CULTURE & LIFE

こんにちは。

上からよんでも

下からよんでも

前田エマです。

 

 

2020年に設立25周年を迎える

《ミナ ペルホネン》の展覧会が

今年リニューアルオープンした

《東京都現代美術館》で、開催されています。

 

 

《ミナ ペルホネン》はオリジナルのテキスタイルを使って

ものづくりを始めたブランドです。

服だけでなく、家具や器といったプロダクトのデザイン、

近年は、宿泊施設やお店に併設されたカフェなども手がけています。

 

 

この展覧会では

今までに発表されたテキスタイルやプロダクト、服

デザイン画や、アイデアのカケラ、作り手の仕事姿、

《ミナ ペルホネン》の服を纏う人々の暮らしの様子や服との思い出、

デザイナーの皆川明さんが手がけた新聞の挿絵などが展示されています。

手を動かしてものをつくることの素直な嬉しさと、

日々を重ねて過去が未来になっていく感動に

何度も心の奥が熱くなり、駆け出したくなってしまいました。

 

 

《ミナ ペルホネン》の服を着ると私は

「風景の中に生きている」ということを

ふっと、改めて思い出す。

 

 

まばゆい光が移ろいで瞳のカーテンを操ったり

生ぬるい丸い風が輪郭を解きほぐしたり

花の匂いが去年の夏のさよならを思い出させたり…。

 

 

私はいつも、風景の中にぽつんと在るだけなのに

それだけなのに、信じられないくらいたくさんの

切なさとか、喜びとか、やりきれなさを知っていく。

そういうことが積み重なると、何かがふっと姿を消して

私自身が風景になってしまう。

私って、そんな偉いもんじゃないのに、

キラッとした大切にしたいものを

忘れてしまいそうになる。

 

 

《ミナ ペルホネン》の服は

「風景を着る」服だと思う。

 

 

雪の降り続く電信柱

風に吹かれる花の群れ

旅する鳥たち

楽しそうに舞う蝶

 

 

布の上に広がる風景は

私のお尻を叩いて

喝をいれてくれる。

 

 

私は、風景の中で

どう在りたいのかな。

遠くのほうを見たくなって

近くの出来事を愛おしみたくなるのだ。

 

 

《ミナ ペルホネン》の服を着て

風景の中に在ると私は、

その風景に似合う人間になりたいなと

強くて優しい心をもらったような気持ちになる。

 

《今週のぐるり服》

photograh_Osada Kasumi

このワンピースは、私がはじめて手にいれたミナ ペルホネンの服です。「hana no mi」というテキスタイル。カーテンみたいな布に、力強くて繊細な刺繍が施されています。おばあちゃんになっても、着続けたいです。

ワンピース/ミナ ペルホネン、マフラー/the north circular、タイツ/靴下屋、ブーツ/marie club

**********************************************

モデル:前田エマ Maeda Emma

1992年、神奈川県生まれ。 東京造形大学卒業。オーストリア ウィーン芸術アカデミーに留学経験を持ち、在学中から、モデル、エッセイ、写真、ペインティング、朗読、ナレーションなど、その分野にとらわれない活動が注目を集めている。Instagram:@emma_maeda

 

写真:長田果純 Osada Kasumi

1991年、 静岡県生まれ。14歳の頃、実家の物置小屋から一台のフィルムカメラを発見し、独学で写真を撮り始める。現在はファッションのカタログやポートレート、映画のスチールなどで活躍中。プライベートでは自身の感覚を軸に写真を撮り続けている。Instagram:@osada__

museum information

東京都現代美術館

東京都江東区三好4-1-1
会館時間:10時~18時
定休日:月

www.mot-art-museum.jp/

 

【展覧会のお知らせ】

「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」

期間:開催中〜2020年2月16日(月)
場所:東京都現代美術館 企画展示室3F
入館料:一般¥1500、学生(大学生、専門学生)¥1000

 

流行に左右されず、長年着用できる普遍的な価値を持つ「特別な日常服」をコンセプトに、世代を問わずに根強い人気を誇る《ミナ ペルホネン》。本展覧会中の2020年に、25周年を迎えます。

「つづく」というタイトルは、ブランドの時間的な継続性を表すものでありながら、つながる・連なる・手を組む・循環するなど、モノや人が連鎖し何かを生み出していく生成のエネルギーを想起させる言葉でもあるそう。

ファッションからスタートして、今では食器やインテリア、次第に生活全般へと広がっている《ミナ ペルホネン》の軌跡を辿れる展覧会です。”洋服と記憶”では、愛用者と《ミナ ペルホネン》の洋服との思い出が現物と言葉とともに綴られており、個々の手に渡ったことで生まれた、それぞれの物語に心がギュッと掴まれます。

継続していくこと、これからも”つづく”ことの大切さを教えてくれます。

 

edit:Takehara Shizuka

 

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