CULTURE & LIFE
「ホテル暮らし」という暮らし方が少しずつ広まってきていますが、まだまだハードルが高いのも事実。そこで実際にホテル暮らし中のgoodroomスタッフのイワタリサが、ホテル暮らしのリアルを語る連載をスタートします。初回となる今回は自己紹介とホテル暮らしを始めたきっかけ、得られた気づきについてお話します。
Index
ホテル暮らしの「リアル」を語る連載、始まります
「二拠点生活」「多拠点居住」「ワーケーション」「ホテル暮らし」……。
リモートワークが定着しつつあるいま、どこに住み、どこで働くか。私たちはいま、これまで以上に自由に「働き方」や「住まい方」を考え、選択できるようになりました。
中でも私が働くgoodroomでは、全国800箇所以上のホテル施設やマンスリー物件と提携をして(2022年1月現在)、月額定額制でホテルに長期滞在できるサブスクリプションサービスを提供しています。
賃貸物件に住んでいる時にはなかなかできない、「いつでも」「どこでも」「身軽に」住むことができる世界を実現するために日々サービスを運営しています!
とはいえ、どうしても暮らし方の全貌が見えず、“ハードルが高い”と感じる方も多いようです。なぜなら、実際にホテル暮らしをしている人の数は、賃貸やシェアハウスで暮らしている方よりも、ずっと少ないから。
そこで今回スタートするのが、実際にホテル暮らしをしながら働いているスタッフである私、イワタリサによる連載です。この連載では、ホテル暮らしを始める前に感じていたこと、ホテル暮らしを始めてから分かったことなどを、赤裸々に綴っていこうと思います。
どうぞ優しい目でお付き合いをいただければ幸いです。
連載初回の本記事では、私の簡単なプロフィールと、ホテル暮らしを始めたきっかけ。そしてホテル暮らしを始めて数か月経ったいま、自分の中に生まれた「変化」についてお伝えできればと思います。
ホテル暮らし前は、ごく普通の賃貸物件で生活をしていた
改めまして、イワタリサです。長野県安曇野市出身の、24歳。短大を卒業後、3年ほど羽田空港でグランドスタッフの職を経験したのち、昨年末にgoodroomへ転職をしました。
ホテル暮らしをする前の私の生活スタイルを、簡単にご紹介します。
仕事柄、部屋には「寝に帰るだけ」
勤務先が羽田空港だったため、以前は京急沿線沿いの「梅屋敷」という街に住んでいました。にぎやかな商店街や銭湯、ディープでレトロな飲食店……。いつでも街に活気があり、下町風情を感じられる雰囲気がとても好きでした。
どちらかというと華やかな街よりも、こうした落ち着いた雰囲気を感じられる街のほうが居心地が良く感じられる私。実際にホテル暮らしをするための拠点を探す際にも、そうした街を自然と選んでいる気がします。
住んでいた部屋も、ごく普通の部屋でした。1K、8.5畳、7万円台、駅徒歩5分という立地。値段の割に広く、角部屋だったこともお気に入りのポイントでした。仕事柄、部屋には「寝に帰るだけ」という生活だったこともあり、必要最低限の家電・インテリアのみで、あまりこだわりはなかったほうだと思います。
自炊は週に2日ほど
以前住んでいたお部屋。荷物が多い部屋でしたが、最後はすっきり整理できました!
ホテル暮らしをしているとよく聞かれるのが、「食事面」での習慣です。賃貸暮らしでは週に2度ほど、お弁当のおかずを自炊をする程度。生活はどうしても不規則になるので、それ以外はコンビニ弁当を買ってきたり、外食をすることも多くありました。
あまりお金をかけずに生活を楽しむことが得意なので、洋服なども古着屋で一期一会を楽しむことが多いです。
そんな、至って普通の20代の生活をしていました。
きっかけは、コロナ禍でリモートワークが主流になったから
ホテル暮らしに興味を持ち始めたのは、前職でテレワークが主流になり始めたことがきっかけでした。しっかりパフォーマンスを出すことができるなら、自宅にいなくても良いのでは?と考え、気分転換に月に5か所ほど都内のホテルを転々とする暮らし方を始めてみたんです。
実際に過ごしてみると、予想以上に快適!今後働く場所にとらわれない時代がやってくるはず、こうした暮らし方はどんどん広がっていくのだろうと感じ、調べてみたところgoodroomのホテルパスに出合いました。
気になったらとことん調べ、行動しないと気が済まない性格(笑)なんです。勢いそのままに転職をすることに……!せっかくだからと、ホテルパスを実際に活用しながら、その体験をサービス改善に活かせればと、始めてみることになりました。
1日1日を「消費」せず、大切に過ごすようになった
これまで、錦糸町・秋葉原にある二つのホテルを利用しました。
まだホテル暮らしを始めて数か月しか経っていませんが、そんな中でも私の中に生まれた小さな変化があります。それは「1日1日を、大切に過ごすようになった」ということ。
賃貸物件で一人暮らしをしていたころは、退去日などの「住まいの終わり」が決まっていない生活だったので、1日1日をどう暮らすか、など考えたこともありませんでした。
けれども今は、「あと10泊しかこのホテルにいられない」というタイムリミットが明確にあります。すると「もう少し街を探索してみよう」「ラウンジに行って、どんな人がこのホテルに滞在しているのか見てみよう」「花をここに飾って、よりよく過ごせるようにしよう」など、このホテルだからできることを、考えてやってみようという気になったのです。
大げさかもしれませんが、日々を消費しないで生きるようになりました。
洋服やコスメなど、形あるモノにお金をかけて消費するよりも、目に見えないこうした「経験」という価値にお金を払いたい。そうしていると、日々自分をアップデートできている気がするんです。
*
次回以降はホテル暮らしを始める前に山ほどあった荷物をどうやって整理し、処分したのか。室内での過ごし方や収納のコツ、仕事の仕方、お金のこと……など、さまざまな視点からホテル暮らしのリアルを綴っていきたいと思います。
それでは初回はこのへんで。今後ともどうぞ、よろしくお願いいたします!
初期費用も家具・家電もいらない「goodroomホテルパス」
月額6.98万円から、全国400以上のホテルやTOMOSのマンスリーマンションに「定額」で自由に住み替えできるサブスクサービス「goodroom ホテルパス」がスタートしました。
初期費用も不要、家具・家電も不要で、思いついた日から気軽に新生活がスタートできます。
新しい暮らし方の選択肢に、ぜひ加えてみてください。
text : RISA IWATA
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出典: goodroom journal
記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)
デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。
インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。
おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom
goodroom journal
https://www.goodrooms.jp/journal/
goodroom journal 暮らしの実例
https://www.goodrooms.jp/journal/?cat=101
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