FASHION
ENGLISH BREAK-FAST
“イギリスに来たら食べたいものリスト”に必ず入るであろう、イングリッシュ・ブレックファスト。とにかくボリューミーで栄養満点、すべての食材に火が通っていることもその特徴。美味しいイングリッシュ・ブレックファストが食べられるお店を、ロンドンと東京から1軒ずつご紹介!
TERRY’S CAFE
長年、肉屋として経験を積んだテリー氏によって、1982 年に開かれた〈テリーズカフェ〉。ギンガムチェックのテーブルクロスに、壁一面に並ぶ古き良きイギリスの写真……クラシックな店内の雰囲気も大きな魅力。ロンドナーにも人気のイングリッシュブレックファストは、内容や品数、ビーガン・ベジタリアン仕様などによって全部で7 種類。フルラインナップを楽しみたい人は、いわゆる“全部のせ”の「THE WORKS」にトライしてみて!
address : 156-158 Great Suffolk Street,London,SE1 1PE
info@terryscafe.co.uk
open : 8 :00 ~15:00 月曜 定休
web : https ://terryscafe.co.uk/
PUB
ロンドナーの日常になくてはならない場所、パブ。いざ訪れたときに慌てないよう、最低限のルールを知っておきましょう。まず席を確保したら、バーカウンターまで行ってドリンクをオーダー。お金はその都度払います。1パイントは570ml、ハーフパイントならその半分。これだけ知っておけば大丈夫!
The George Inn
そもそもパブのルーツは、宿であり、食堂であり、社交場であり……“公共の家= パブリックハウス”として、酒場のみならずさまざまな役割を担っていた場所。そんなルーツを感じさせる歴史あるパブのひとつが、この〈ジョージ・イン〉。馬車宿として1677 年に建てられた建物は、貴重な歴史的遺産として保護されていて、なんと今も宿泊できるのだそう。かつては馬車が乗り付けられていた中庭で、パブ文化の歴史を感じながら美味しいビールが楽しめる。
トラックジャケット¥9889 / adidasORIGINALS(アディダスお客様窓口)、シャツ¥18700 / CORDINGS(真下商事)、スカート¥25300 / HÉLI OPÔL E(エリオポール代官山)、キャップ¥6380/Gymphlex(ビショップ)、ソックス¥935/靴下屋(タビオ)、シューズ¥27500 / Dr. Martens(ドクターマーチン・エアウエア ジャパン)
開放的な中庭でいただくビールは最高!
バルコニーの歪んだ床が、長い歴史を感じさせる。1 階のパブの他、レストラン、ホテルも備えている。
昼から賑わうバーカウンターは、知らない人とも仲良くなれちゃう不思議な空間。
address : 75 -77 Borough High Street,London SE1 1NH
tel : + 44 20 7407 2056
open : 月~水 11: 00 ~ 23:00、木~土 11: 00~24:00、日 12:00~23:00
web:https://www.greeneking-pubs.co.uk/pubs/greater-london/george-southwark/
TEA
英国貴族が生んだ、アフタヌーンティーという習慣。サンドウィッチ、スコーン、ペイストリーの順で食べるというのが昔から伝わる作法だけれど、それほど難しく考えないで! ゆっくりとおしゃべりしながら、美味しく楽しく味わうのが1 番。
The Rubens at the Palace Hotel
バッキンガム宮殿のロイヤル・ミューズ(王室のうまや)を一望できる五つ星ホテル、〈ザ・ルーベンス・アット・ザ・パレス・ホテル〉。ここでは、英国王室が好む食材を使ったアフタヌーンティーが楽しめる。せっかくなら、訪れる前にバッキンガム宮殿とロイヤルミューズを見学して、優雅な気分を存分に楽しむのがおすすめ!
サンドウィッチ、焼きたてスコーン、スイーツが並ぶ伝統的なアフタヌーンティーながら、クラウンの形のケーキや王室ゆかりの食材を用いたスイーツなど、英国王室への敬意を込めたアレンジが特別感を演出する。RoyalAfternoon Tea £60
address : 3 9 Buckingham Palace Road, London SW1W 0PS
tel : + 44 20 7834 6600
open : 日~金 12:00 ~17:00、土 12:00 ~18:00
web : https://rubenshotel.com/dining-and-drinks/afternoon-tea
標高の高いヒマラヤの過酷な生育条件で生まれた《フォートナム & メイソン》の「ファーストフラッシュ」。茶葉からは、独特のジューシーさと花のような風味を感じることができる。
[ 90g ]¥14040/ FORTNUM & MASON(ユーハイム)
エリザベス女王即位60 年の「ダイヤモンド・ジュビリー」を記念してつくられたアニバーサリーティー。クセのない滑らかな味わいのオレンジ・ペコは抽出する際、美しい金色に輝く。
[100g]¥2160/ROYAL FLUSH(インターデック)
動植物の生態系を活用した生産法「バイオダイナミック農法」を採用した、ロンドン初のオーガニック紅茶メーカー《ハムステッドティー》。茶葉そのものの風味と、雑味の少ないすっきりとした味わいが特徴。
各[20P]¥864 / HAMPSTEAD(富永貿易)
“ 美しい紅茶”をテーマに、ギフト用の紅茶を手掛けるティーメーカー《ニューイングリッシュティー》。時間が無い時にも手軽に本格的な味を楽しめる、ティーパック仕様が嬉しいポイント。
[40P ]¥1800 / New English Tea(宝商事)
英国北部のスラング“A brew( 1 杯のティー)”がブランド名の由来。《ブリュー ティー カンパニー》の人気フレーバー8 種類を詰め込んだお得なセットは、ギフトにぴったり!
[10P]¥1620/ Brew Tea Co.(ブリュー ティー カンパニー)
チャールズ国王私邸である「ハイグローヴガーデン」をモチーフにしたブランド《ハイグローヴ》。写真の「プリンスオブウェールズブレンド」は、オーガニック栽培されたセイロンとアッサムをブレンドした、濃厚かつすっきりとした味わいが魅力。
[110g ]¥3240 / HIGHGROVE(ユーハイム)
photograph_Serizawa Shinji,Taniguchi Daisuke
edit_Shibata Moe,Chikazawa Yui,Hino Harumi,Yamazaki Takamichi,Nozaki Nanami〈KIP inc.〉
design_Matsuoka Satsuki
FUDGE vol.233 2022年12月号より
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