CULTURE & LIFE
連載「週末アジア」は、アジアに精通している女性たちが、おしゃれなショップやカフェ、おすすめスポット、旬のニュースなどをピックアップして、まだまだ知られていないアジアの魅力をお伝えしていきます。週末にぷらっと行ける距離だから、今すぐ旅に出たくなっちゃうかも!?
はじめまして。
今回から週末アジアのバンコク編を担当することになりましたdii bangkokです。
タイと言えば、スパイシーなタイ料理や大量のバイクなど、
「ザ・東南アジア」のにぎやかな街並みを想像される方が多いかもしれません。
もちろん、そんな古き良きタイの風景も残る一方、
バンコクではフォトジェニックなカフェやショップが毎週あちこちでオープンし、話題に事欠きません。
あまり日本では伝えられていないデザインシティ・バンコクの素敵なスポットを、
現地在住者の視点でご紹介していきたいと思います!
今回ご紹介するのは、
バンコクのアーリーという地区にあるユニークなコンセプトホテル「JOSH HOTEL」について。
2017年末のオープン以来、SNSでクチコミが広まり世界中からゲストが集まる人気のデザインホテルです。
映画好きの方なら、このサインや外観の雰囲気から
「まるでウェス・アンダーソンの映画の世界!」とワクワクしてしまうはず。
元々古いホステルだった18世紀の建物をリノベーションし、
Mr. JOSHという架空の人物のライフスタイルをイメージしたインテリアが特徴。
オーナーの一人がインテリアデザイナーということもあり、隅々まで現代的なセンスが光っています。
オーナーの一人でコンセプトデザイナーのYiwaさんにお話を伺いました。
タイ国際航空でのキャリアを経て不動産業界へ。
カフェやコンドミニアムのコンセプトデザインを多数手がけられています。
「この建物が18世紀に作られたものだとわかり、その時代を生きた男性のライフスタイルというコンセプトが湧いてきました。Mr.JOSHは50代のプレイボーイ。若い頃は冒険好きだった彼の、旅への憧憬をイメージしています。
Mr.JOSHの名前は3人のオーナーのイニシャルから「J」「O」「S」の一文字を取り、「H」はホテル。私は”Journey Of Someone”とも捉えられると思っています」(Yiwaさん)
ホテルのデザインを象徴するレトロモダンなプールエリア。
現地のアパレルブランドのロケ場所としてもよく使われている、とてもフォトジェニックなプールです。
アイスクリームスタンドやビーチウェアを扱うセレクトショップ
「Sunbath and Pool Only」も併設しています。
どこを切り取っても絵になるセンスはさすが。
ホテルの宿泊客が利用できるシアタールームまで完備しているのはびっくり。
全てカップルシートになっています。
客室の中はかなりコンパクトなので、ひとり旅か仲のいい友人、カップルでの利用がおすすめ。
シックな色調とセンスの良い家具でコーディネートされています。
一泊一室1,500バーツ前後(約5,250円)からと、デザインホテルなのに利用しやすいお値段も魅力です。
こんなドレッシングスペースにときめかないはずがありませんよね。
ミニマルだけど女性の心をぎゅっと掴むツボを心得ています。
さすが、Mr.JOSHは伊達にプレイボーイではありません(笑)。
メインダイニングの「Marigold」では、
タイの人気リゾート地サムイ島をイメージした南タイ料理を提供しています。
シーフードを贅沢に使った料理にはスパイスとハーブがたっぷりと添えられています。
2〜3人でシェアして食べるのに十分なボリュームで満足感があります。
Yiwaさんのおすすめは、野菜とハーブがたっぷりのシーフードカノムチン。
素麺のようなタイの発酵米麺にクリーミーなカレーソースをかけていただきます。
ヘルシーでとっても上品な味わいの、ランチにぴったりな一皿!
「ホテルのあるアーリーは、カフェや小さな雑貨屋が多く街歩きが楽しいチャーミングなエリア。街のあちこちにあるストリートアートも見どころです。バンコクの人々のリアルなライフスタイルを垣間見られるこのエリアから、様々な流行が生まれています」(Yiwaさん)
ACE HOTELやThe Hoxtonのような、ローカルコミュニティとも融合した
「ライフスタイル型ホテル」は世界的なトレンドになっています。
タイでもそんなライフスタイル型ホテルを根付かせたい、というオーナーの情熱から生まれた「JOSH HOTEL」。
観光スポットを巡るのではなく、現地に暮らすような旅のスタイルがお好みの方にはとても居心地がいいはずです。
ぜひ、次のバンコク旅行の候補に加えてみてはいかがですか?
JOSH HOTEL
19/2 Phaholyothin Road, Soi Ari 4 (Nua),
Phayathai, Phayathai, Bangkok, Thailand 10400
http://www.joshhotel.com/
text & photographs:dii bangkok
東京で20年間女性誌やWEBメディアの編集者としてファッション、フード、トラベル記事を多数執筆。2019年よりバンコク在住。写真と動画でバンコクの最新トレンドを伝えるビジュアルシティガイド「dii bangkok」をスタート。
Instagram:@dotsloop
WEB:https://dii-bangkok.com/
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