CULTURE & LIFE

 

ナッツ(木の実)と言われて思い浮かぶのは?……「アーモンド!」とたくさんの人が答えるように、日本ではおなじみのアーモンド。そのままで食べるのはもちろんのこと、チョコレートをはじめとしたお菓子や、食感を出すためにサラダなど料理のトッピング、じわじわと人気上昇中のアーモンドミルクなど、日々、口にする機会も多いのでは?そんなアーモンド、健康や美容に敏感な方は、実はとっても体にいいってこと、すでにご存知のはず。今回は、再び注目度が高まっているけれど、身近でありながら意外と知らないアーモンドについて、実際に編集部が世界最大の産地であるカリフォルニアに足を運び、改めてその魅力をお届けします!まずは、農園と工場見学で学んだアーモンドの基本、ライフサイクルから。

 

今回、アーモンドについて教えてくださった、カリフォルニア・アーモンド協会のトレードマーケティング スチュワー ドシップ担当のハービンダー・マンさん(上)と、サスティナビリティ・コミュニケーション担当のダニエル・ヴィーンストラさん(下)。

 

アーモンド世界最大の生産地、カリフォルニア

アーモンドは、乾燥した長い夏があり、湿度が低く短い冬のある地中海性気候で育ちます。世界の生産量130万トンのうち、生産の80%以上を占めるのが、アメリカのカリフォルニア。サクラメントからロサンゼルスまでのセントラルバレー約840kmに渡って、7600以上の生産農家と100の製造加工業者があり、実はカリフォルニア自体の農産物の中でも収穫・輸出のトップを誇っているのです。現在もその生産量は増え続けていて、加工法も研究され、嬉しいことに新製品もどんどん増えています!

 

 

アーモンド農園&工場、キャンポスブラザーズ社へ

編集部がカリフォルニア州フレズノにあるキャンポスブラザーズ社を訪れたのは、収穫期を迎える8月のこと。ここでは広大なアーモンド農園の運営をはじめ、果皮や殻の除去、保管、仕分け、加工、梱包などすべての工程を自社で行なっています。ファミリー経営ながら年間を通して300名ほどの従業員、繁忙期になると600名を超えるスタッフが働いている、カリフォルニアの中でもアーモンド農家による大規模な企業です。

 

先が見えないほどとっても広大な敷地に、アーモンドの木がずらりと並びます!

 

ところで、アーモンドがどのように木に実をつけているかご存知ですか?

 

 

外は厚みのある果皮に包まれていて、剥いてみるとほのかに桃のような甘い香りがします。アーモンドは桃や梅などの近縁種であるサクラ科で、2〜3月にはサクラと見間違えるほどの白くてキレイな花をつけるんです!そして、その果皮の内側には、固い殻があり、その殻を向くと、見覚えのある粒が出てきます。

 

写真左から、果皮に包まれた状態→果皮を剥くと殻の状態に→殻を剥くと粒が登場

 

アーモンドの収穫作業で使用する、シェイカーを実際に体験

一つの木になるアーモンドは15kgで、個数にするとなんと13225個!4〜6月にかけて木にたっぷりとつけた実が成熟してくるのが7月下旬以降。機が熟すと少し触れただけでもぽろっと落ちるようになりますが、実は自然に落ちることがないため、広大な面積かつ大量に実をつけたアーモンドは、シェイカーという特別な機械で収穫作業が行われます。

 

シェイカーで木を揺すると……”アーモンドシャワー”の様子

 

フレズノのこの日の気温は37度。40度を越すことも珍しくなく、カラッとしていながらも強い日差しが照りつける猛暑の中、収穫作業が行われていました。編集部も実際の作業を体験させていただくことに。シェイカーでぐっと木の幹を掴んだら、ボタンを押しながらアクセルを踏んで揺さぶります。すると勢いよくたくさんの”アーモンドシャワー”が降り注ぎます!機械を通した作業ですが、手足にずっしりと重みを感じました。

 

キャンポスブラザーズ社創業者のトニー・キャンポスさん。笑顔がすてき!

 

採りたてのフレッシュなアーモンドのお味は?

日本ではカリッと食感が良く香ばしいローストアーモンドが主流ですが、採りたてのアーモンドはちょっとみずみずしさがあってフレッシュでまた違ったおいしさ。(カリフォルニアに出かけたら、スーパーなどでも生アーモンドが販売されているのでぜひお試しを!)地面に落ちたアーモンドは1週間ほどこのまま乾燥させ、スイーパーといった機械を使って摘み取り作業が行われます。

 

 

アーモンド工場で出荷作業を見学することに

品種ごとに収穫時期が異なるため、同じタイミングで工場では、その後の果皮や殻の除去、仕分け、加工などの作業が行われています。今回は果皮や殻の除去を終えた、仕分けの作業を見学。

 

 

注文が入ると、保存されていたアーモンドが運ばれてきます。キャンポスブラザーズ社では、他の農家のアーモンドも扱っているため、農家の名前が記載され、サイズごとに分けられて箱に入れられています。

 

 

クオリティが高いアーモンドのみを選出

コンベアでは、二段階の仕分け作業を実施。アーモンドがこのまま使えるか判断するもので、欠けていたり、皮が剥がれていたり、形が悪いものは、クランチやパウダーの加工をするよう仕分けられます。まずは赤外線レーザーを当てて確認。この時点でアメリカの農務省の基準は満たしていますが、クオリティが高いもののみ選別できるように、最終的には人の目視で作業が行われます。また、目視作業を行なっているエリアにあるバーにはマグネットがついていて、万が一金属が入っていたとしてもここで取り除けるのです。この作業の間にも15分ごとに品質検査をしながら、一日約200〜240トンもの仕分け作業が行われているのだとか!

 

 

安全で品質が守られたキャンポスブラザーズ社のアーモンド、実は日本で販売されているアーモンド製品でも数多く使われています。(製品を手に取ったとき、ぜひ裏面の製造者をチェックしてみてください。)アーモンド生産の背景を知ったからこそ、もっと身近な存在になり、美味しく味わってアーモンドが食べられるはず!

 

次回のレポートでは、みなさんが知りたいアーモンドの栄養や美容についてお届けしていきますのでどうぞお楽しみに。

 

 

cooperation_カリフォルニア・アーモンド協会

photograph_Akiko

text_Oguchi Eiko

 

 

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