グッドモーニング!ハッピーな1日が始まる「コーヒーと朝食」の店 

次の休日は、朝から美味しいコーヒーを飲みに出かけてみない?お腹も空いているだろうから、朝ごはんも食べられるお店が良い。今回は、FUDGEガールたちにぜひ訪れてみてほしい、こだわりのコーヒーととっておきのフードのペアリングが楽しめる“都内6ヶ所のコーヒーと朝食の店”をご紹介。

 

旅する気分でコーヒーを楽しんでみよう!

「アメリカの朝ごはん」¥1550、「コーヒー」¥600

【WORLD BREAKFAST ALLDAY 外苑前店】


“朝ごはんを通して世界を知る”をコンセプトに、世界各地の朝ごはんを紹介する「WORLD BREAKFAST ALLDAY(ワールド・ブレックファスト・オールデイ)」。レギュラープレートの3カ国(イギリス、アメリカ、台湾)のほかに、2ヶ月ごとに国が変わるスペシャルプレートも人気です。6月・7月はブラジルを特集。期間中は店舗で提供するコーヒーもブラジル人好みの深煎りの豆をセレクトし、フレンチプレスを使って丁寧に淹れられるコーヒーは、雑味がなく、酸味も控えめで深くシンプルな味わい。冷めても美味しくいただけるし、甘い香りも素敵です。今回ペアリングフードとして選んだのは、定番メニューの「アメリカの朝ごはん」。絶品バターミルクパンケーキとカリカリのベーコンやジャガイモをソテーしたホームフライ、目玉焼きなどがのったワンプレートは、まるでアメリカンダイナーで登場するようなイットな朝食です。

 

Coffee memo:

今年の6月・7月、WORLD BREAKFAST ALLDAYではブラジルを特集。それに合わせて店で提供されるコーヒーもブラジルのものに。世界最大のコーヒー生産国・ブラジルの中でも名門として知られる「シティオ・ダ・トーレ農園」のコーヒーをチョイス。加えて、ブラジルでは深煎りのコーヒーが好まれることから、深煎りの豆がセレクトされています。

「2ヶ月ごとに国を変えながら、その国で実際に食べられている朝ごはんをご用意しています。ぜひその国のコーヒーと一緒に召し上がっていただき、現地の暮らしを想像しながら楽しんでいただきたいです。コーヒーは産地による違いもありますが、国や地域によって淹れ方や飲み方がさまざまなのも面白いですね」WORLD BREAKFAST ALLDAY 堀内さん

 

WORLD BREAKFAST ALLDAY 外苑前店
(ワールド・ブレックファスト・オールデイ 外苑前店)

住所:東京都渋谷区神宮前3-1-23-1F
TEL:03-3401-0815
時間:7:30〜20:00(L.O. 19:00)
不定休​
Instagram:@world_breakfast_allday
*その店名の通り、世界各地の朝ごはんを一日中楽しむことができるお店です。

 

深くまろやかな濃厚ラテと始める朝 

「チキンメルトサンド」¥680、「カフェラテ」¥650

【nephew】

クリエイティブスタジオ&supplyが手がける、カフェ&ストリートバー「nephew(ネフュー)」。ほっと一息つきたい朝には、フォームミルクたっぷりのカフェラテはいかが?同店のラテは、ポートランド拠点の「OVERVIEW COFFEE」の“ESPRESSO”を使い、エスプレッソの深みもミルクの甘みも感じられるようなコーヒーの味を意識して淹れられている。天気や湿度、豆の焙煎日などの変化に応じ、毎日必ず挽き目を調整することで、ベストなコーヒーを提供。寒い日はミルクの温度を熱めにする、といったようにちょっとした工夫も欠かさない。そんなこだわりの一杯のお供に選んだのは、クミンのアクセントがクセになる!とリピーター続出の「チキンメルトサンド」。原宿のthe Little Bakery Tokyoのパンに低温調理器で煮た鶏ハム、クミンを使ったコールスロー、チェダーチーズを挟んでプレスしたホットサンドは、テイクアウトもでき、ピクニックの前に買っていく人も多いそう。

 

Coffee memo:

nephew のコーヒーは、2020年にパタゴニアのスノーボーダーアンバサダー・Alex Yoderが立ち上げたポートランド発祥の「OVERVIEW COFFEE」を採用。OVERVIEW COFFEEは、農薬や遺伝子組み換え技術を使用せず、なるべく人の手を加えないような栽培の方法である「リジェネラティブオーガニック農法」を推進。植物や動物などの生態系を守ることができ、農薬を使用しないことで土を健康に保つことができるようになり、さらに二酸化炭素を排出を防ぐこともできるそう。なお、今回紹介のカフェラテでは、深煎りの「ESPRESSO」という種類の豆を使用。

「カフェラテに使用している“ESPRESSO”は、エチオピアとホンジュラスの二種類の産地によって作られています。ちなみにnephewでは、OVERVIEW COFFEEの全4種類の豆の販売も行っています。生活スタイルや飲むシーンによって、お客様にぴったりな豆を提案させていただきますので、気になる方は気兼ねなく店頭スタッフにお声がけください」nephew 店長・黄川さん

 

nephew(ネフュー)

住所:東京都渋谷区富ヶ谷1-7-2
TEL:03-5738-8908
時間:10:00〜17:00(カフェタイム)※19時からはバータイム営業
Instagram:@nephew_yoyogipark

 

ミルクとの相性もばっちり!店舗限定“リリーブレンド”を味わいに行こう

「クロックマダム」¥850、「リリーブレンド」¥550

【REC COFFEE 渋谷東店】

かの有名なCOFFEE HOUSE NISHIYAの跡地に、その店のオーナーによる直々のオファーで店を構えることになったのが「REC COFFEE 渋谷東店(レックコーヒー渋谷東店)」。この店に来たらぜひ飲んでみて欲しいのが、店舗限定のオリジナルのコーヒー「リリーブレンド」。4種の豆をブレンドし、フローラルさと奥行きのある甘さを表現したこのコーヒーは、しっかりとした味わいも魅力。クロックマダムのような濃厚な味のメニューと合わせても、コーヒーの味が打ち消されることなく、かつ、くどさもなく丁度いい塩梅にマッチします。ちなみにこちらのクロックマダムは、角食にたっぷりのベシャメルソースとミックスチーズ、阿蘇にあるひばり工房さんの手作りハムを挟んだクロックムッシュに目玉焼きを載せたもの。半熟の目玉焼きを崩しながら、クロックムッシュに絡めて召し上がれ!比較的ボリュームがある一品なので、休日のブランチとしても◎。

Coffee memo:

今回紹介のREC COFFEE 渋谷東店限定「リリーブレンド」は、グアテマラ、ホンジュラス、エチオピア、タンザニアの豆を使用し、エスプレッソで抽出する際の味わいのバランスの良さを重視して作られたブレンド。煎り具合は中深煎り。チョコレートのような味わいで、後味にはフローラルさや爽やかな柑橘の風味が楽しめる。ブラックで楽しむのはもちろん、ミルクとの相性も良く、看板メニューのカフェラテも人気。

「福岡・博多に拠点を置き、スペシャルティコーヒーを自家焙煎しているREC COFFEEでは、コーヒー豆やコーヒーバッグの販売も行っています。渋谷東店限定・リリーブレンド、定番のブレンド4種の他に、季節のブレンド、シングルオリジンもエチオピアやブラジルをはじめ多数ラインナップ。品評会入賞ロットも積極的に仕入れており、現在はコスタリカのカップオブエクセレンス入賞ロットHacienda Copey ゲイシャ種がおすすめです」REC COFFEE 渋谷東店 冨宿さん

 

REC COFFEE 渋谷東店
(レックコーヒー渋谷東店)

住所:東京都渋谷区東1-4-1 尚豊ビル1F
TEL:03-6427-1277
時間:11:00〜20:00(土曜10:00〜20:00、日曜祝日10:00〜19:00)
Instagram:@rec_coffee

 

店のコーヒーは“ブラックオンリー”、こだわりのブレンドを堪能して

「あんバターリコッタチーズサンド」¥640、「アイスコーヒー」¥530

【Bistro Rojiura】

「Bistro Rojiura(ビストロ ロジウラ)」は、朝の時間帯に行くのもおすすめ。同店のモーニングタイムに欠かせないコーヒーは、アイスもホットも同じ「SWITCH COFFEE TOKYO」によるブレンド豆を採用しており、この美味しさを真っ直ぐに堪能してもらうべくブラックのみでの提供。温冷で風味は変わり、アイスコーヒーの場合、果実味のあるすっきりとした味わいながらコクもあり、チョコレートのような甘い香りが感じられる。今回このコーヒーとのペアリングを楽しむ一品として挙げるのは、一口食べたら驚きと感動が湧き上がること間違いなし!の「あんバターリコッタチーズサンド」。自家製コッペパンにきび糖で炊かれた優しい甘さのつぶあんと、バターに少しの塩。そこにレモンの酸味がきいた自家製リコッタチーズの変化球、といった具合に、塩味、酸味、甘味の絶妙なバランスが織りなす魅惑のフード。いうならばモーニング甘味。朝からスイーツを楽しみたい時にいかが?

Coffee memo:

Bistro Rojiuraのコーヒー豆は、目黒、代々木八幡に店を構える「SWITCH COFFEE TOKYO」が手がけるMonte Sion – El Salvador(50%)とSan Christabal – Guatemala (50%)のブレンド。焙煎度合いは、中深煎り。メニューとして「コーヒー」はこれ一種類。ホットもアイスもブラックのみで提供しており、ラテやモカなどのアレンジメニューは無い。

「ヘーゼルナッツやキャラメル、バニラの甘い香り、オレンジなどの柑橘を感じるコーヒーです。あえてミルクやシュガーの提供はしていないので、ストレートな味わいを堪能してもらえたら嬉しいです」Bistro Rojiura 諸藤さん

 

Bistro Rojiura(ビストロ ロジウラ)

住所:東京都渋谷区宇田川町11-2 宇田川柳光ビル 1F
時間:8:00〜15:00(14:00 L.O)ブレックファスト&ブランチタイム
※18:00〜22:00(21:00L.O)ディナータイム
定休日:月曜、第2・第4日曜
Instagram:@rojiura_restaurant
*ディナータイムは通常18:00-24:00(23:00L.O)だが、現在、上記の営業時間。

 

夏の朝にさっぱりと飲みたい“浅煎りのコールドブリュー”

「低糖質ブレックファーストプレート」¥1340、「コールドブリュー」¥610

【DAY & NIGHT】

白金エリアで過ごす人たちが気軽に、そして、朝昼晩の食事やブレイクタイムなど様々なシーンで利用できるようにという思いから生まれた「DAY & NIGHT(デイアンドナイト)」は、街との繋がりを大切にしているお店。例えば紹介の「低糖質ブレックファーストプレート」は、近所の商店街との取り組みで生まれた低糖質メニュー。近所にある北里大学の先生が“ロカボダイエット”の提唱者で、そこから発展して、この街の商店街にある飲食店ではそれぞれが“ロカボメニュー(一食の糖質を40gまでの抑えたメニュー)”を提供することになっているそう。バランスを考えられたヘルシープレートながら、お肉にチーズに目玉焼きに、とボリュームがあり満足度高めの朝食。こちらと共に味わうコーヒーは、すっきりとした味わいの「コールドブリュー」をレコメンド。一口飲んだらシャキッと目覚めるような一杯です。

 

Coffee memo:

DAY & NIGHTで用いられるコーヒー豆は、オニバスコーヒーの「オニバスブレンド」と、オニバスコーヒー焙煎の「シングルオリジン」の2種類。

「東京を代表するコーヒーショップ・オニバスコーヒーのオーナーとは昔からの付き合い。DAY & NIGHTでは、シグネチャーブレンドである“オニバスブレンド”をメインで使用していますが、今回紹介のアイスコーヒーでは、シングルオリジンを使用。ちなみに取材時はエルサルバドルの豆で、これがなくなり次第また別の豆に変わります」DAY & NIGHT 守口さん

 

DAY & NIGHT(デイアンドナイト)

住所:東京都渋谷区恵比寿2-39-5
時間:9:00〜21:00(L.O.20:30)
※NIGHTの時間が16:00-21:00
TEL:03-5422-6645
Instagram:@dayandnight2015

南青山の名喫茶がこだわるのは“風味”

「チーズトーストセット(コーヒー付き)」¥1300

【蔦珈琲店】

南青山の喫茶店「蔦珈琲店」。その名の通りツタが茂る建物内に入ると、大きな窓越しに広がる緑の草木に満ちた優美な中庭に驚かされる。店の信念は、“ネルドリップで淹れる一種類のコーヒー豆でも、使うグラム数やミルの引き方でこんなにも味に変化が出せる、というのを伝えること”。入れ方の違いとしては写真の「コーヒー(100cc)」を基本として、「アメリカン」では、コーヒーと同じ量の豆を150ccのお湯で淹れる、「デミタス」では、豆の量をこれらより増やし、50ccのお湯で抽出する、といった具合に。これだけ?と思うかもしれないけれど、飲み比べてみると全く違うものだと知ることができるはず。今回コーヒーと共に楽しむ一品として提案するのは「チーズトーストセット」(コーヒー付き)。付け添えのボリューミーな生野菜の山は、庭の築山を見立てたもの。まずは目で見て驚いて、実際に食べて美味しい、と心が綻ぶ。同店の哲学はここにもあって「単純に味が美味しいだけではだめ。この空間を堪能して、マスターのパフォーマンスがあって、それがコーヒーや料理の風味となって、はじめて心から美味しいと感じられる商品になるのです」とマスター・小山さん。

 

Coffee memo:

蔦珈琲店のコーヒー豆は、創業から変わらず「ブラジル サントス No.2 スクリーン19」一択。それをマスター自身が自家焙煎。煎り具合は、深煎り(マスター曰く“正しくは深煎りのちょっと手前”)。

「深煎りしすぎると豆の甘みが絶対に出ないんです。“うまい”というのは“甘い”からきた語源ですが、豆の表面に油が照ってくるまで煎ってしまうと豆本来の旨味(甘み)がなくなってしまう。だからその絶妙な加減を調整しています。ただ、コーヒーの正しい在り方は決まっていませんから、あくまでもこれは、うちのコーヒーの話。蔦珈琲店では、僕が自信をもって美味しいと思えるコーヒーはこれだ!というものを提供しています」蔦珈琲店 マスター・小山さん

 

蔦珈琲店(ツタコーヒーテン)

住所:東京都港区南青山5-11-20
時間:10:00〜20:00(土日曜祝日12:00〜20:00)
定休日:月曜(祝日の場合も)
TEL:03-3498-6888
WEB:http://tsutacoffee.html.xdomain.jp/about.html

 

photograph_Tezuka Natsume
illustration_INEMOUSE
edit & text_Ryoko Suzuki, Takehara Shizuka

 

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