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日本から北欧へ向かうなら、どんなルートを思い浮かべますか? 実は、いちばんスムーズなのはヘルシンキを経由する方法かもしれないです。今回の旅では東京、名古屋、大阪から運航しているフィンエアーに乗り、ヘルシンキを経由してラップランド地方の街、ロヴァニエミへ向かいました。と、その前に今回はフィンエアー主催の「PRESS DAY」というものに参加もして、フィンエアーの取り組みなども聞いてきましたよ。

フィンエアーのビジネスクラス「AirLounge」。包み込まれるようなシェル型シートで、フラットベッドとしても使える快適な空間。
フィンエアーは、日本と北欧を結ぶ航空会社として知られている存在。日本を夜に出発し、ヘルシンキには早朝に到着するというスケジュールも旅人にはありがたい。長距離フライトでも、体のリズムを崩しにくいのだ!

ウェルカムドリンクは、いつも頼むブルーベリージュース! イッタラのグラスも素敵。長いフライトのはじまりを優しく整えてくれる。
今回のフライトでは、フィンエアーのビジネスクラスを利用することができました。機内に入ってまず印象的だったのが、特徴的なシート。フィンエアーのビジネスクラスには「AirLounge」と呼ばれるシェル型のシートが採用されていて、一般的なリクライニング式とは違い、包み込まれるような形で身体を預けることができるデザイン。必要に応じてフラットベッドとしても使える構造になっていて、自宅のソファにいるような感じがとても快適でした。シンプルなのに、驚くほど心地よい。いわゆる北欧家具のような雰囲気もあり、機能と美しさが自然に共存しているところが印象的でした。機内サービスにも、フィンランドらしいエッセンスが散りばめられていて、ウェルカムドリンクとして提供されるブルーベリージュースは、北欧らしい爽やかな味わい。フライトのはじまりに、体がすっと軽くなるような感覚があります。

マリメッコのポーチ(行き帰りでモチーフは異なります)と、北極航路通過証明書。これは嬉しいですね!
アメニティにはマリメッコのポーチが用意され、食事の際に使われるカトラリーはイッタラ。機内のあちこちに北欧デザインの存在を感じることができます。飛行機の中にいながら、すでにフィンランドの空気を少しずつ感じているような時間がたまりません!

フィンエアの公式ウェブサイト「予約の管理」ページで事前に予約しておいた食事。事前予約することで、食品ロスを少なくする取り組みもフィンエアーならでは。
ビジネスクラスの食器やカトラリーはすべてイッタラ社製。使いやすくてシンプル。北欧ブランドらしさが随所に出ています!

デザートは、ガトーショコラとチーズ。コーヒータイムでホッと一息。
12時間ちょっとのフライトがとても短く感じるような機内体験で、あっという間にヘルシンキに!

ヘルシンキ・ヴァンター国際空港には、少し早く到着。空港職員の方々も早朝から仕事してます!
今回はヘルシンキで降ります。いつもは、乗り継ぎで他の都市に乗り継ぎをするのですけど、ヘルシンキ・ヴァンター空港はヨーロッパのハブ空港のなかでは比較的コンパクトで、乗り継ぎ導線がとてもわかりやすいです。2023年には大規模なリニューアルも行われ、空港全体が明るく快適な空間へと生まれ変わりました。日本語の表示も多く、日本人スタッフのサポートもあるので、ヨーロッパ旅に慣れていない人でも安心して利用できますよ。

日本語表記もありわかりやすい!
日本路線には日本人キャビンアテンダントも乗務しているため、言葉の面でも安心感があります。細やかな気配りもあり長時間のフライトでもどこか穏やかな空気が流れています。
で、ヘルシンキ空港に到着すると、まず感じるのはその静かな空気感。北欧らしく木材を使った内装や柔らかな照明が印象的で、忙しない空港というより、落ち着いたラウンジのような雰囲気があります。

早朝に到着したので、とっても静かな空港内!整然とカートが並んでます。
到着後、荷物を受け取りホテルへ。アーリーチェックインをした後、気になっていたカフェに。

映画「ラスト・ディール」にも出てきたカフェ・エクベリでシナモンロールを食べる!
翌日、今回の目的でもあるフィンエアーの最新の取り組み聞きに、フィンランドの冬の風景が広がるヌークシオ国立公園に行ってきました。

国立公園内にある素敵な建物でPRESS DAYが行われました!
エントランスでは、ポーターの方が案内をしてくれていました。

とても寒いけど、入る前からテンションが熱くなります!

飛行機好きにはたまらない演出。そして、現役CAさんがお出迎え!

朝早くからのカンファレンスだったので朝食もあり。もちろんブルーベリージュースも。

外の景色はこんな感じ。まだまだ雪解けは先のよう。
PRESS DAYでは、新たにリリースされたフィンエアーミュージックも試聴。この音楽は機内のチャンネルでも聴けます。アルバム『Matkantekijä(旅人のための音楽)』は、フィンランドの音楽家であり作曲家であるラウリ・ポッラ(ジャン・シベリウスの曾孫)が、フィンランドと旅の体験からインスピレーションを得て作曲したものだそう。心を落ち着かせ、旅に温かく前向きな雰囲気を創り出しています。搭乗時や到着時、フィンエアーラウンジで流れるBGMとして導入される予定。なんと、この日は本人が指揮をしていました。

オーケストラの生演奏!バックには樹氷の映像もあって素敵〜

ラウリ・ポッラさん。自身のパンクバンドもフィンランドでは有名なだけあって、とてもファンキーです!

軽食やドリンクなどをスマホから注文し、決済できる機内オーダーシステムや、AIを活用した多言語チャットサービスなど最新コンテンツがありました。

フィンエアーのCEOトゥルッカさん。2024年から社長を務めています。
そもそも、フィンエアーの最初のフライトは、なんと1924年3月だそう。小型飛行機でヘルシンキからタリンへ郵便物を運ぶために飛んだそうです。現在は1日約300便も運航していて、長距離路線は夕方以降に出発して、朝にヘルシンキに到着するので、欧州各地へはスムーズに接続できるから人気です。創業以来、安心安全は常に最優先事項だそうです。
そんな、PRESS DAYもあっという間に終わり一路空港へ。搭乗までの時間「フィンエアーラウンジ」に。北欧デザインの家具に囲まれながらゆったりと過ごすことができましたよ。乗り継ぎの時間が、むしろ旅の一部のように感じられるのもこの空港の魅力かもしれません。

ドリンクカウンターもおしゃれ!
もちろん、ここでもブルーベリージュースを!

カクテルバーもあり、お酒も豊富に揃ってます。飲み過ぎ注意!

ラウンジの一角にあるミーティングスペースは予約をしたら使えるそう。素敵!

Wi-Fiや充電スポットも豊富で、ゆったり仕事もできますね。
ヘルシンキからロヴァニエミまでは国内線で約1時間半。フィンランド北部、ラップランド地方に位置するこの街は「サンタクロースの故郷」として知られている場所。空港に降り立つと、目の前には綺麗な夜景と真っ白な雪景色。空気は澄んでいるけど、とにかく寒い。東京の冬とはまったく違うのでした。

とにかく寒く凍りつくような気温。東京とはまるで違う!
ラップランドらしい自然が広がる幻想的なロヴァニエミでは、雪の中を歩きながら童話の世界に迷い込んだような気分に。夜のラップランド地方はオーロラが見える確率が高いことで知られています。今年は特に太陽フレアのエネルギーが活発で夜空を見上げながらしばらくの時間を過ごしました。写真で見ていたものとはまったく違う、北欧の夜空に浮かぶオーロラは、想像していたよりも穏やかで、そして幻想的だったな。

カーテンのようにゆらゆらと変わるオーロラをずっと眺めていた。
そして、翌日はサンタクロース村を訪れました。北極圏の境界を示す北極圏のラインが通る場所でもあり、世界中から観光客が訪れています。村の中にはサンタクロースのオフィスや郵便局があり、クリスマスシーズンでなくても一年中サンタクロースに会うことができる場所。この日の気温はマイナス18℃。その前の週はマイナス38℃だったというから驚きです。

このラインが北極圏ライン。みんなここで写真を撮ってました。
この寒い季節は、本当に多くの方々が世界中から訪れていましたよ。

サンタさんへの手紙が世界中から何万通も届くそう。

トナカイのソリに乗って、サンタクロース体験も!

フィンランドといえばサウナ!あまりにも寒くて外気浴のみw。
こうして、数日間のロヴァニエミ滞在を終え、再びヘルシンキ経由で帰国。フィンエアーは北欧だけでなく、バルト三国やヨーロッパ各地への接続も良く、ヘルシンキを拠点にすれば旅の幅がぐっと広がります。
日本からヨーロッパへ向かうルートとして、主に北極ルートを採用するフィンランド経由は距離的にも効率的。長距離移動のストレスが少ないのも嬉しいポイント。ちなみに帰りは南回りだったりもします。
機内のデザイン、ヘルシンキ空港の空気、そしてラップランドの自然。フィンエアーの旅は、目的地に着く前からすでに北欧の世界が始まっているようだったな。春夏秋冬、どの季節も楽しめるフィンランドでした。
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塚本太朗(つかもとたろう)
THE CONRAN SHOP退社後、リドルデザインバンクを立ち上げ、
商業施設や路面店舗などライフスタイル系を中心にショップディレクションしたりデザインしたり。
また、ドイツやオーストリアから買い付けてくる日用雑貨店「マルクト」も運営。instagram→こちら
同名の著書をはじめ、ウィーンの街歩き本「ウィーントラベルブック」(東京地図出版)
近著に「ウィーンこだわり旅ブック」(産業編集センター)など著書多数。
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