CULTURE & LIFE
©さくらももこ
©さくらプロダクション
スープに恋するあの子が向かうのは、『ちびまる子ちゃん』のふるさととして知られる静岡県・清水。FUDGE FRIENDの田中真里奈さんは、学生時代にはスープ専門店で働いていたほどの生粋のスープ好き。旅も料理も、自分の“好き”をちゃんと選びたいタイプです。そして、もうひとつの大好きは、さくらももこの世界。
そんな彼女が今回訪れたのは、「ちびまる子ちゃん」の作者・さくらももこが生まれ、《野菜をMOTTO》がつくられている清水。実はこの2つが出会いコラボレーションパッケージが誕生したのだとか。お気に入りのスープがさらに特別な存在になった今、あの街に行かずにはいられない! スープに恋する小さな旅のはじまりはじまり。
Index
ずっと来てみたかった港町・清水!

久々のひとり時間。ずっと来てみたかった静岡県・清水にやってきた田中さん。「初めて訪れたんですけど、この街、好きだなって思いました。」
街の至るところで見かける“あの子”の顔


駅に降り立ち、街を歩き始めると、すぐに目に飛び込んでくる、愛らしいさくらももこのイラストレーション。そう、これこそがここに来たもうひとつの理由。
清水は、作家・さくらももこさんの生まれた場所。つまりここは『ちびまる子ちゃん』のふるさとでもあるのです。なんとなく、まるちゃんを意識して、今日は赤い色のベストでおめかし。ワクワクしながら、清水の街へ足を踏み出しました。

“特別なスープ”のお店〈モンマルシェ 清水本店〉に!

駅から少し歩くと、目の前に広がる巴川(ともえがわ)。『ちびまる子ちゃん』の作中にも出てくる、あの川。物語の中で登場する“川田さん”みたいに、川釣りを楽しむ人たちの姿もちらほら。初めて来たはずなのに、どこか懐かしい気持ちになるから不思議。
そして、川の向こう側に見える白い建物、あれが今日の目的地〈モンマルシェ 清水本店〉。《野菜をMOTTO》のスープが生まれる場所です。

川沿いを歩いて、たどり着いた〈モンマルシェ 清水本店〉。扉を開けると、まず目に飛び込んでくるのは、カラフルなスープたちが彩る、市場みたいな光景。木箱のような什器にずらりと並ぶ、鮮やかなパッケージの商品は、まるで色とりどりの野菜そのもの。見ているだけでワクワクしてどれにしようかな、と悩む時間すら楽しいはず。
《野菜をMOTTO》は、“もっと毎日に手軽に野菜をとりいれてほしい”という想いから生まれたブランド。カップスープは電子レンジで1分温めるだけなのに、国産野菜の美味しさと栄養をぎゅっと詰め込んでいて、世代を問わず大人気なんです。
「こんなにたくさんの種類があるのは本社も併設された旗艦店ならでは!」と田中さんも大歓喜。
お目当てのスープ見つけた! 限定の『ちびまる子ちゃん』パッケージ

今回、ここでどうしても手に入れたかったのが、国民的作品『ちびまる子ちゃん』と《野菜をMOTTO》のコラボスープ。鹿児島産じゃがいもとベーコンと5種類の野菜たっぷりを使用した「具沢山のポトフスープ」や北海道産皮つきかぼちゃの「ほっこりスープ」、北海道産とうもろこし・スイートキッスの「つぶつぶたっぷりポタージュ」などなど、人気のラインアップを特別パッケージで販売しているのです。
パッと見ただけで笑顔になってしまうほどチャーミングな、さくらももこさんらしい朗らかなタッチのイラスト。“まるちゃん”、“たまちゃん”、おじいちゃんも…誰もが知っているキャラクターたちが、お気に入りのスープをさらにあたたかな存在へと変えてくれます。
自分用にはもちろん、「これ、あの子も好きそう!」と友達の顔が自然と浮かんできて、気づいたら手土産用にもどんどん買い物カゴに。
さて、お待ちかねのスープ時間。巴川を眺めながらゆったりと。

本日は特別にお店でイートインさせていただけることに! 田中さんは、自身のスコーンブランド〈bid bake〉も手がけていて、食へのこだわりは人一倍。「スープをよりおいしく楽しむための相棒を連れてきちゃいました」と、特別に手づくりのスコーンを持参していました。今回は「北海道産『レッドビーツ』と根菜ごろごろ濃厚ボルシチ」をいただきます。
やさしい湯気にのって広がる野菜の香り。国産野菜の旨みが詰まったスープに素朴な甘さのスコーンはもちろん相性抜群です。
「ボルシチは玉ねぎの甘みがしっかり感じられて、ごろごろ入った野菜と柔らかいお肉がうれしいスープ。栄養豊富なビーツが手軽に摂れるのも魅力的に感じました。清水ののどかな風景を見ながら味わうスープは格別ですね。」
※通常は店舗での飲食はできません
地元の喫茶店でも“野菜をMOTTO”!


〈モンマルシェ 清水本店〉をあとにして、清水の街をぶらぶら。ふと目に留まったのは、ショーケースに『ちびまる子ちゃん』のグッズが並ぶ喫茶店。店先から漂うコーヒーの香りに、すっと引き寄せられる。コーヒーが大好きな田中さん、これは入らずにはいられません。


昭和50年にオープンした〈羅比亜(ラビア)〉は、地元の人たちに愛され続ける清水駅前の老舗喫茶店。さくらももこファンの間では、『ちびまる子ちゃん』の「みんなでフランス料理を食べに行くの巻」に登場する洋食弁当のモデルはこのお店にあったものではないか?なんて噂もあるほど。
ショーケースに飾られたまるちゃんたちのグッズを眺めていたら、2代目店主・山ノ下奈々子さんが優しく声をかけてくれた。「いや〜大好きで。さくらももこさんも“まるちゃん”も。やっぱり私たち清水の人にとって、さくらももこさんは特別なんですよ」そして、『ちびまる子ちゃん』の登場人物のモデルになった同級生がふらりと来店することもあると教えてくれました。そう聞くと、ここがまるちゃんの世界と地続きの場所なんだなとじんわり実感が湧いてきて心がじーんと熱くなります。

そこで店主さんに、『ちびまる子ちゃん』と《野菜をMOTTO》のコラボスープを見せると「かわいい!そんなのがあるんですか?!」と、大興奮。田中さんが「よかったら、ぜひおひとつどうぞ」と笑顔で差し出すと店主さんは驚きながらも、嬉しそうに手に取って「実は《野菜をMOTTO》のスープ、私もすごく好きでよく食べているんです。地元発のブランドで、国産野菜を使っていると聞いて応援したいなあって。でもまさか、まるちゃんとコラボしているなんて知りませんでした!いいんですか、本当に?かわいすぎます!」
そんな店主さんにも、《野菜をMOTTO》を味わってもらい感想をいただくことに。選んだのは鹿児島産じゃがいもとベーコンと5種類の野菜たっぷり具沢山の「ポトフスープ」。山ノ下さんお味はいかがですか?

「うん、やっぱり本当に美味しい。私、調理師学校で学んでいたので、食についてのこだわりはけっこう強いんです。だから普段、レトルト食品ってあまり食べないんですよね。でも、以前知り合いが《野菜をMOTTO》をくれて、試しに食べてみたらものすごく感動して。まず、このゴロゴロっとした大きな野菜。カップスープでこんなに贅沢な食感って、なかなかありません。味つけも優しくて、ちゃんと野菜本来の味がわかる。手軽なのに、ちゃんとしてるので子供にもよく食べさせるんですよ。」

さらに、山ノ下さんのお話は続きます。
「しかも国産野菜を使っているんですよね? 私もお店で出すパフェのフルーツや料理で使う野菜は、なるべく静岡県産もしく国産を使うようにしていて。お店にいつも飾っている薔薇も清水のバラ農園から仕入れているんですよ。」
そういったこだわりが感じられるせいか、ここに訪れるお客さんはみんなドリンクだけでなく、食事やデザートも楽しんでいる様子が目立ちます。
食材へのこだわりと、地元の恵みを大切に思う気持ち。それはまさに《野菜をMOTTO》のスープ作りにも通じるもの。「清水の人って、あたたかいですね。」と田中さん。

そろそろ食べたくなってきた? 《野菜をMOTTO》はオンラインでもゲットできる!

そろそろ、あなたもスープが恋しくなってきたのでは?《野菜をMOTTO》は全国の店舗でも一部取り扱いがありますが、オンラインでも気軽にお取り寄せができます。さらに嬉しいことに、静岡市のふるさと納税返礼品としても選べます。清水の魅力を感じながら、特別なスープ時間を楽しめるのもポイント。この時期は、お歳暮やお年賀として大切な人へ贈るのもおすすめです!
「常温保存がきくので贈り物としても選びやすく、そのままレンジで温められるところが他にはない魅力。安心できる素材で作っているので、小さい子供から大人まで安心して食べられるところもいいですね。」と田中さんも太鼓判!
カップのままレンジで1分温めるだけ。忙しい日の味方としてストックしてもよし、ちょっと贅沢したい日のご褒美にしてもよし。もちろん、大切な誰かへの贈り物にもぴったり。国産野菜のおいしさをぎゅっと閉じ込めた一杯、そろそろあなたのもとにもいかが?
▶︎『ちびまる子ちゃん』×《野菜をMOTTO》コラボレーションスープをチェックする

information:
お問い合わせ先:モンマルシェ株式会社
TEL:0120-285-530
野菜をMOTTO オンラインショップ:https://yasaiwomotto.jp/onlineshop
Instagram:@yasai_first
〈モンマルシェ 清水本店〉
住所:静岡県静岡市清水区本町1-7
時間:10:00〜17:00 土曜・日曜・祝日休
TEL:054-352-5515
〈コーヒー&レストラン 羅比亜〉
住所:静岡県静岡市清水区真砂町1-15
時間:8:30〜17:00 日月定休日
TEL:054-364-8181
Instagram:@rabia_shimizu
※店舗では野菜をMOTTOの販売はしていません
photograph_wacci
model_Tanaka Marina
edit & text_Yanase Rei
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