FASHION
FUDGEガールたちのお洒落のお手本である、パリジェンヌ、ロンドンガール、そしてベルリナーのクローゼットを拝見!続いてロンドンガール編をお届け。
シックな洋服からも感じられるすっきり整然としたクローゼット
本誌スナップでもお馴染みのジェシカは、キュートな笑顔が印象的。イギリスを代表するモダンクラシックなブランド《マーガレット・ハウエル》でジュニアバイヤーを務めている。南ロンドンでフォトグラファーの彼と一緒に暮らす家は、そんな彼女のセンスが表れており、統一感のあるクリーンな衣装部屋。特にワードローブを占めているのは、大好きなオーバーサイズのシャツや、ロングワンピース。また選りすぐりのヴィンテージアイテムに加え、《エムエイチエル》、《ユニクロ》、《コス》を主に愛用している。よく着るお気に入りの洋服はハンガーラックにかけて見渡しやすくしておくと、コーディネートのアイデアが浮かびやすいのだとか。
前後アシンメトリーなヴィンテージシャツをメインに、爽やかな色彩でコーディネート。シャツ/Vintage、ショー トパンツ/COS、ハット/MARGARET HOWELL、バッ グ/MUJI、シューズ/CONVERSE
メガネやサングラスは、ユニークな器とともにオブジェのように陳列。肌馴染みのいいベッコウ柄や、ベージュフレームがジェシカの定番。
Tシャツやセーターなどは種類別にたたんで、ハンガーラック横の棚に見せて収納。
毎日使わないメガネ、キャップ、ニット帽、ベルトはコンパクトにまとめてケースに。
帽子の中でもハット類を合わせることが得意。かたちの違いで大人っぽくも、ボーイッシュにもなれるからつい集めてしまうそう。
好きな香水は、香りがしっかり長持ちするフローラル系のもの。お気に入りはプラダのInfusion de Rose。軽やかでユニセックスに使えるのがポイント。
見せたくないものはこのボックスに。統一感を持たせた、機能的な収納術が光る。
黒い服を着ることが多いジェシカは、差し色にもなる可愛い柄のバンダナを見つけるとつい買ってしまうそう。
最近購入した《エムエイチエル》のシャツは、ギンガムチェックとストライプの柄をチョイス。シルエットがきれいなところも魅力。
甘すぎない黒のワンピーススタイル。足元でスポーティにはずしたさじ加減が可愛さの秘訣。ワンピース/MHL、バッグ/COS、メガネ/Ace & Tate、シューズ/NIKE
バンダナやスニーカーの柄など、小物使いで味わい深く仕上げた清廉のオールホワイト。シャツ/COS、ショートパンツ/Vintage、バンダナ、トートバッグ/ともに MARGARET HOWELL、シューズ/VANS
今着たいものを厳選して並べたこだわりの詰まった美空間
《グッチ》《バーバリー》などのハイブランドから、《バブアー》《アー・ペー・セー》など本誌でもお馴染みのブランドまで、幅広いメンズウエアを展開するファッション&ライフスタイル雑貨ショップ《エンド》のバイヤーとして活躍するサラ。常に新しくお洒落なアイテムに囲まれ、鋭い審美眼を鍛えているだけあって、クローゼットはまるでショップのように美しい陳列。そこにはメンズウエアをセレクトしている彼女らしく、ストリートの雰囲気が感じられるメンズライクな洋服がずらり。プレーンなTシャツにルーズなパンツを合わせ、バンダナやアクセサリーでアクセントをつけたスタイルがサラのスタンダード。
オールホワイトのキャンバスを彩るベストや小物 使いがポイント。ベスト/Pop Trading Company、 Tシャツ/NOAH、パンツ/Stan Ray、バッグ/ Porter-Yoshida & Co.、シューズ/New Balance x JJJJound
光沢のあるグリーンのパンツで奥行 きを持たせたワンツースタイル。Tシャツ/NOAH、パ ンツ/BEAMS PLUS、ハット、バンダナ/ともに NEIGHBORHOOD、サンダル/BIRKENSTOCK
最近購入したのは《ステューシー》のレーシーなシャツ。ブラックなので甘くなりすぎないところがお気に入り。
MADE IN USA の100%リサイクルコットンを使用した、NY発のブランド《ノア》の最高に着心地のいいTシャツ。 洗濯を繰り返しても型崩れしないから、毎日着られるベーシックTシャツとして愛用中。
大好きな日本のストリートブランド《ネイバーフッド》のバンダナやハット。奥にあるメガネとサングラスは《モスコット》のもの。レムトッシュという モデルの形が好きでこればかりコレクションしている。
グリーンとグレーは、カニエ・ウエスト率いるクリエイティブ集団でプロジェクトを手がけた経験がある、ジャスティン・サンダースが手がけるブランド《ジョウンド》と《ニューバ ランス》がコラボレーションしたモデル「992」。「99X」シリーズで唯一復刻されていなかったレアさとクールなデザインに惹かれて、色違いでゲット。気に入るとそればかり揃えてしまうファッションオタクなサラ。
コレクションが隠されたミニマルなクローゼットが魅力
日本が大好きで、なんと日本語も上手なブリット。イラストレーターとして活動する彼女の絵は、ニュ アンスカラーを使った優しい色彩と柔らかなタッチが素敵。グローバルオンラインマーケット、〈Etsy〉 でイラストプリントやTシャツも販売するなど、世界中に自分の魅力を発信中。そんな彼女はロンドンのファッジガールでもあり、自身のスタイリングやイラストを載せたインスタグラムは1万人のフォロワーがいる程のお洒落ガール。レイヤードが大好きな彼女にとって夏の装いはちょっぴり苦手なんだとか。それでも、ワンピースにTシャツを重ねたり、コレクションしているメガネを必ず着けるなど自分らしい表現を楽しんでいる。
可愛らしいワンピースはキャップでボーイッシュにはずすと好バランス。ワ ンピース/Olive Clothing、Tシャツ/MAISON LABICHE、キャップ/ AIMÉ LEON DORE、サンダル/BIMBA Y LOLA
小物を効かせてリ ズミカルなアクセントを刻めばシンプルスタイルに存在感が備わる。Tシャ ツ/Uniqlo U、パンツ/UNIQLO x Ines de la Fressange、メガネ/John Lennon、バンダナ/Levi’s、トートバッグ/TAMAY & ME、シューズ/ CONVERSE
貝殻やヤシの木など夏らしい絵柄が描かれたシャツがキュー ト。白のパンツでシャツを引き立てて。シャツ/ARKET、パンツ/Vintage、トー トバッグ/Labour and Wait、メガネ/Polette、サンダル/Dr. Martens
ヴィンテージのストローハット。装いを涼しげに仕立ててくれて、夏に欠かせないアイテムのひとつ。
「メガネなしでは生きていけない! 」というくらい、ブリットにとって必要不可欠なアイテム。15本以上コレクションしており、ヴィンテージか ら新品まで様々。まだ持っていない形で、自分の顔型に合うメガネを常に選ぶようにしているんだとか。「もし許されるなら、永遠に買い続けてしまうくらい好き! 」
シューズはどんな洋服にも似合うニュートラルカラーを選ぶのがお決まり。シンプルな服に存在感を与える、ボリューミーなソールのシューズも欠かせない。
バンダナもメガネと同じく15枚以上は持っている。ヴィンテージショップで買うことが多く、珍しい色 や少し色落ちした味のあるものに惹かれる。
夏でも心地いいリネンのシャツや、ハーフパンツが夏の基本ワードローブ。なんとTシャツは 自分でデザインしたものなんだそう。彼女のショップをぜひ覗いてみて。
Photograph_Yanagida Aiko
Coordination_Yanagida Aiko
Edit_Ono Ayaka〈KIP Inc.〉
FUDGE vol.217 2021年8月号より
PICK UP !
-
( FASHION )本日発売!『FUDGE』2024年11月号は『保存版!パリ大特集。 E...
-
( FASHION )【FUDGE FRIEND】オフィシャルガールが2周年!個性豊かな4人...
-
( FASHION )そろそろアウターの出番?《ミルクフェド》のボアベストやキ...
-
( FASHION )重ねるだけで可愛い《ミー イッセイ ミヤケ》のボーダーニッ...
-
( FASHION )秋のお手本ジャケットスタイル3選。《ロペピクニック》の金ボ...
-
( FASHION )【ルミネ・ニュウマン】センスの良い冬服が見つかるニューシ...
-
( WORLD SNAP )この季節頼りになるのは、秋らしさを感じられるチェックワン...
-
( FUDGENA )個性が光る唯一無二コーデ【FUDGENA:aya.mの街で見かけたお...
RANKING
FUDGE CHOICE
人気のキーワード
PRESENT & EVENT
5月にスタートした、FUDGE.jpの読者限定イベント「オトナの部活動【ランニング部】」。スポーツの秋!ランニングの秋!ということで11月30日(土)に第4回目の開催決定。今回は〈 アロー 中目黒 〉を拠点に開催します。 […]
編集部から配信されるメールマガジンやプレミアム会員限定プレゼント、スペシャルイベントへの応募など特典が満載です。
無料でご登録いただけます。