CULTURE & LIFE
少し前の話になりますが、福岡で神社めぐりをしました。
今年の梅雨はのんびり屋さんで、6月後半になっても、福岡はなかなか梅雨入りしませんでした。
例年、福岡三大祭りの一つ「祇園山笠」の追い山が終わると、梅雨が明けると言われているので、それを見越して予定をしたのに、あいにくの雨模様になってしまった今回の旅行です。前回泊まってとても気に入ってしまった「bbb haus」に泊まる目的で計画していたので、「雨の糸島もいいかな」と、前向きな気持ちで2泊3日の旅行が始まりました。
東京は曇り。上空に行けば、富士山がこんなに綺麗にみえました。夏の富士山、雪もほとんどなくて、美しい姿が映えます。福岡へのルートでは、A側の席から、このように富士山が見えます。
御朱印帳を持って
今回は、九州最北端にあるという「和布刈(めかり)神社」をお参りします。福岡空港からレンタカーで1時間30分くらいに位置していて、おなじみの地名では門司港の近くです。カーナビとの相性も良く、スムーズに和布刈神社に到着です。和布刈神社は関門海峡の真下にあり、交通の要所の神様として信仰されてきた神社で旧暦の元日に目の前の海からワカメを刈り取りお供えをするという神事が行われています。授与所にはワカメも並んでいます。

あまりに自然に現れて、一度通り過ぎてしまいました

この近さで見上げる関門海峡はとてもダイナミック

和布刈神社の御朱印
お参りも終わり、食事もかねて、門司港レトロへ向かいます。車を止めて、門司港レトロを散策。少し雨が降っていたので、人も少なく、色が綺麗に見えます。

旧門司港税関。レンガ造りのクラシカルな建物は素敵ですね。
そして、ランチはお寿司にしました。「海人(かいと)」さんというお寿司屋さんです。日替わり(なんと1,000円)などもありますが、ちょっと奮発して2,000円の特上寿司をお願いしました。運ばれてきたお寿司を見ると、「うそみたい!」です。

左上から時計回りに、鯵、中トロ、チヌ、鉄火巻き、うに、ふぐ、炙りサーモン、イカ
これに、小鉢、茶碗蒸し、お野菜の天ぷら、あおさ赤だし付きで、2,000円です。
ホテルのチェックインまで、少し時間があるので、糸島の神社へ寄り道をすることにしました。
門司港レトロ
海人(カイト)
あのグループの聖地と言われる糸島の神社
続いてわたしが目指したのは、「櫻井神社」です。福岡藩二代目藩主黒田忠之公が創建されたという社殿は歴史を感じます。櫻井神社は、神直日神(かむなおひのかみ)、大直日神(おおなおひのかみ)、八十枉津日神(やそまがつひのかみ)で、八十枉津日神(やそまがつひのかみ)は災厄を司り、神直日神(かむなおひのかみ)、大直日神(おおなおひのかみ)は災厄をお祓いする神様ということです。不思議ですね、災厄を司る神様とそれをお祓い清める神様が祀られています。3人の神様は、伊弉諾命(いざなぎのみこと)が黄泉(よみ)の国へ、伊弉冉命(いざなみのみこと)会いに行き、そこで授かった子供達ということもあり、あらゆる縁を結ぶ、「縁結び」のご利益があると聞きました。
御朱印は、左が櫻井神社、右が大神宮です。大神宮は、ご祭神が天照大御神(あまてらすおみかみ)と豊受大御神(とようけのおおみかみ)で伊勢神宮から分祀を受けています。今回は、大神宮へはお参りできなかったのですが、緑が深く、とても厳かで、良い気が流れている雰囲気をひしひしと感じました。車がないとなかなか行きづらいのですが、機会を作ってでもお参りしたい神社です。
なぜ、糸島が「嵐の聖地」と呼ばれているかというと、実は、「櫻井神社」の他に、「二宮神社」「潤神社」があるからです。何年か前の航空会社の広告で「光の道」が有名な「宮地嶽神社」も福岡にあるので、ファンだったら、全てを回ってみたくなるのでしょうね。

櫻井神社

二見が浦遥拝所(ふたみがうらようはいしょ)
【縁結・夫婦円満の神】
櫻井神社
http://sakuraijinja.com/index.html
そして、福岡市内の神社へ
昨年のこの時期にも福岡にきていたため、「筥崎宮」から夏越し祭りの案内が来ていて、人形「形代」(かたしろ)も同封されていたので、本堂で家族の名前を記入し、息を三回吹きかけて、納め箱へ収めてきました。一年の健康を祈って。こちらは、筥崎宮の御朱印。筥崎宮は、開運勝利の神とも言われていて、境内にはソフトバンクホークスの必勝祈願の絵馬が飾られています。9月には「放生会(ほうじょうや)」という福岡三大祭りの一つがあり、このお祭りはその歴史からも、私は福岡のお祭りの中で、一番好きなお祭りです。
筥崎宮
https://www.hakozakigu.or.jp/index.html
そして、筑前國一宮「住吉神社」へ向かいました。住吉神社は博多駅に近く、行きやすい神社です。7月30日からの名越大祭に向けて、すでに茅の輪が設置されていたので、茅の輪くぐりもしてまいりました。そして、御朱印が、期間限定バージョンで、すでに紙に準備されてる状態でしたが、ありがたくいただいてまいりました。カラフルで、茅の輪も書かれていて、なんだか可愛らしい御朱印で、これは、いい記念になりました。
筑前國一宮「住吉神社」
http://chikuzen-sumiyoshi.or.jp/
*
text:Lulu
◆こだわり女子のモノコトWebマガジン「PeLuLu」より
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