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Index
- 1 スウェーデンのアウトドアブランド《FJALLRAVEN(フェールラーベン)》のデイパック「Kanken」。デイパックの定番アイテムとして、街で見かけることも多いのではないでしょうか? カラバリの多さも魅力のカンケンから、初となるプリントモデルが新発売しました。
- 2 『FJALLRAVEN』のアイコンバッグ「Kanken」って?
- 3 スウェーデンのアーティストがデザインした
- 4 初のプリントモデル「Kanken Art」
- 5 スウェーデンの美しい景色を表現
- 6 Erik Olovsson(エリック・オーロヴソン)
- 7 スウェーデンの森に暮らす動物たちをアレンジ
- 8 Cecilia Heikkilä(セシリア・ヘイッキラ)
- 9 日本限定カラーと共に登場する、レインボー柄ハンドルの
- 10 Kånken Rainbow(カンケンレインボー)も可愛い!
- 11
スウェーデンのアウトドアブランド《FJALLRAVEN(フェールラーベン)》のデイパック「Kanken」。デイパックの定番アイテムとして、街で見かけることも多いのではないでしょうか? カラバリの多さも魅力のカンケンから、初となるプリントモデルが新発売しました。
『FJALLRAVEN』のアイコンバッグ「Kanken」って?
今ではベーシックな人気アイテムとなったカンケンが生まれたのは、1978年のこと。スウェーデンの子供たちが抱えていた「通学時の背中の痛み」を和らげるために開発され、誕生したアイテムだそうです。スクールバッグとしてスタートしたこのバッグは、タイムレスなデザインと高い耐久性により、世代を超えて何十年も愛され続けるクラシックな存在に変化していきました。
子供から大人まで世界中にファンを持つカンケンは、近年では常時40カラー以上を展開し、通学、アウトドア、タウンユースなどさまざまなシーンで人気を集めています。生地が無駄に出ないように計算されたデザイン、燃焼時の一酸化炭素の排出量が少ない生地の撰出、製造から輸送の間で生じる環境汚染物質の排出にも配慮するなど、環境保護意識の高いスウェーデンならではの魅力も。見た目や機能性の良さはもちろん、毎日使う価値を感じさせてくれるバッグなのです。
スウェーデンのアーティストがデザインした
初のプリントモデル「Kanken Art」
「Kanken Art」のプロジェクトがスタートしたのは、ストックホルムのデザイン協会「Svensk Form」によってカンケンが公式にスウェーデンのデザインプロダクトに指定されたことがきっかけ。「Kanken Art」では、スウェーデンの2人のアーティストが子供の頃から身近な存在だったというカンケンへのオマージュとして、自然や遊び心などのユニークなテーマを組み合わせてデザインしたバッグを販売しています。
今回は2人のアーティストがそれぞれ2タイプをデザインし、全部で4種類のアイテムが登場。サイズはミニからラップトップタイプまで5サイズが揃い、自分のライフスタイルにぴったりのアイテムを選ぶことができます。素材はブランドが誇るオリジナル素材「G-1000®」を使用することで、高い耐久性と撥水性を実現。また、売り上げの一部が絶滅の危機に瀕しているホッキョクギツネ(『FJALLRAVEN』のロゴマークとしても愛されています)を始め、地球や環境の保護基金である「Arctic Fox Initiative」へ寄付されるのも魅力のひとつです。
左から、Kanken Art Spring Landscape、Summer Landscape 各¥12,000
スウェーデンの美しい景色を表現
こちらはアーティストErik Olovsson(エリック・オーロヴソン)さんによる、スウェーデンの山並みをイメージしたデザイン。プロダクトデザイナーとして活躍する彼は、子供の頃に家族とのハイキングで経験した、天候によって絶え間なく変化する山々の様子をカラフルに表現したそうです。自然からインスピレーションを得た独特なカラーパレットは、計算では生み出すことのできない風景や色彩の美しさを感じさせてくれます。コーディネイトのアクセントにも◎。
Erik Olovsson(エリック・オーロヴソン)
エリック・オーロヴソンさんは、プロダクト、家具、グラフィックデザインの分野で働くデザイナー。ストックホルムでスタジオを経営し、直感的かつ実験的なプロジェクトを目指しています。「カンケンは、子供の頃からいつも周りにあって、私の中に深く根付いて、このプロジェクトに取り組むことは名誉ある面白い挑戦でした。子供の頃、家族と一緒に山にハイキングに行き、目の前に新しい景観を作り出す絶え間なく変化する気候を体験したことは、私にとって壮大で意味深いものでした。このモデルは、私自身の山の思い出につながる自然の彩を表現する抽象的なデザインです」
左から、Blue Fable、Green Fable 各¥12,000
スウェーデンの森に暮らす動物たちをアレンジ
こちらはアーティストCecilia Heikkilä (セシリア・ヘイッキラ)さんによる、 スウェーデンの森の動物たちをアレンジしたデザイン。グラフィックデザイナーのセシリアさんは、動物を描いた絵本や作品が多く、そんな動物たちが楽しく暮らしているような森をイメージしたそうです。繊細なタッチで描かれた森の木々や動物たちの姿は、使うたびにほっとさせてくれそう。シンプルなカラーリングで、洋服を選ばずに使いまわせるデザインなのもうれしいです。
Cecilia Heikkilä(セシリア・ヘイッキラ)
セシリア・ヘイッキラさんは、グラフィックデザイナーであり、絵本も作るアーティスト。彼女の作品の中で、自然と動物は同義語であり、森の動物たちをアレンジしたデザインは北欧の自然の影響を強く受けています。「私にとって、森と自然は、危険と美しさが予測不能に共存する場所です。そして自然に近づくほど、私たちは自然をもっと守りたくなってきます。これが今回のデザインに影響を与えました。The Arctic Fox Initiativeの理念は私の思いにとても近く、私はこのプロジェクトを誇りに思っています」
日本限定カラーと共に登場する、レインボー柄ハンドルの
Kånken Rainbow(カンケンレインボー)も可愛い!
左から、Kånken Rainbow Purple、Deep Blue 各¥12,000
Kånken Rainbow Ocean Green(日本限定)¥12,000
「Kånken Rainbow」は、レインボー柄の持ち手のついたカンケンのニューモデル。現代の大きなテーマでもあり、アウトドアライフにも通じる寛容性や平等性や多様性のシンボル「レインボー」をカンケンを通して表現したアイテムです。カンケンレインボーには、すべての個人の自由とその表現を応援する、という思いが込められています。このスペシャルなカンケンの売り上げの一部は「Arctic Fox Initiative」を通して、地球や環境プロジェクトを保護するために寄付されるそう。そしてこのシリーズには、特別に日本限定のオーシャングリーンも加わっています!
スウェーデンのアウトドアブランド『FJALLRAVEN(フェールラーベン)』のカンケンシリーズの新作であるカンケンアート、カンケンレインボーをご紹介しました。デザインと機能性、そしてメッセージが同居したバックパックは、使うたびに気分を上げてくれるのではないでしょうか?この機会に、ぜひ手に入れてみてくださいね。
FJALLRAVEN
ワイエスインターナショナル
03-6418-9339
text:坂崎麻結
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