FASHION
ファッジでお馴染みのフィンランド発ファッションブランドから、はじめましてのものまで、おすすめしたいブランドを一挙にご紹介します!
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クマのモチーフでお馴染み《カルフ》の生まれもフィンランド!
《カルフ》は、100年以上の歴史を持つ老舗のスポーツシューズブランド。フィンランド語で“チャンピオン”を意味する名前がついたランニングシューズ「メスタリ」は、ランニングシューズではじめて特許を取得したエアクッションミッドソールシステムを採用。高い機能性もあってトップセラーとなり、世界中のランナーから愛されるモデルに。ベーシックカラーも素敵だけど、今季は淡いパープルが気分。いつもの装いにも新鮮な風が吹く。
《ピュア ウェイスト》が使うのはリサイクル素材オンリー
コットンの端材などによるリサイクル生地を100%使用する《ピュア ウェイスト》から、フーディをセレクト。フィンランドで人気のイラストレーター、ロッター・マイヤとのコラボレーションアイテム。
丸みのあるキュートなフォルムに心惹かれる
アメリカ・南カリフォルニアの有名な砂漠の木にちなんで名付けられたデザートブーツ「Jツリー」。《ヴィバ》の靴は全て人間工学に基づいてデザインされているから履き心地のよさも抜群。
フィンランド最古のテキスタイルブランド
1820年創業の《フィンレイソン》のトートバッグ。北欧の植物や動物、季節の移り変わり、昔ながらのフィンランドのアートなどをモチーフにしたテキスタイルは、時が経っても色褪せることなく魅力的。上は人気モチーフが自由にカラフルに施された「エレファンティ・ヴィッリ」、中央は幾何学的なパターン「コロナ」によってスタイリッシュな面持ち。下の「エレファンティ」は、マチ付きで、厚めのキャンバス仕立て。
《ヘドヴィグ》と一緒に夏のレイヤードを楽しもう
ショート丈のジャケットとラップスカートをセットアップで揃えてコーディネートに統一感をプラス。シンプルながらもこなれ感が漂う仕組み。さて、気になるブランドはというと、2021年にヘルシンキでスタートした《ヘドヴィグ》。上質な素材だけを使って、丈夫に丁寧につくり、トレンドを超越したデザインで魅せるアイテムたちは、たくさんのフィニッシュガールから注目を集めている。
ファッション×建築ベーシックスタイル×遊び心
ファッションデザイナーのラウラ・ユスリンと、建築家のリッリ・マウヌラによって設立されたデザインスタジオ《ユスリン マウヌラ》。それぞれがもつ専門的な知識を活かしながら、廃棄となった生地をウエアやホームグッズなどに生まれ変わらせている。そんなバックグラウンドもさることながら、鮮やかなライトブルーでパイピングが施されたトレンチコートは、ただただ素敵。ベーシックな中に、大人の遊び心をプラスしてくれる。
《サムイ》を着るならシンプル・イズ・ベストに
ご存知の通り《サムイ》は、サム-ユッシ・コスキが2009年にスタートしたブランド。彼は《マリメッコ》のテキスタイルハウスでクリエイティブディレクターを務めていた経歴があり、そのセンスの良さはお墨付き。カラフルな「シーズナルコレクション」も素敵だけれど、今回はタイムレスなアイテムを提案する「クラシックコレクション」から、タートルネックセーターをセレクト。エクストラファインメリノウール100%でチクチクしないうえ、リブの凹凸がしっかりしているから、1枚で着てもサマになる。秋の始まりにぴったり。
《ユスリン マウヌラ》は、ウエアだけでなくホームグッズもキュート!
丸い「ボルスター トパーズ」と四角い「フロア プフ ジアスポリ」は、組み合わせることでちょっとしたソファのように使える。もちろん、それぞれ単体使いも。
プリントアートの魅力はワンピースで楽しむ
黄色の小花が咲き乱れる「ヘレナ ドレス」が本日の主役。さらりと1枚で着こなして、メガネやタイツ、シューズなどの小物は黒で統一。100%コットンのコーデュロイによる、独特の生地感も相まって、抜群に存在感のある着こなしに。さすがは《イヴァナヘルシンキ》。ブランドの誕生から25年以上経った今も、ユニークなパターンや鮮やかな色使いは健在です。
《オナール》のファー小物で季節を先取りしよう!
フィンランドとギリシャをルーツに持つイレーネ・コスタスが2014年にスタートしたブランドが《オナール》。リアルファーによるバケットハットやイヤマフ、手袋、シューズなどのアクセサリー類から、レザージャケット、ロングコートまで、幅広くアイテムを展開。フィンランドでは動物の毛皮の使用が厳しいけれど、本来なら捨てられてしまう素材を使用したり、オーダーを受けてから商品をつくることで問題をクリア。今季は、韓国発のセレクトショップ《ビーカー》とコラボレーションしたレザージャケットが登場。サッと羽織るだけでトレンドライクな着こなしに。
photograph_Furuya Akihiro(model)
styling_Nakako Nao
hair & make-up_Miyuki Go
model_Ksenia
edit_Chikazawa Yui〈KIP Inc.〉
design_Kawai Hiroyasu〈VIA BO, RINK〉
FUDGE vol.254 2024年9月号より
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