CULTURE & LIFE

「最近、なんだかうまくいかない…」「連絡したはずなのに、返信がない」「PCの調子が悪い」。そんなプチ不調が重なるとき、もしかしたらそれは「水星逆行」の影響かもしれません。占いの世界でよく耳にするこの言葉、なんだか怖いイメージがあるけれど、実はその正体と対策を知れば、上手に乗りこなせるチャンスの期間なんです。
この記事では、2025年の後半にやってくる2回の水星逆行(7月〜8月、11月)に焦点を当て、FUDGE読者の皆さんが日常生活で役立つ、実用的で楽しい「乗り切るためのテクニック」を徹底解説します!
Index
そもそも「水星逆行」って何?
「水星逆行」という言葉はよく聞くけれど、一体どんな現象なのでしょうか?科学的な事実と、占星術での解釈、両方の側面から見ていきましょう。
天文学的な視点:実は「逆」には進んでいない

天文学的に見ると、「水星逆行」は水星が実際に軌道を逆走しているわけではありません。地球と水星は、それぞれ違う速さで太陽の周りを公転しています。地球が水星を追い越すタイミングで、地球から水星を見ると、まるで逆向きに進んでいるように「見える」のです。これは、電車に乗っている時に、隣のゆっくり進む電車が後ろに下がっていくように見えるのと同じ「見かけの動き」です。
占星術的な意味:身の回りの「見直し期間」
一方、占星術の世界では、水星は知性、コミュニケーション、情報、交通、テクノロジーなどを司る惑星とされています。この水星が「逆行」して見える期間は、これらのテーマがスムーズに進まなくなり、トラブルや遅延、見直しが必要な出来事が起こりやすいと考えられています。しかし、これは必ずしも悪いことばかりではありません。むしろ、普段の勢いを少し緩めて、過去を振り返ったり、計画を再検討したり、やり残したことに取り組んだりするのに最適な「メンテナンス期間」と捉えることができるのです
2025年後半の水星逆行スケジュール

2025年には全部で3回の水星逆行がありますが、ここでは後半の2回に注目します。それぞれの期間と、影響が出やすい星座のテーマを見ていきましょう。
夏の逆行:7月18日~8月11日(獅子座→蟹座)- 自己表現と感情の嵐
夏の水星逆行は、ドラマティックな「獅子座」で始まり、感情豊かな「蟹座」へと戻っていきます。獅子座は自己表現、プライド、創造性を象徴し、蟹座は家庭、感情、安心感を象徴します。この期間は、自分の表現方法に自信がなくなったり、プライドが傷つくような出来事が起きたりするかもしれません。また、感情的な発言が誤解を招きやすく、特に家族や親しい人との間で些細なことから大きな喧嘩に発展することも。クリエイティブな仕事をしている人は、アイデアが滞るように感じるかもしれません。
秋冬の逆行:11月10日~11月30日(射手座→蠍座)- 理想と本音の衝突
11月の逆行は、自由な「射手座」から始まり、探求心旺盛な「蠍座」へと移行します。射手座は理想、冒険、専門知識を、蠍座は深い絆、秘密、本質を象徴します。この時期は、楽観的な計画が頓挫したり、ストレートな物言いが裏目に出たりしがちです。また、蠍座のエネルギーが加わることで、人間関係の深い部分や隠されていた問題が表面化する可能性も。パートナーとの信頼関係や、お金に関するシビアな話し合いが必要になるかもしれません。
日常への影響は?シーン別・水星逆行あるある
では、具体的に私たちの日常にどんな影響があるのでしょうか?よくある「水星逆行あるある」をシーン別に見ていきましょう。
コミュニケーション編:「言ったはず」「聞いてない」のすれ違い
水星逆行の代表的な影響が、コミュニケーションの混乱です。LINEやメールの返信が遅れたり、届いていなかったり。会議で話した内容が、なぜか違う意味で伝わってしまったり。「言った」「聞いてない」のすれ違いから、友人や同僚、パートナーと気まずい雰囲気になることも。この時期は、言葉の裏を読みすぎず、大切なことは丁寧に、そしてシンプルに伝えるのが吉です。
テクノロジー編:PCフリーズ、データ消失の悪夢
水星はテクノロジーも司るため、逆行中はデジタル機器の不調が頻発します。パソコンが突然フリーズする、スマホの動作が重くなる、Wi-Fiが繋がりにくい、といったトラブルは覚悟しておいた方が良いかもしれません。最も避けたいのは、大切なデータの消失。この期間に入る前に、重要なファイルは必ずバックアップを取っておきましょう。
旅行・移動編:まさかの遅延と予約ミス
楽しみにしていた旅行や出張も、水星逆行の影響を受けやすい分野です。電車の遅延や交通渋滞に巻き込まれたり、ホテルの予約が取れていなかったり、飛行機のフライトがキャンセルになったり…。移動の際は、いつもより時間に余裕を持って行動し、予約内容はダブルチェックを心がけましょう。
契約・決断編:後で「やっぱりやめたい」かも?
水星逆行中は、思考や判断力が少し鈍りがち。そのため、この時期に大きな買い物や契約、転職や引っ越しなどの重要な決断をすると、後になって「やっぱり違ったかも…」と後悔するケースが多くなります。占星術では、重要な契約は逆行期間を避けることが推奨されています。もし避けられない場合は、契約内容を隅々まで確認し、信頼できる人に相談するなど、慎重に進めることが大切です。
水星逆行をチャンスに変える!賢い乗りこなし術

トラブルばかりに聞こえる水星逆行ですが、過ごし方次第で有意義な期間に変えることができます。ここでは、具体的なアクションプランを提案します。
お仕事編:焦らず「見直し」と「確認」を徹底
仕事では、新しいプロジェクトを始めるよりも、進行中のタスクの見直しや、過去の資料の整理に時間を使いましょう。水星逆行は「復習」に最適な時期です。メールを送る前には宛先と内容を再確認、会議の予定はリマインダーを設定するなど、基本的な「確認」作業を丁寧に行うだけで、多くのミスは防げます。焦りは禁物。「急がば回れ」の精神で、着実に進めましょう。
人間関係編:「言葉選び」と「再会」がキーワード
感情的になりやすいこの時期は、一呼吸おいてから話すことを意識して。特に親しい相手には、つい言葉がきつくなりがちなので注意が必要です。一方で、水星逆行は「過去」に光を当てる期間でもあります。疎遠になっていた旧友から突然連絡が来たり、昔の恋人と再会したりするチャンスも。これを機に、懐かしい関係を温め直してみるのも素敵です。復縁を望む人にとっては、気持ちを再確認する良い機会になるかもしれません。
セルフケア編:心と体を休ませる贅沢な時間
情報が錯綜し、予定が乱れがちな水星逆行中は、知らず知らずのうちに心も体も疲れています。こんな時こそ、意識的に休息を取りましょう。おすすめのアクションは以下の通りです。
- 断捨離と掃除: 部屋の乱れは心の乱れ。身の回りを整理して、思考もクリアに。
- デジタルデトックス: 少しスマホから離れて、読書や音楽に没頭する時間を作る。
- ジャーナリング: 頭の中のもやもやをノートに書き出して、気持ちを整理する。
- 過去を振り返る: 昔のアルバムを見返したり、好きだった映画を観たりして、忘れていた大切なことを思い出す。
- リラックスタイム: 長めにお風呂に浸かったり、アロマを焚いたりして、心からリラックスする。
まとめ:水星逆行は「自分と向き合う」ための特別な期間
水星逆行は、確かに少し注意が必要な期間です。でも、それは宇宙が私たちに「ちょっと立ち止まって、周りを見渡してごらん」とメッセージを送ってくれているのかもしれません。トラブルを恐れるのではなく、「見直しのチャンス」と捉えて、自分のペースで丁寧な毎日を過ごすこと。そうすれば、逆行が終わる頃には、きっと新しい視点や気づきを得て、より軽やかに次のステップへ進めるはずです。2025年後半の逆行期間も、あなたらしく、賢く、おしゃれに乗り切ってくださいね!
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