■古着のTシャツ（おそらく全部90’s）

 

「今年の夏はぴったりめの白T、デニム、コンバースを着こなすレディになるぞ〜！」

毎年こう言っているが、毎年全然達成できない。

理由は分かっている。

「どうにもこうにも、変なTシャツを集めてしまう」からだ。

 

「じゃあ集めるのやめればいいじゃないの！」と思うでしょう。
それがそうもいかないのである。

 

なぜなら、出かけるたびにTシャツコーナーに吸い寄せられてしまう。
古着屋はもちろん、旅行先（旅行に行く人にも頼んでしまう）、ライブ、コーヒー屋などなど…

 

 

そもそも、
「唯一無二」「一枚しかない」「貴重な形」「今回しか手に入らない」
こういった言葉に弱い。

「出会い。そう、古着って出会いなのよ。この服には２度と会えないのよ。」

と自分に言い聞かせ、気がつけばレジに持っていっている。

手に取りやすいからだろうか。Tシャツは特にそう。

 

いつかやりたいと思っていたTシャツ語り。
今回は私のTシャツコレクションから、特にお気に入りのものを３つご紹介。

レッツゴー。

 

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① 蚊T（虫嫌いな人ごめんなさい）

 

これは4年ほど前に古着屋で見つけたもの。
ボディはGILDAN。（1984年創業、アメリカ・カナダのTシャツ業界最大手）

胸に大きく書いてある蚊のイラストがリアルすぎる。
一周回って、ヒー！可愛い〜！！！

サイズ感も理想的だったので即決でお嫁にもらった。
赤いパンツと合わせて履くのが好き。

 

（FUDGENAに応募したときに送った写真、笑）

 

毎年、誰かしらに気持ち悪がられている。

ちなみに、私は全く蚊に食われない体質である。

 

 

②　ビリビリのダリ（？）T

 

かの有名な画家、ダリの作品のパロディーTシャツ。
笑ってしまうくらいビリビリ。

タバコで焼いた跡もあるし、
以前の持ち主がよ〜〜く着古してから手放したのがわかる。

 

 

柄やボロボロなのも惹かれたポイントだが、
もう一つ注目していただきたいのが「裾と袖」。

『シングルステッチ』と言って、90年代中旬以前のものに多い裁縫。
裾や袖が一品の糸で縫われているのが特徴。
（現在のTシャツは「ダブルステッチ」と言って2本で縫われている。）

 

古いもの好きにはたまらないのだ。

洗濯ネットに入れて洗濯。大切に着ている。

これを着ているとたまに「服、買ってあげようか？」と心配される。

 

 

③　赤白ボーダーT

 

いつだか
『ボーダーを着る女はモテない』
なんていう言葉が流行った。

「そうなの〜?もう着るのやめようかな〜。」

と思ってしまった自分をひっぱたいてやりたい。
ボーダー柄に謝りたい。

と、このTシャツを着て心入れ替えることができた。

 

 

これは行きつけの古着屋のお兄さんが、
私が店に入るなり、「桜子に似合うよ〜」と奥から出してきてくれた一枚。
（本当に似合ってしまったからすごい）

一番のお気に入りは首まわりのカット。
ボーダーの太さや色味も、SAG HARBORらしくカジュアルで上品。

身幅も袖も、ちょうど体が綺麗に見えるなあ。
と、着るたびに思ってしまう。

ブラックデニムと合わせるとパリジェンヌっぽくて可愛い。

「楳図かずおだね。」とよく言われる。結構嬉しい。

 

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以上が私のお気に入りTシャツ3選。

他にもたくさんのお気に入りがあったが、
あまりにもおかしすぎてここには載せられない、、。笑
変なTシャツほど心が燃えて、萌えてしまうのだ。

これを書いている今も、
古着屋のぞきに行こうかしら、、と思っている。

「ぴったりめの白T、デニム、コンバースを着こなすレディ」
になるのはまだまだ先になりそう。

それではこの辺で。

 

桜子。

 

 

instagram：@hnkr_sk
Twitter：@_hnkr__35

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