝撃の展開ですが、ティム・バートン監督ならではの細部へのこだわりやアクの強いキャラクター、ユーモアや個性溢れる世界観でポップに楽しめますよ。また、ウィノナ・ライダー演じるリディアのゴシック系ファッションも注目ポイント。ハロウィンで仮装したくなるようなかわいさです。It’s show time！

 

今回は「今年はおうちで！ハロウィン気分になれる映画」というテーマで、『ホーカスポーカス』『ネオン・デーモン』『ビートルジュース』の3作品をご紹介いたしました。

今年はおうちでハロウィンを！ということで、お部屋を飾りつけ、仮装をし、おいしい食事、お菓子、ドリンクを用意したら、準備はOK。世界観にどっぷり浸れる映画を観ながら、楽しいを過ごしひとときにましょう。少し話題はずれますが、『ホーカスポーカス』を鑑賞するときは、永田町にあるお店「ホーカスポーカス」のドーナツをお供にしてみてはいかがでしょう？カラフルでおいしいドーナツがたくさん揃っていますよ！

 

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