「京都の味・イノダコーヒを、東京でも」【甲斐みのりの隙間の時間】 | コラム | カルチャー & ライフ | FUDGE.jp

CULTURE & LIFE

 「イノダコーヒ」のレモンアイスがおいしいと教えてくれたのは、京都の喫茶店「六曜社」でドーナツを作る美穂子さん。それからというのもの、朝食セットや、サンドイッチ、スパゲッティを繰り替えし選んでいた中に、レモンアイスが加わった。

 午前中の早いうちから、東京駅近くの出版社でクリスマスの取材を受けたあと、30分だけと決めて「大丸東京店」に寄り道。8階の「イノダコーヒ 東京大丸支店」で、仕事を離れた束の間の時間を過ごす。午後から別の場所で仕事があって、腰を落ち着けてはいられない。そんなとき、のんびり口に運べば溶けてしまうアイスクリームは、ちょうどよかった。

 レジで会計を済ませながら、物販コーナーに並ぶポットが、ふと目に入る。京都から東京に住まいを移し16年。上京しても、毎朝起きがけに湯を沸かすとき、京都での暮らしを思い出せるように。そう思ってイノダコーヒのポットを使い始めてから、今のですでに3代目になる。朝だけでなく、一日に何度も湯を沸かす日もあるから、ポットの口の下が焦げ付いてしまい、5年ほどで水が漏れてくる。そのたびまた、同じ物を買い直してきた。

 3代目のポットも、そろそろ口の下が危うい。ちょうど少し前に買い替え時期かなあと考えたばかりだった。これから移動することを考慮しても、京都から持ち帰るより東京で求めた方が都合がいいだろうと、4代目に手を伸ばした。3代目までは小さなサイズにしていたけれど、4代目は大きなサイズを選ぶ。

 レジの後方に置いてあった、トートバッグもともに購入。これから根を詰めての取材が始まるので、資料を持ち運びするのにちょうどいいサイズ。イノダコーヒの黄色い手提げ袋を左手で持ち歩く間、右肩に下げた重い荷物も苦にならず、足取りも軽く感じられた。

イノダコーヒのポット。左が3代目で、右が4代目。


イノダコーヒのトートバッグ。

オレンジ色の手提げ袋。

「イノダコーヒ 東京大丸支店」で食べた、レモンアイス。それからミルク入りのコーヒー。


8階にある「イノダコーヒ 東京大丸支店」は、窓からの眺めもいい。

 

FUDGE CHOICE

  • サムネイル
    PR
    人気3都市で見つけたUNIQLO J...
  • サムネイル
    PR
    今日も明日もふたりの足元は...
  • サムネイル
    PR
    ふたりを支える《 BERING(ベ...
  • サムネイル
    PR
    《Barbour(バブアー)》のバ...
  • サムネイル
    PR
    梅雨や夏のレジャーに大活躍...
MORE MORE
サムネイル
PR
人気3都市で見つけたUNIQLO JEANSスナップーTOKYO編―【シルエットで選ぶGOODデニム①】
サムネイル
PR
今日も明日もふたりの足元は《 Timberland(ティンバーランド) 》
サムネイル
PR
ふたりを支える《 BERING(ベーリング) 》の素敵な腕時計 ~DIFFERENT TEMPOS, SAME “BERING ” WATCH.~
サムネイル
PR
《Barbour(バブアー)》のバッグはブリテッシュガールの相棒 !A Barbour bag is A British girl’s Go-to.

PRESENT & EVENT

サムネイル

編集部から配信されるメールマガジンやプレミアム会員限定プレゼント、スペシャルイベントへの応募など特典が満載です。
無料でご登録いただけます。